2016年7月20日水曜日

文月…タガメの棲む里山。




タガメの棲む里山。


新しい生命の誕生まであと少し…


稲に産み付けられた卵を守るのはお父さんの役目。

孵化するまでの間、常に寄り添って卵を守る。

卵が乾かないよう、たまに水をかける姿も…




水田の片隅で見つけた雄にカメラを近づけると、前脚を開いて威嚇してきた。

ゴメンよ…驚かせてしまって。

2016年7月12日火曜日

エルホリ70でボートロック!




九州・長崎のハタゲーム。

昨年、長崎にお邪魔した際に入江さんからお話を聞き、
この釣りに興味を抱いたのが最初。

つい先日、長崎にお邪魔させて頂いた際、
入江さんからのお誘いがあって挑戦する機会に恵まれた。

ショアから狙うには少しタイミングが早かったというのもあって、
急遽ボートから狙うことになったのだけれど、
遂に念願だった釣り&魚に挑める…そう思うと楽しみで仕方なかった。




ボートからのロックフィッシュゲーム。メインターゲットはアカハタ。




お世話になった遊漁船の船長に比較的浅い根をメインを流して頂きましたが、
常に何かしら魚からの反応があり、誰かの竿が曲がっている…
そんな良い状況の中でハタゲームを楽しむことができ、豊穣な長崎の海に癒やされた今回。

*写真はハタ&イサキをボコボコに釣っていた松原ムツミ氏。




釣りの模様は「週刊つりニュース西部版・7月15日号」に掲載予定ですので、そちらでチェックお願い致しますm(__)m




今回の釣りの中で試してみたかったのがエルホリ70でハタゲーム…

底物系の釣りでの使用も想定し、開発を進めていたモデルのため、
南方系のハタ相手に使えるかどうか、個人的にも気になる部分だった。

この記事ではそちらのテスト模様を少しご紹介させて頂きます。





エルホリゾンテ70…ハタゲームの第一人者でもある入江さんにテストしていただいたところ、オフショアハタゲームで必要な「ちゃんと曲がって食わせる!」「ハタの強烈な引きを止めて浮かせる!」を、きっちりとこなせるロッドとのこと。ロックフィッシュ等、底物系の釣りも視野に入れて開発を進めていたため非常に嬉しいお言葉。入江さんと一緒に釣りをさせていただくのは今回が初めてでしたが、大型のハタをサクサクとキャッチされる様は非常にスマートでカッコ良く、「流石…!!!」の一言でした。入江さん、刺激的な釣りを見せて頂きありがとうございます!




エルホリ70にて入江さんがキャッチされた大型のアカハタ。プロポーション抜群で非常に羨ましいイッピキ。ヒットルアーはフラッシュテンヤ(37g)+ブレードにホグワームを装着したユニコーンラビットリグ。




ヘビーバーサタイルベイトという表現がしっくりとくるエルホリゾンテ70。ティップ~ベリーがしなやか。しかしバットは強靭。抵抗がかかるとすんなり入ってくれるティップのおかげで、違和感なく魚に口を使わせることができ、しなやかだがハリのあるティップ~ベリー、そして強靭なバットパワーのおかげで、瞬時に魚を根から引き剥がすことが出来る。




コチラも良型のオオモンハタ。なかなかのファイターでヒット後は強烈な突っ込みを繰り返し、釣り人をアツくさせてくれる。入江さんはアカハタ、オオモンハタ以外にもカサゴやオニカサゴ等もキャッチ。

7フィートというレングスの関係上、ショアからだと使えるシチュエーションが限定されてしまうこともあるが、オフショアの釣りにおいては万能選手。テキサスやジグヘッドなどのワーミングは勿論、プラッギング、ジギング、インチク、などなど。専用設計のロッドには叶わないが、状況に応じて幅広い釣りに対応できるように設計。




今回の釣りにおける自分のタックルセッティングについて、ラインシステムはPE2号+フロロショックリーダー25~30lb。使用したルアーはシンゾーベイト4インチの1オンステキサスリグ。当日は潮の流れが早く、1オンスクラスのシンカーを用いても底がとりづらい状況。しかし重くすると今度は根掛かりが多発してしまう。釣り方的には底をとってから大きく跳ね上げさせ、再度底をとり、少し浮かせて漂わせる…コレの繰り返し。潮流を利用して流しながら探りを入れていく、広範囲を探れて根掛かりも少ない。今回のような状況では丁度良いセッティングだった。




シンゾーベイトのテキサスリグ。シンゾー本来の使い方とはちょっと違うのだが、抵抗の少ないボディ形状のシンゾーは障害物に対する抜けも良く、広範囲をスピーディーかつ、時にタイトに探ることが出来た。また、この時釣れた魚の大半がシンゾー4インチと同サイズのベイト(魚)を吐き出しており、マッチ・ザ・ベイトという部分に関しても違和感無かったと思う。
今回のようなシチュエーションではメタルスライダーと組み合わせて使うことが多いのだが、リアクション狙いの釣りにシンゾーテキサス…状況によってはありかもしれないと思ってしまった今回だった。

大型魚ばかりでなく、小型魚とも遊ぶことが出来るというのもこの竿の開発テーマの一つ。今回自分が釣った魚は大きくても30センチ台とサイズは伸びなかったがアカハタやカサゴなど…多くの魚と遊ぶことができた。近所のチョイ釣りでも十分に使えて、大型がヒットしても問題なくキャッチできる。自分が求めていた竿の理想系…妥協せず作って良かった。そう心から思えた今回のテスト釣行でした。


ご一緒させて頂いた皆様、お疲れ様でした。
そしてお誘い頂いた入江さん、本当にありがとうございましたm(__)m

2016年7月6日水曜日

アユカケのち、ヤマノカミ。




TULALAイベントラッシュで週末はバタバタしておりますが、
最近は出張に絡めて釣り&ガサに勤しんでおります。笑

先ずは先々週のこと。

S.O.LさんのTULALAイベント終了後、
小島さんと一緒にガサ網片手にとある小河川へ!

狙いは…アユカケちゃん!

川の中に点在するブッシュを探っていくと、
可愛いアユカケが次から次へと網の中に入る。





5~6センチ程だろうか、
昨年は大型のアユカケを釣りで狙ったため、出逢うことができなかったサイズ。

非常に嬉しい。





カッコ可愛いカワアナゴなんかも…

同じ所で捕れるのだけれど、
底が泥だとカワアナゴ。砂地だとアユカケが入る。





アユカケ以外にもヨシノボリやウキゴリなどなど、
他魚種の姿も見ることができ、とても楽しい一日となった。





*観察後はオールリリース。

小島さん、ありがとうございました!


そして先週末。


かめや釣具・長崎戸町店さんのイベント終了後、
エクストリームなメンツで夜の水辺観察へ…

車を走らせ、
やってきたのはとある小河川。

水中をライトで照らしていくと…





今年も逢えた!ヤマノカミ!!!





有明海に注ぎ込む流入河川にしか生息しないカジカの一種。

この魚…やっぱりカッコええ。





ヤマノカミは年魚。

季節的にまだまだ小さいのだけれど、
短時間で多くのヤマノカミを見つけることができた。


*観察後はオールリリース。


観察会に参加して頂いた皆さん、お疲れ様でした。


アユカケ・ヤマノカミ共に、
近年は生息数が減少傾向にある希少種。

こういう魚を追いかけているといつも思うことだけれど、
彼らは環境の変化にとても敏感であり、
生息環境に人間の手が入ると、彼らはアッと言う間に姿を消してしまいかねない。


これからも彼らの姿が見れるように…

いつまでも彼らの住める環境があってほしいものです。