2014年12月24日水曜日

黒コブ

昨日は休日…
というわけで、釣り場にトンボ返り。笑



開始早々にラインが走る…






暴れ狂いながら姿を表したのは、黒々としたコブダイ。






Tackle

Rod:TULALA エルホリゾンテ86
Reel:SHIMANO カルカッタコンクエスト400+怪魚ハンドル(ストレートver)
Line:PE10号+フロロリーダー100lb
Rig:ブッ込み仕掛(20号錘+伊勢尼14号)+貝類・甲殻類



この一本からアタリは無く、無の時間だけが流れる…







たま~に反応があると餌とりのこの子達。



午後からは開拓!
とある波止場でピンクの巨体がウロウロしているのを発見。


いろいろ試してみたけど、反応することなく姿を消した…

その後も何度か姿は見えるも、午前中の一本のみ。






年明けの海外から帰国したら、再び開拓に行こうと思います。

2014年12月22日月曜日

波止場に潜むモノ

コブダイ…





前々から釣りたいと思っていた魚の一つ。


何度かフカセ釣りで狙ったことはあるけど、
釣れたのは小型のみ…


このコブダイ…


瀬戸内ではとくに多いらしく、
水深があり、捨て石やゴロタの入っている波止場なら、
大体どこにでも居着いているという…

フカセ釣りやブッコミ釣りの外道としてヒットし、
強烈な引きで仕掛けをぶち切って行く…



…波止場に潜む怪物…



いつもはフカセで狙っていたけど、
今回はやり方を変え、ブッ込み釣りで狙うことに…



仕掛けは20号の中通し錘を用いたシンプルなもの。

撒き餌はアミエビとグレ・チヌ餌。

食わせ餌は貝類や甲殻類などなど…いろいろ用意してみた。



堤防の際に食わせ餌をブッ込み、錘がスタックしないところに仕掛けを配置!

そして周囲に撒き餌を適度に撒いておく…



あとはコブダイが寄ってくるのを待つだけ…



置き竿のため、
クラッチをフリーにし、クリック音が鳴るよう設定。

もしもの時のことを考え、今回は竿にリーシュコード装着!
竿を持って行かれないよう、餌バッカンと繋いで万全体制で待機。笑



そして待つ!



…しばらくすると…



カタカタカタ………




きた…



クリック音が鳴り響き、
凄い勢いでラインが出だした!



食い込んでいると判断し、即座にアワセを叩き込む。



ズシリ…



竿を介して伝わる重量感。



次の瞬間、凄まじい突っ込み!



足元は捨て石だらけのため、
フルにテンションをかけ、魚を止めにかかる…


足元から強引にリフトすると、赤黒いコブが浮上!


水面で暴れ狂うコブ!


強引にコチラを向かせ、ネットイン!



よっしゃぁぁぁ!!!






厳つい面構え…突き出た赤黒いコブ…

コレ釣りたかったんよな~ほんと嬉しすぎる!!!






ロッドはTULALA エルホリゾンテ86を使用。

中型のハタ・根魚用ベイトロッドとして誕生したこのモデル。

九州などに多い溶岩帯エリアでの使用を想定しており、
魚を根から瞬時に引き剥がすための強靭なバットパワーを持ちあわせているため、こういった釣りでも活躍してくれます。






リールはシマノ カルカッタコンクエスト400+怪魚ハンドル(ストレートver)を使用。


Tackle

Rod:TULALA エルホリゾンテ86
Reel:SHIMANO カルカッタコンクエスト400+怪魚ハンドル(ストレートver)
Line:PE10号+フロロリーダー100lb
Rig:ブッ込み仕掛(20号錘+伊勢尼14号)+貝類・甲殻類




その後はパッタリ…

寒空の下、時間だけが過ぎる。

そして終了間際。

竿を片付けようとすると、ラインが走りだした。笑






可愛らしいコブダイ!

コブダイは成長すると性転換する魚。産まれた時は全てメスらしい…

コブが少しずつ出始めている…ギリギリ女の子?かな。笑



強烈な引きが魅力のコブダイ釣り。
個人的にはメチャクチャ面白い釣りでした…笑

協力していただいた方々に感謝です。






コブダイのコブは、プニップニッ!

意外と柔らかく、癒しの感触でした。笑

2014年12月8日月曜日

広島河川大鱸

先週末は広島へ…


広島河川のコノシロ付きデカシーバス。


ほんとは去年に行く予定やったけど、
海外遠征と被ってしまい、一年後に持ち越しとなっていた…

釣行当日まで、
シンちゃんが毎晩のように川の様子を見に行ってくれていた。

シンちゃんの直前情報によると、
コノシロが抜けるかどうかギリギリのところらしい…


金曜日の仕事終了後、
釣具を車に放り込んで、広島に乗り込んだ!



一夜目。



シンちゃん、ショウくんと合流!

シンちゃんの釣り仲間の方々に協力していただき、
有望ポイントに入れていただけた。


未体験の干満差を体験しながら竿を振る…


振る…

振る……

振る………


しかし反応は薄く、数回アタリがあっただけ…


夜が明ける一歩手前まで投げ続けたけど、
この日は何も起こらず終了。



二夜目。



この日は気分を変えて別のポイントへ。


コノシロ付きではなく、イナッコ追い回しの個体を狙う…


潮位を見計らって立ち込む…


最初は反応無だったが、
潮位が下げ出すと同時に少しずつ生命反応が…


そうこうしていると一本釣れた!


ここからは頻繁にアタリが…



エエ感じやなぁ…



奥の奥に入れて、


…流す…


良さ気なところで…グン!!!



きたぁぁぁぁぁぁ!!!


暴れる魚を流芯から引き剥がし、強引に寄せる…






よっしゃぁぁぁ!!!


イナッコ付きハチマル。


目標のコノシロ付きでは無いけれど、
シーバス経験の浅い自分にとっては、十分に嬉しい一本でした。






この魚の後、一旦陸へ上がってシンちゃんと作戦会議。

ラストはコノシロ付き一発大型を狙おう!

ということで最後のポイントへ移動~



潮位的に見てラスト30分。


早々と準備を済ませて、シンちゃんと川に入った。


潮位が下がり、少しずつ流れが早くなる…


食うとしたらアソコ…


綺麗に流しこんで、テンションを張った瞬間…



…グン!!!


食った!!!



フッキングを叩き込み、流れの中から強引に引きずり出す…

掛かりが浅かったため、ヒヤヒヤのファイトやったけど無事にキャッチ!






よっしゃぁぁぁ!!!

太く綺麗な魚…本命のコノシロ付き。






この個体…写真撮影前にコノシロを吐き出した。






それにしても綺麗な魚や…


みんなのおかげで穫れた魚。

…協力してくれた友人のためにも穫れてよかった。


今回ガイド~全てにおいてお世話になった、シンちゃん。

寒い中、付き合ってくれたショウくん、津田くんに感謝!

協力していただいた広島の皆様、ありがとうございました。

2014年12月5日金曜日

リオ・ネグロの魚達

リオ・ネグロで出会った魚達…





Hoplias malabaricus

タライーラ


タライロンとは別種で、それほど大きくならない。
みんなが口を揃えて馬鹿魚…と言うだけあり、ルアーに何度も何度もアタックしてくる。

タライロンに比べると迫力は劣るけど、個人的に古代魚的風貌が好きな魚。












一度タライーラのラゴアに当り、タライーラが無限爆釣!

何度もジャンプし、小さくても力強いファイトで楽しませてくれた…のは良いけど、
ルアーがいくつも浸水させられた…

居るところに行けば金太郎飴状態…
ルアーがいくつあっても足りない…そんな魚だった。笑





Astronotus ocellatus

オスカー


観賞魚店などでよく見かける有名魚。
流れの緩いところに潜んでいて、小型ルアーに果敢にアタックしてくる…
引きの方も意外と強い。

模様・体色も個体によって様々で…トゥクナレ同様見ていて飽きない。
昔飼育していたこともあり、個人的に好きな魚。





Acestrorhynchus falcatus

ヴェーワ

トーピードパイクカラシン…どこにでもよくいる魚で、ルアーにも果敢にアタック!
持ち前の立派な牙でプラグに穴を開けてくる…

トゥクナレ・アスーのベイトとなっており、
巨大なアスーがジャンプし、ヴェーワを追いかけ回す姿を何度も見ることができた。





Pellona castelnaeana

アッパッパー


淡水域に生息するニシンの仲間。黄金ターポン…笑
流れの中に潜んでおり、群れに当たるとガンガンアタックしてくる…
食べても美味しい。笑




Pseudoplatystoma tigrinum

スルビン・カパラリ


タイガーシャベル系のナマズ。現地では食用高級魚として市場によく並んでいる。
とあるラゴアでタライラーの切り身をブッ込んでいたら勢い良くラインが走った。






観賞魚店やメディア等ではカラパリという名で通っていることもあるけど、
カパラリをどこかでカラパリと間違えてしまったのがその名の由来らしい…笑





Potamotrygon motoro

淡水エイ・モトロ


毒々しい模様の淡水エイ。
夜の暇つぶし…ナマズのブッコミ釣りで外道として釣れた。

淡水エイは砂地のシャローにとても多い。

尾の付け根に毒針があり、刺されるととても危険…
とても攻撃的で釣り上げると毒針を振り回して威嚇してくる。






ガイドのジェットリオも小さい頃に足を刺され失神…
大変なことになったことがあるらしく、
シャローに入水すると…「ムイットペリゴ!」…とても危険だ!と強く注意してきた。

奥地で刺されると近くに病院などない…とても危険なので、
砂地のシャローでの入水時は要注意!


…と、初回ネグロで出会えた魚種は意外と少なかった。

釣りたかったブラックアロワナやブラックピラーニャとは出会わず…

まだまだ魚種豊富なアマゾン…


年明け…まだ見ぬ魚達に会いに行ってきます。

2014年12月4日木曜日

ピラーニャ・マニュエリ!

リオ・ネグロで釣れたピラーニャの写真を少しだけ…





Serrasalmus manueli

ピラニア・マニュエリ


ピラーニャはどこにでもいて、
竿先で水面を叩くとどこからともなく現れる…


エサをいれるとカツン!カツン!…っと硬質なアタリ。


引き上げると、エサの魚は切り刻まれ無残な姿に…


ピラーニャ釣り中は、
間違えても手だけは水中に突っ込んだりしたくないな~…と思う。


でもピラーニャ…
意外と臆病な魚やったりするんやけどね。









ポッパーでドッカンドッカンやると、
どこからともなく現れ、アタックしてくる。

小さくても引きは意外と強い…






日没間際の夕飯調達。笑

最初に釣ったピラーニャを切り身にして、必要分を釣っていく…

ボート上に上げると、カシャカシャと顎を動かしながら暴れ狂うので、
釣り上げると同時に顎砕きは必須!






顎をニッパーで切り落とすか、ペンチで掴んで逆方向にひと捻り!






チビピラ…

カワイイけど、自慢の立派な顎でシャキシャキ。

なめてると痛い目にあいます…






アマゾンではトゥクナレと並んで主食だったピラーニャのスープ…
ピメンタを適量入れて、ファリーニャと一緒にいただく。

淡白なピラーニャの身に、ピリリと辛いピメンタ…
パンチが効いてて、かな~りイケます。

2014年12月3日水曜日

リオ・ネグロのトゥクナレ

ピーコックバス…現地名:トゥクナレ


アマゾン、リオ・ネグロ。


このブラックウォーターの大河には…




シクラ・テメンシス(Chichla temensis)

トゥクナレ・アスー
*左:アスー型 右:パッカ型




シクラ・オリノセンシス(Cichla orinocensis)

トゥクナレ・ボーボレータ




シクラ・ニグロマクラータ(Chichla nigromaculata)

トゥクナレ・ポッポッカ


三種のトゥクナレが生息している。


ネグロのルアーフィッシングにおいてメインターゲットとなるのは、
三種類の中で最も巨大化するトゥクナレ・アスー。

強烈な炸裂音・水柱と共にルアーに襲いかかり、
強烈な引きとジャンプで釣り人を魅了する…

他の二種はアスーほど大きくならないが、
元気でエキサイティングなファイトを繰り出し、釣り人を楽しませてくれる。
体色も色彩豊かで美しい…


トゥクナレは同種でも住んでいる川や地域、
水の色・潜んでいる場所によって体色や模様も様々…
個人的には見ていて飽きない。










































 











どれがどの種類かわかるかなー??笑












トゥクナレは現地でポピュラーな食用魚の一つ。

マナウスの魚市場では、毎朝たくさんのトゥクナレが所狭しと並んでいた。






オッパ…












アマゾン野宿中の食料もツクナレ!

一番美味しいと言われるトゥクナレ・ボーボレータがメイン。


バルセロスの漁師・釣りガイドもトゥクナレ・アスーは神聖な存在としており、
決して食べようとしない…

魚の扱いに関しても巨大な個体には特に慎重。
完全に回復し、泳ぎ出すのを待って、浅瀬でリリース。

これはカワイルカに食べられないため。






トゥクナレの刺し身。

ブラジル人が「醤油とワサビもあるぞ!」と言ってくれたけど、
…出てきたのはマスタード。

醤油はちゃんとしたキッコーマン。笑


虫がいないか気になったけど、メチャクチャ美味かった。
次回はワサビ持参で行きたいと思う。笑