2015年4月27日月曜日

古都の小渓流にて…

先週末、日曜。

今年初渓流へ…


山間の人里近くを流れる小渓流。


遡っていくと、次から次へと良いポイントが見えてくる…




滝壺や淵…

ルアーを打ち込めば、
パーマークに赤い朱点が美しいアマゴ達が飛び出してくる。








アマゴ以外にもカワムツやアブラハヤなどもチラホラ。

身近にこんな場所があったことにビックリ…




今回使用したポルタメント170。

渓流のトラウトから漁港のロックフィッシュまで…

幅広く使える、TULALAの4ピーススピニングモデルです。

持ち運びも楽なので、バスや電車など公共交通機関を利用される方にもオススメ。

5月初旬頃には店頭に並ぶ予定です。




最高なロケーションと綺麗な魚達に癒やされた一日。

案内していただいた武部さん、ありがとうございました。

2015年4月21日火曜日

一文字

先週末の日曜日。

徳島の水郷地帯にてタナゴ探訪。


林さん案内の元、とある小場所水路へ…

小場所なもので竿はプロトのベリタス20/30を使用。

餌は赤虫。


魚影はかなり濃いらしく、ポイントに到着後、
仕掛けを入れると直ぐに反応が…




初物のイチモンジタナゴ!

イチモンジが釣りたくて、
いろいろなところに遠征を繰り返していたけど、やっと出会うことが出来た!




体型はタナゴに似るが、体高は低い。
魚体側面入る青緑色の長い縦筋。これが和名「一文字」の由来。




別個体、小型のイチモンジ。

婚姻色が出て、薄っすらとブルーに染まる魚体が美しい。
個体数が少ないとのことだが、今回は4匹のイチモンジに出会うことができ大満足。




大好きなシロヒレタビラ!

婚姻色の出た美しい個体は初めてやったもので、個人的に嬉しすぎるイッピキ。




婚姻色の出た雄は魚体は青水色を基調としたメタリック色になり、
腹底部から臀鰭にかけて黒色。

腹鰭先端部と臀鰭外縁半分が白色に染まるのが、和名「白鰭」の由来。




別個体、小型のシロヒレ。

先週まではシロヒレが好釣だったとのことだが、
群れが移動してしまったらしく、数は非常に少なかった。




お次に飛び出したのはタイリクバラタナゴ。

いつ見ても美しい…




タイバラの魚影は最も濃かった。


タイバラ、シロヒレ、イチモンジ、ヤリ、カネヒラ…

1箇所で5種類のタナゴが飛び出し、

次は何が飛び出すんやろ??

…そんなワクワク感が味わえる、素敵な釣り場でした。






林さん、楽しい時間をありがとうございました。

2015年4月11日土曜日

春の女神…誕生の瞬間。

先週に引き続き、ギフチョウを探して車を走らせた。
今回出向いたのは地元・京都。

 
10数年前…
 
この場所で何度もギフチョウを探したことがあるが、当時は見つけることができなかった。
 
一眼レフ片手に山道をひた歩き、彼らの住む雑木林を目指す。
 
 
 
 
雨は止んだが、天候は曇り。風も強い…
 
今シーズン動けるのは今日がラスト。
 
 
 
 
今日は飛ばないだろう…でもひょっとしたら…
 
 
 
 
僅かな希望を胸に抱き、その瞬間を待つ。
 
雲の切れ間から木漏れ日が差した時だった。
 
 
目の前のカタクリの横で何かが揺れる。

思わず息をのんだ…
 
 
 

春の女神誕生の瞬間…
 
ギフチョウの羽化が見れたのは初めて…感動的な光景だった。

あのギフチョウはもう飛び立っているだろうか…
 
 
 
 

また来年…この場所に再び会いに行ってみたいものです。

2015年4月6日月曜日

春の女神…ギフチョウ


先週末のこと…

土日は天気が崩れる予報だった。


当初予定していた釣りには不向き。

代案として考えていた釣りも川が洪水につき、
釣りができないということで釣行はキャンセルとなった。



この時期になると、とある「いきもの」を思い浮かべてしまう。




ギフチョウ

学名:Luehdorfia japonica

本州に広く分布するが、生息は局地的。
環境破壊や里山の荒廃により絶滅した地域も見られる。

幼虫期の食草はミヤコアオイやヒメカンアオイなど。
成虫になるとカタクリやスミレ、サクラ類の花に吸蜜するため飛来する。

名前の由来は最初の採集地域が岐阜県だったことに由来する。

アゲハチョウを小さくしたイメージの蝶。
成虫期は短く、春先に一時的に姿を現し、パタリ…と姿を消す。
その可憐な姿から、春の女神と称されることも多い。

写真は中学生時代、数ヶ所の地域で採集したギフチョウの標本。
この頃は生息地に行きさえすれば、観察することはそれほど難しいものではなかった。

生き物好きだった親父の影響もあり、幼少期の頃から昆虫が好きだった自分。
今から10数年前、この時期になるとギフチョウを探し、二人で野山を走り回っていた。




予報が変わり、土曜日は晴れのち曇り…


急遽、春の女神に会いに行ってみることにした。


この地に向かうのは11年ぶりだろうか…

微かな記憶を頼りに、車を走らせる。

昼過ぎにはカタクリが自生し、過去にギフチョウと出会ったことのある、場所に辿り着いた。


そこは山間部…

人里近くの雑木林。

カメラ片手に林道を歩く…

あの頃と変わっていない。




ギフチョウの飛来するカタクリの花はあちらこちらで咲いている。




白化変種の白いカタクリも見られた。


気温が比較的高く、無風。…ギフチョウを観察するのに好条件だった。

太陽の光が照りだした瞬間、春の女神は何処からとも無く現れることが多い。


見晴らしの良いひらけた場所でカメラを構え、ギフチョウが飛び出すのを待つ…



……

………

…………

……………


時折、ヒオドシチョウやシジミチョウの姿は見られるが、本命の姿は…


気温の下がる夕方…望み薄ではあるが息を殺して、その瞬間を待つ。




薄暗くなるまで待ち続けたが、その姿を見ることはできなかった。




春の女神…ギフチョウ。

近いうちにもう一度、カメラ片手に会いに行ってみようと思います。

2015年4月5日日曜日

今期初モノ。

暖かくなり、彼らも浮き出すこの時期…
 
至近距離での睨み合い…
 
キスバイトして様子を計ってくる。
 
焦らし焦らされ…
 
音もなくフロッグが吸い込まれた。
 
 
 

 
 
緑青々、カバー生い茂る時期が恋しい…