2016年11月27日日曜日

2016年度ビワナマガイド。

2016年度ビワナマガイド終了。

釣り人の増加と共に数を減らしつつある河川のオオナマズ。




観察できる個体数は年々減ってきておりますが、
たくましく生き続けている姿を見ることができホッとした…というのが正直なところ。

そして、今年も数々のメモリアルな瞬間に立ち会うことができて良かった。




それぞれのストーリーに関しましては、
個々のブログにて記事更新して頂いているのでリンクさせて頂きました。




ショータ君ブログ

↓↓↓





関口君ブログ

↓↓↓





セーヤ君ブログ

↓↓↓




遠方からお越しいただいたのに、
状況悪く苦戦を強いられてしまった方々はほんと申し訳ない…

今回に懲りずにまた宜しくお願いします!


ご参加頂いた皆様、ほんとにお疲れ様でしたm(__)m

2016年11月16日水曜日

大切なお知らせ。

この度は私事につき恐縮ではございますが、2016年10月をもちまして、エクストリーム社を退社させて頂きましたことを、この場をお借りしてご報告させていただきます。




私自身が釣り業界に携わるキッカケとなった人物であり、心の恩師、小川健太郎氏との初めての出会いは自分がまだ高校生の頃でした。顔合わせをして間もない頃、小川さんの口から聞いた「初めて釣ったイッピキの価値」。最初はその言葉の意味が分からず、誰よりも多くの魚が釣りたい。また誰よりも大物を求めてしまう釣り人でした。TULALAブランドが始動してからはTULALAスタッフとして、小川さんと共に日本各地を釣り歩き、時に海外に飛び出すことも。数釣りでも記録狙いでもない…初めての魚に出会えた喜びと感動。ただ魚を釣り上げるということ以上に、それに至るまでのプロセスを楽しみ、魚を追いかけることについつい夢中になってしまう自分がいました。「初めて釣ったイッピキの価値」この喜びはアマゾンのピラルクも近所の小川のメダカも自分の中では同じ。まだ釣ったことのない魚やワクワクの数だけ楽しみがある。





今思えば、今の自分の釣りの原点は小川さんのあの言葉であり、今日の自分があるのも後輩として、時に弟分としてよく面倒を見てくださった小川さんと、今日まで関わってくださった皆様のおかげです。

お世話になったエクストリーム社、そしてTULALAというブランドを離れることになりますが、大好きな釣りという遊びを通して伝えていきたいこと。釣りという遊びに関わる仕事をする上で自分自身がどうしていきたいのか。誰の意見でもなく、今後、自分自身のライフワークの中における釣りとこれからの生き方を考えた上で選んだ道であり、最終的に自分自身が下した決断です。
今日まで関わりを持っていただいた皆様、ひとりひとりにご挨拶できなかったことをどうかお許しください。

TULALAと共に歩んだ6年間の中で釣り人として、また人間として成長できた貴重な時間や経験、応援していただける多くの方々との出会いは自身の中で決して消えることのない貴重な財産であり、共に成長してきたTULALAというブランドを、今後も応援する立場であることに変わりはありません。




今日までお世話になって皆様への感謝の気持ちを忘れることなく、新たなステージに向かって一歩づつ前進していきたいと思います。
こんな私ではございますが、これからも暖かく見守って頂けましたら幸いです。皆様、本当にありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いいたします。


ペスカトーレ中西

2016年11月7日月曜日

八重山釣行!仲間川カヤックフィッシング!



西表島二日目(実釣最終日)。

この日は仲間川でカヤックフィッシングの予定。

前日は風が強かったけれど、この日は無風。

天候にも恵まれた気持ちのいい朝だった。


朝一にガイドの国分さんが宿まで迎えに来てくれ、大原港でsammieと合流。

この釣りに参加するためにわざわざ朝一の船で西表に来てくれたのだった。




これまで体験程度でしか乗ったことのなかったカヤック。


石垣の岡田さんに紹介して頂き、
今回はマングローブジャックの国分さんにガイドをお願いしました。

↓↓↓






朝一のチャンスタイム。

本命魚を求めて小型ポッパーを結んで釣り開始!

キャストが決まれば面白いように水面が割れる…




可愛いサイズやけどお初なミナミクロダイ。




ポッピングに元気に飛び出してくれたのはギンガメッキ!

などなどいろいろな魚たち遊んでくれるのだけれど、
岸際やブッシュ際を狙い打ち込むも、飛び出してくるのは別の魚たちばかり…

居ればチェイスが見えたりするはずやけど…

マングローブの最奥??それとも??

とにかくキャストを続けた。

そして、
岸際の岩場の際にルアーが着水し、ワンアクション目のこと。


…バシュッ!!!


でたっ!


なんだ…??チヌ??


強引に寄せてきて、目の前で姿を現したのは…




今回の本命魚テッポウウオ!

キャッチした瞬間、「よっしゃーーー!!!」と叫んでしまった。

名前通りの習性を持つこの魚。

口から水を飛ばして餌となる虫などを打ち落とし捕食することで有名だ。

国内では西表島にしか棲息していないとされている。

過去に東南アジアで釣ったことあるがそれとは別種。

どうしても国内で釣ってみたい魚の一つでもあった。




この後も数度狙う機会があったが、
出逢えたのはこの一匹のみ。

運がよかったな~

めちゃくちゃ嬉しいイッピキだった。












イッピキだけ雰囲気の違うチヌが釣れた。

ミナミクロダイとナンヨウチヌがいるらしいけれど、どっちなんだろう??

違いがイマイチよく判りません…笑




魚が溜まっているエリアではおかっぱりも…










帰りは良さげなポイントのみを狙い打っていく。

潮が上げ始めており、時折強烈なボイルも…

ジャックやメッキの活性は高そうだ。




最後に入ったゴロタエリアでは今釣行で最大のジャックが飛び出した!




お気に入りのチャートマレオを丸呑み…

ギュンギュンと元気に走り、楽しませてくれた。


Rod:TULALA ポルタメント170
Reel:セルテート2506フィネスカスタム
Line:PE0.8+フロロ8lb+バクシンスナップ#0
Lure:ウッドベビーポッパー・ヤバイチュッパミニ・マレオ






今回カヤックで釣りをしたのは初めてでしたが、
一言でいうとめちゃくちゃ面白い!笑

釣り人の目線が水辺に近いというのもあり、非常にエキサイティング。

魚をはじめとする生き物との距離も近く、
もっと身近に自然が観察できるというのもカヤックフィッシングの魅力かな~

ガイドの国分さんも優しくてめちゃくちゃ良い人でした。

カヤックの基本は勿論、ポイントのこと、魚のこと。
丁寧に教えて頂けるので、カヤック初心者の方にもオススメです!



ガイドして頂いた、
マングローブジャックの国分さん、ありがとうございました~!!!

このために石垣から駆けつけてくれたsammieもお疲れ様&ありがとう!

これにて、
5泊6日のバタバタ八重山釣行終了~!!!

また行きたいな~

いや、近いうちにまた行こ♪

2016年11月6日日曜日

八重山釣行!西表ライトゲーム!



石垣に来て四日目。

この日は早朝の船で西表島に渡った。

石垣港から40分程ぐらいで西表で今回の拠点となる大原に到着。

レンタカーを借り、目的の釣り場を目指した。




野生動物の多い西表島では全域40キロ規制。

イリオモテヤマネコと車の衝突事故は深刻で、
今年は現時点で6件と過去最多を記録したという…

カンムリワシやセマルハコガメ等も事故に巻き込まれるそうで、
速度の出しすぎ注意の看板をいたるところで目にする。

もし行かれる方がいれば、
スピードの出しすぎ・野生動物の飛び出しには十分にご注意お願いします。


この日は基本的にノープラン。

当初はテキトーに淡水域でも回ろうかと考えていたのだが、
急遽、タイミングよく西表に来ていた仲間と合流することになった。


大学の研究で西表に滞在中の井上くん。

自分が石垣に居ることを知り、西表に渡る前に声をかけてくれた。

去年のフィッシングショーOSAKAでわざわざ会いに来てくれ、
今度関西で釣りしよう!と約束していたけれど、
彼との初釣りが西表になるとは思いもしなかったな~笑

GTやマグロなど海のオフショアのイメージが強かったけれど、
最近はいろいろな釣りにチャレンジしているみたいで様々な魚に興味があるという。

なんだか面白くなりそう…笑

上原付近で井上くんと合流し、釣り場を目指す。


河口域には広大なマングローブ地帯が広がり、
如何にも…といった雰囲気だ。

川を遡ると雰囲気が変わっていき、
純淡水域に入ると同時に大岩が点在し、渓流の様なロケーションに変わる。


さて、何が釣れるかな??


流れ落ちの真下にルアーを送り込むと…




本州だとヤマメが釣れそうな流れの中から飛び出してきたのはミキユー。

かわカッコいい見た目が堪らなく、何度釣っても嬉しい!




トップにも好反応だが、 
レンジを入れてやるとガンガン釣れ続く…




イワナが潜みそうな岩裏や淀みから飛び出してくるのはこの子。

井上くんがキャッチした良型のカーシビこと、ゴマフエダイ。

海外ではマングローブジャックと呼ばれ、人気の高いターゲットだ。




サイズが良かったというのもあり、テンション上がった。

汽水のイメージやけど、こんな川の上流まで上がってきてるんやね~




井上くんも初ミキユーをキャッチ!




自分にも良型のマングローブジャック!!!

流れの中をギュンギュン走り回ってくれ、なかなか楽しませてくれた。




Rod:TULALA グリッサンド77
Reel:セルテート3000
Line:PE2号+フロロ16lb+ボンバダスナップOvo#2
Lure:ポッピー・マーゲイ・ビーフリーズ78LB




夕マズメは井上くんの案内で河口域にてライトゲーム。

上げ潮のタイミング…

ポッパーでボコボコやると、水面が面白いように炸裂!














ロウニンメッキ・オニヒラメッキ・バラクーダなどなど。

日没間際まで水面は割れ続けた…





釣り終了後、
井上くんと別れてからは一人ヤシガニ探し。

アダンの防風林をライトで照らしていくと…


ガサッ…!!!


…!?…


おった!!!





可愛いサイズやけど、ヤシガニ捕獲!




ヤシガニ…カッコええ~

見るのは初めてではないけれど、
自然の中にいる姿を見れてちょっと感動。

*観察後はリリースしてあげました。




西表島初日。

初場所開拓なもんでどうなるか不安やったけど、
魚影も濃く、魚が素直に反応してくれる…

魚釣りって本来こうだよね??

そう思える場所だった。


一緒に下調べしてくれ、
釣り場開拓に付き合ってくれた井上くん、本当にありがとう!

次は関西でご一緒しましょう!!!




釣りできるのは明日が最終日。

あの魚に出逢えるかな…??

宿で釣りの準備を済ませ、眠りについた…

2016年11月5日土曜日

八重山釣行!石垣ランガン!




石垣島三日目。


この日は以前からお誘い頂いていた、
岡田さんとの釣行・ガイドしていただく予定。

早朝に岡田さんに宿まで迎えに来ていただき(朝早くからすんません。)、
釣り場に向かって車を走らせていただく。

この日は悪天候で朝からジャジャ降り…

河川メインのため、
あまりにも降られると増水&濁りで釣りができなくなってしまう…


不安になりながらも車で釣り場をランガン中のこと…


おったぁぁぁーーー!!!




道路をトコトコ歩いていたのは、
国の天然記念物・セマルハコガメ。

幼少期に図鑑で見て、憧れた存在だった。

近くで観察できてめちゃくちゃ嬉しい!




夏場はよく見かけるけれど、
今時期は雨が降らないと厳しいかも…

そんな話を聞いていたけれど出逢えてよかった!

雨のおかげかな…??笑


セマルハコガメとの遭遇で話が脱線してしまったが、
南西諸島は海も豊かだが、淡水域(一部汽水域)にも魅力的な魚たち棲息している。

中でも今回釣りたかったのは、
南西諸島に生息するハゼの一種・タメトモハゼ。

大きいもので30センチを超え、
ルアーを積極的に追い、トッププラグにも果敢に反応する。


この日はまだ釣ったことのないタメトモハゼをメインターゲットに、釣り場をランガンして頂くことに…


最初は小型トップで攻め、
反応が薄いと小型ワームのジグヘッドでフォローをいれてやる。


タメトモハゼからのバイトは数回得ることができたのだけれど、
キスバイトのみでフックアップならず…


状況的に食いがシブかったみたいだけれど、
口が小さく、基本的に針掛かりしにくい魚のようだ。


どうしても姿が見てみたい…


岡田さんの提案で午後からは餌で狙ってみることに…


ルアーで狙える範囲はルアーを投入するも、やはり反応は薄い…


「ここは居そうですね…」


岡田さんに教えて頂いたのは、
キャスト不能なブッシュの先に見える水溜りだった。


ブッシュの隙間にロッドを突っ込み、餌を落とし込んでいくと…


着底と同時にラインが走る!

ちょっと間をおいてアワセをいれる!


グングンッ!!!


感触的に本命だ!


しかし、
抜きあげる際にラインが手前のブッシュに絡まった!


そして魚は落ちた…


あああああっ…!!!


今の絶対に本命や…


気を取り直して再度仕掛けを投入!


グングンッ!


またきたぁぁぁ!!!


落とせば落とすだけアタリがあるのだけれど、
ブッシュに阻まれて魚を落としまくり…

こんだけ魚掛けて落としたし、場所も荒れたかな…??

岡田さんに手前の枝を払って頂き、再チャレンジ。


グングングンッ…!!!




よっしゃぁぁぁぁぁぁ…!!!

手にすることができたのは本命・タメトモハゼだった。

南西諸島の魚に興味を持ちだしてから、
この魚のことばかり考えて過ごしてきたもんで、めちゃくちゃ嬉しかったな~

その後も同ポイントで2~3匹のタメトモハゼをキャッチしたのだけれど、
少し地味なメスばかり。

どうしても美しいオスが見てみたい!

少し場所をずらして仕掛けを投入すると…




ヒットしたのはオスのタメトモハゼだった。






濁り水から飛び出す美しい魚体…

ついつい見惚れてしまった。

念願だった極美タメトモハゼ。

出逢うことができてめちゃくちゃ嬉しかったな~


タメトモハゼが釣れるまで付き合って頂いた岡田さんにほんと感謝です!


この後もランガンガイドして頂くのだけれど、岡田さんのガイドは凄かった。

普通の人はスルーするような、こんな場所に…??

そんなマニアックな小場所を全てチェックされており、
その引き出しの多さにコチラも驚かされまくりでした。



お昼過ぎになり天候も持ち直してきたのでランガン再開!




「危機一髪」ポイントではホシマダラハゼ!

この魚がトップにチェイス&バイトする姿はやっぱりかわゆい…笑

この日は少しシブかったみたいですが、
派手なバイトありーのダブルヒットありーの楽しい釣りでした。




かわいらしいゴマフエダイも遊んでくれ…




まさかの水溜りパシフィックターポン!



夕マズメは岡田さん秘蔵。

デカミキユーポイントをランガンして頂けることに…




Rod:TULALA トラベルキャスト200
Reel:セルテート2506フィネスカスタム
Line:PE0.8+フロロ12lb+バクシンスナップ#0
Lure:小型ポッパー・小型ワーム・餌…etc


着水~数アクション目にバイトすることが多く、スレやすいミキユーは一投目が肝心。

数匹のミキユーをキャッチでき満足していたが、
最後の最後で岡田さんにドデカいのがバイト&キャッチ!




計測すると45UP…

今まで見てきたミキユーと全くの別物だった。

衝撃的すぎるイッピキ…

ポンと訪れて釣れる魚じゃないと思うけれど、
居るのであればやっぱり釣ってみたい!

恐れ多いですが、課題が一つ増えました。笑


この日の釣りの模様は岡田さんのブログでも紹介されると思いますので、
岡田さんブログも要チェック!

岡田さんブログ・ナイチャーの石垣島釣り日記(永住?編)

↓↓↓

http://rise1980.ti-da.net/







念願だったタメトモハゼにも出逢え、最後には特大ミキユーの姿も…

非常に濃ゆ~く楽しい一日でした。

岡田さん、本当にありがとうございましたm(__)m