2015年3月30日月曜日

エルホリ70テスト…琵琶湖

先週末は一年ぶりに琵琶湖へ…
目的は開発中のTULALA エルホリゾンテ70のテスト。

バス釣りにおける、使用感・パワーテストなど、
試したいことがいろいろあったため、琵琶湖に出向いた今回。

立ちこみ・陸っぱり…いろいろな釣り場をランガン。

様々なシチュエーションでテストしてみました。




バイブレーションや大型クランクなどの巻物系、
スコーンやチャター、ラバージグ、テキサスリグ、ビッグベイト…

様々なルアーでテストしましたが、個人的に抜群の使用感でした。


エルホリ70に関しては最初から作りたいものが見えており、
現段階でも十分に満足できる状態なのですが、まだ少し足りない部分が…


修正したプロトが近々あがってくる予定です。


最近、お問い合わせを頂くことの多いエルホリ70のキャストウェイトについて…

エルホリ70で想定しているのはキャストウェイトは6~100g。
中型ミノー~3ozクラスのビッグベイトまで幅広くキャスト可能。
特化型ではなく、ヘビーバーサタイルといったかんじです。

バス釣りにおける使用で照準を合わせたのは「琵琶湖のロクマル」ですが、
オーバー過ぎないパワー設計のため、40~50クラス相手でも楽しんでファイトしていただけるかと思います。




ぶっとい巨鯉もヒット…尾鰭にスレ掛かり。

ロッドテストには丁度良い相手でした。笑

2015年3月17日火曜日

El Horizonte70 テスト釣果報告。

TULALA エルホリゾンテ70



過去の紹介記事↓



現在テスト開発中のTULALAなのですが、
海外でテストしてもらっていた友人たちから釣果写真が届いておりますので、
少しご紹介させていただきます。



先ず最初は、一人で旅に出ていたゆうちょん。


今回は一人でタイ~マレーシアを旅して回り、釣りはタイのカオレムダムへ。

カオレムでネイティブシャドーを狙ったり、小物釣りを楽しんだとのこと…






乾季のカオレムダム…
釣りの方はシブかったみたいですが、最終日にシャドーをキャッチ!


タックルデータ

Rod:TULALA El Horizonte70(プロト)
Reel:シマノ スコーピオン201
Line:PE4号+ショックリーダー60lb
Lure:FishingEZ レオパードフロッグ45



自分も過去、同じ時期のカオレムに行ったことがありますが、
良い魚のバイトは朝夕のチャンスタイムに数回のみ…非常に難しかったのを覚えています。

基本的にボートから岸際を流し打っていくスタイルになりますが、
タイで主流のジャンパー系、ペラ系フロッグの岸際流し打ちにおいても、
着水点~ボート際までキッチリとルアーをトレースすることが可能です。

キャスト精度の要求される呼吸打ちにも最適です。










いろいろな魚に会ってみたい…
というわけで持っていった、ベリタス40も活躍したみたいです。

上から…

サルウィンナイフ
プラーコッカン(レッドテール・ミィスタス)
プラーチョン・グーハウ(コブラスネークヘッド)
プラーレッ(ジャイアントグラミー)




旅の模様はゆうちょんのブログにて、
そのうちUPされると思いますのでお見逃しなく…




ゆうちょん、お疲れ様~




お次は広島のシンちゃん・ショウくんからの釣果報告です。

1ヶ月間、完全自己開拓でパプアニューギニアに挑んだ二人。

首都のポートモレスビーでは、有名な窃盗団・ラスカルに襲われそうになったり…

行き着いた釣り場では、現地で雇ったガイドが逃亡。

クロコダイルの潜む川をカヌーで漂流…24時間遭難。

何度死にかけたかわからん…とのこと。


近年、治安がさらに悪くなってきているというパプアニューギニア。

出国してから1ヶ月、まったく連絡がとれなかったのでリアルに心配したけど、
帰国日、成田に到着して直ぐに連絡が…


二人とも無事に帰ってきてくれてよかった。




















釣りの方は実質1日しかできなかったみたいですが、目的のバラマンディをキャッチ!

シンちゃんおめでとう!!!




この魚を釣る前、
漁師たちがワラビー狩りに行くと言い出し、ボートを降ろされ強制的に陸っぱり…

良いスポットまで距離があり、EH70の遠投性が活きた瞬間だったとのこと。


バラマンディ以外にも、

パシフィックターポンやストライプスネークヘッドなどなど…

様々なルアーを駆使し、いろいろな魚をキャッチ!


タックルデータ


Rod:TULALA El Horizonte70(プロト)
Reel:USシマノ CURADO301
Line:PE5号+ショックリーダー70lb
Lure:ビッグミノー、ジグ、フロッグ…etc











海でも少し釣りをしたみたいですが、
ライトジギング・ライトキャスティングでバラクーダやハタをキャッチできたとのこと。

何を狙うかわからない、行き当たりばったりな釣り旅…

コンセプト通り、EH70も活躍してくれて本当に嬉しい限りです。




二人共、お疲れ様でした。


暖かくなり、釣りモノが増え出すこの時期…

今後も国内・海外でみっちりテスト予定です。

2015年3月13日金曜日

2015年国内初釣行。



南米から帰ってきてすぐ…

瀬戸内のとある波止場に立った。



静かな2月の波止場…

釣り人も少ない…

水中にエサ取りも居ない…



朝一から竿を出すも、
アタリも無く、のんびりとした時間が流れる…



カタカタカタカタカタカタ…


奴等はいつも唐突にやってくる…


静かな堤防にクリック音が鳴り響く…



アワセを叩き込むと同時に竿が絞り込まれた。

ズシリと構え、魚を根から引き剥がす…

強烈な引きに耐えていると巨大なコブが浮上!






Tackle

Rod:TULALA エルホリゾンテ86
Reel:SHIMANO カルカッタコンクエスト400+怪魚ハンドル(ストレートver)
Line:PE10号+フロロリーダー130lb
Rig:ブッ込み仕掛(20号錘+石鯛針17号)+貝類・甲殻類



使用ロッドは、TULALA エルホリゾンテ86

九州地方に多い溶岩帯の荒磯で、
中~大型のクエやハタをキャッチするために作られたスペシャルモデル。

TULALAブランクス特有のネバリは勿論、ロッド全体に硬さとハリを持たせてあるため、
根に潜ろうとする魚の軌道をずらし、釣り師にとって有利なファイト展開へ持ち込むことが可能。

遠慮いらずなラフなファイト、重量級の魚を強引にリフトできるので、
自分の中ではコブダイ用スペシャルロッドと化してます。笑




同行者も立て続けで同サイズをキャッチ!

厳つい風貌…

強烈な引きが魅力的なコブダイ。

強烈なファイトの末、
巨大な頭が水中から飛び出した瞬間は何度見ても迫力アリアリ…

釣れた2本のコブダイはリリース。

満足のいく2015年国内初釣行となりました。



追記…

3/14日…コブダイに会いに再び瀬戸内へ。




開始早々、良いコブダイをキャッチ!




午後の部にも期待したが後が続かず…

アタリもこの1本のみ。

オカバ、マリ子さん、お疲れ様でした。

2015年3月12日木曜日

南米釣行2015 …ありがとう…



今回の南米釣行で回った国は3ヶ国。

ブラジル~ガイアナ~ベネズエラ

国、文化、人種、言葉…全て違った。


困ったのは言葉の壁…


スペイン語圏のベネズエラでは、
意思の疎通がまったくできず、困る場面が多かった。


ヘコむこと、
上手くいかないことがあっても常に前向きに…

常に笑顔で行動した。

言葉は通じないが、笑顔は共通。

常に笑顔で挨拶。

笑顔を絶やさなければ、誰かが助けてくれる…



1ヶ月という短い期間だったが、
その中でたくさんの人に助けてもらった。

ネグロでご一緒したTERUさん、水口さん、タケさん。
今回の遠征に協力してただいた日本のみんな。


そして、
南米での一ヶ月をご一緒させていただいた、いたるさん。


ほんと感謝しても感謝しきれない。


















Obrigado!Thank you!Gracias!

みんな本当にありがとう。

2015年3月11日水曜日

南米釣行2015ベネズエラ編 その4…カラカス…






ベネズエラの首都・カラカス
海抜800メートルに位置し、高層ビルの立ち並ぶ大都市。

予定より早くカラカスに着いてしまったため、
出国までの3日間、カラカスでのんびりと過ごした。




休日になれば露天が並び、広場ではイベントが行われている。

気温も25度前後でカラッとした天候…非常に過ごしやすい。






カラカス市内…
セントロ付近にある、自然科学博物館。











市民の憩いの場…ロス・カボス公園に隣接しており、
近くには国立美術ギャラリーや現代・近代美術館なども…

入館料は無料。

時間があれば行ってみるとおもしろいかも…




ビルの間を飛んで行く、ツガイのアラーラ(コンゴウインコ)。

もっと至近距離で見られたけど、手元にカメラが無く撮影できなかった…




町の外れに点在する、ランチョ(貧民街)。

こういった場所では犯罪発生率が特に高いという…

トラブルに巻き込まれたくなければ、近づかないほうがいいだろう。

うっかり迷い込まないように…


警戒しつつ、入国したベネズエラ…

物価は安く、飯も美味いし、
女性はみな綺麗…

過ごしやすく、非常にいい国だった。



ベネズエラ出国後、
なが~い空路が待っている…


ベネズエラ・カラカス→アメリカ・マイアミ

アメリカ・マイアミ→アメリカ・ダラス

アメリカ・ダラス→成田

成田→伊丹



オーバーブッキング。

いたるさんのバズーカがロストバゲッジ…*後日無事到着。


いろいろなトラブルに巻き込まれつつ、
二日後には無事帰国することができた。

2015年3月10日火曜日

南米釣行2015ベネズエラ編 その3…アスー再び…



本流域でロイヤルパボーンを狙った後、
向かったのは少し下流側のラーゴだった。


このラーゴは全体的に浅く、水温はお湯のように温かった。


水系的に見てテメンシスとオリノセンシスがいるため、
ひょっとしたら一発大物も…

期待で胸を膨らませ、ジョーペピーノを投げる…

しかしイマイチ反応がない…


何が違うのだろうか…

試しにミノーでスローに攻めるとアタリがあった。

ひょっとしたら、もしや…


スピナーベイトを結びキャスト!

ミディアム~スロー気味な速度で巻いてくると…


…ガツン!!!




シクラ・オリノセンシス/Cichla orinocensis

ネグロで釣ったものと同種だが、模様の出方が少し違う…




ルアーは出国間際にバクシンさんに作っていただいたモノ。

対大型魚スピナーベイト・グランジャー

大型魚用に強化されたワイヤーとフック。
重量バランス・コンパクトなシルエット的にも、止水のラーゴでは非常に使いやすかった。




この日の状況と釣り方がハマったのか、
いたるさんと二人、パボーンのラッシュが始まった。




タイの釣り友達、ディアウ&メイミーが作ってくれたスピナーベイトでも…




ここまでで釣れたのはオリノセンシスのみ…

テメンシスは一体何処にいるのか…

大きな倒木が絡むエリア…


ブッシュの奥の奥にグランジャーをキャスト。
倒木の際をトレースした瞬間だった…


ドン!!!


…強い衝撃と同時にロッドが絞りこまれた!

水面を切り裂くライン…

魚はボートの真下に突っ込んでいく…


何度も繰り返される突っ込みに耐えていると、大きな頭が浮上!


いたるさんがボガでガッツリ掴んでくれた。




シクラ・テメンシス/Cichla temensis

いるとは聞いていたけど、
まさか出るとは思わなかった…というのが正直な感想。笑

オリノコ水系にもたくさんの支流が存在するが、
ひょっとしたらそのどれかにこいつらの楽園が…

次回の楽しみが広がる1本だった。




もっと釣りしたいけど、帰り移動のことも考えると時間がない…

名残惜しいが、この魚がベネズエラ最後の魚となった。