北海道に入った日の夕方…
道北エリアに入った。
目的はイトウ。
釣行期間の6月前半は、
イトウのベイトとなるトンギョ(トゲウオ)の遡上期と重なっており、
イトウの活性は異常に高いという。
釣り場のいたるところでイトウのボイルが見られた。
今回でイトウ釣りは4度目…
トンギョの時期に訪れるのは初。
自分の中で、
イトウは鱒というよりも、鯰・雷魚・鱸…
イトウは鱒というよりも、鯰・雷魚・鱸…
時と場合により、様々な魚種と重なって見えることがあった。
道北に到着してからの2日間…
オガケン教授と共に全ての川を見て歩き、
川…魚…そして、
イトウ…
目に映るモノ全てを観察し続けた。
オガケン教授曰く、
イトウ釣りは数学。定義が分かればすべて解けるのだとか…
イトウ釣りは数学。定義が分かればすべて解けるのだとか…
河原に響き渡る捕食音…
観察していると、
トンギョの群れではなく、上流から流れてくるウグイが襲われている…
ウグイのサイズに合わせたルアーを結んだ。
食うとすれば、あそこ…
少し身構えながら放った一投目だった…
ラインにテンションをかけドリフト。
ボイルしていた箇所を通過した瞬間…
…ドッパーーーン!!!
炸裂音と同時に、イトウが水面を割った。
大きな波紋が立ち、
ジワジワとエルホリ70が絞りこまれていく。
突っ込みと同時に、
ズシリ…と、伝わる重量感。
大きな波紋が立ち、
ジワジワとエルホリ70が絞りこまれていく。
突っ込みと同時に、
ズシリ…と、伝わる重量感。
流れに乗られないよう、
魚の進行方向をコントロールし、浅瀬に誘導していく…
暴れ狂うイトウ…
何度も突っ込みとローリングを繰り返した。
そして遂に…
魚の進行方向をコントロールし、浅瀬に誘導していく…
暴れ狂うイトウ…
何度も突っ込みとローリングを繰り返した。
そして遂に…
101cm
22lb弱(10.4kg)
自分の中で目標としていたサイズのイトウ。
まさか釣れると思っていなかった。
手足が…
全身が震えた。
まさか釣れると思っていなかった。
手足が…
全身が震えた。
タックルデータ
Rod:TULALA エルホリゾンテ70(プロト)
Reel:シマノ スピードマスター200
Line:PE4号+ナイロンショックリーダー60lb
Lure:ima サスケ95SS壱(オガケンカラー)
Line:PE4号+ナイロンショックリーダー60lb
Lure:ima サスケ95SS壱(オガケンカラー)
写真撮影後、
水中で魚体を支えてやると、ゆっくりと力強く泳ぎ去っていった。
出逢うことができて良かった。
無事に還っていってくれて本当に良かった…
しばしの放心状態。
言葉にできない達成感に包まれながら、
イトウの住む川を後にした。
自分自身、イトウ釣り歴は浅く、
決して偉そうなことを言える立場ではないですが、
イトウ釣りの未来は釣り人のマナーにかかっていると思います。
これからも、
彼らの住む世界とイトウ釣りのできる環境があってほしいものです。
イトウの住む川を後にした。
イトウは弱りやすい魚。
ファイト時に相当な体力を消耗し、酸欠状態に陥りやすいのか、
釣り上げた後の写真撮影時には、
トラウトによく見られる、目が上がった状態になりやすいようだ。
トラウトによく見られる、目が上がった状態になりやすいようだ。
エラにフレッシュな水を通してやれば、徐々に復活するが、
基本的に蘇生には時間を要するという。
極力水中から出さず、写真撮影は手短に済ませた。
自分自身、イトウ釣り歴は浅く、
決して偉そうなことを言える立場ではないですが、
イトウ釣りの未来は釣り人のマナーにかかっていると思います。
これからも、
彼らの住む世界とイトウ釣りのできる環境があってほしいものです。
ガイドして頂いた、
オガケン教授、本当にありがとうございました。