2017年12月27日水曜日

2017年を振り返って。




今年も残すところあと少し。

いろいろとバタバタやったけれど、
振り返ってみるとかなり充実していたな…と思う2017年。




南米から始まって、国内は北へ南へ、ちょいちょい微笑みの国で遊んだり、
今年もご協力&ご一緒して頂いた皆様のおかげで憧れだった多くの魚達に出逢えました。


一年を振り返りつつ写真整理完了!そして来年度のスケジュールもほぼ決定!

2018年は自分の中で新たなステージへ…海外釣行の機会が増えそう。




今年も多くの方々にお世話になりました。

お世話になった皆様、本当にありがとうございました!


さて、明日から2017年最後の遠征に…

と言っても今回は友人と会って釣りをするのがメイン。

魚は釣れればラッキー的なノリで…笑


そんなわけで、2018年も宜しくお願い致します!

それでは皆様、良いお年を。

2017年12月22日金曜日

最後の楽園を求めて…




2017年、晩秋の頃。

とある魚を探して三年目。


その魚を求めて原産国・台湾に足を運んだこともあった。


台湾弾丸釣行2016↓↓↓

http://pescatorenakanishi.blogspot.jp/2016/08/2016.html


良い出逢いに恵まれ、楽しい台湾釣行になったのだが、
二泊三日の短期釣行では出逢うことができず…

近年はプラーチョンなど外来種の侵食により個体数が激減しているとのこと。


台湾でのリベンジのことも考えていたが、
過去に国内にも移植されたことがあり、数は少ないが未だに何処かに棲息しているらしい…

もしまだ残ってくれているのであれば、その姿を一目見てみたい。


機動力をフルに駆使し、
時間を見つけては水辺を駆け回った。


藪こぎしまくって傷だらけ、泥まみれ、蚊にかまれてボコボコ…

何度心が折れそうになったかわからない…


本当にいるかどうかですら定かではない、
正直終わりの見えなかったこの挑戦に度々付き合ってくれたいたるさんに感謝だ。


やはり幻なのだろうか…

しかし、もしまだどこかに残っているのであれば、やっぱり諦めきれない。


台湾にお邪魔した際に案内してくれた現地の友人いわく、
コウタイは山間部の渓流など主に流水域に棲息しているという。


そんな条件に当てはまるようなポイントではなかったが、
なんとなく狙い方の目星はついていた。

ターゲットのサイズ感・食性・ポイント的に見て、
最も出逢える可能性が高いであろう餌釣りで探っていく。


釣り方はとても単調。

地味な作業の繰り返しでしかないが、こちらは本気の真剣勝負。


この釣りにおいて厄介なブルーギルやバスの猛攻を突破し続け、


ついに、やっと…




…まだ残っていてくれたんやね。

秋の夕暮れの中、
遂に、やっと…憧れだったその姿を拝む事ができた。




同ポイントでカムルチーの幼魚も…




体色や模様は勿論だが、体型的にも大きく違った雰囲気。




彼らに腹ビレは存在しない。


光量の関係上、写真では分かりづらいけれど、
ほんのり赤?橙?がかった魚体が、とてもシブく美しい個体だった。


水生植物が豊富な水辺では、
あちらこちらで可愛らしい雷魚の呼吸がチラホラ…

眺めているだけ一日過ごせそうな雰囲気にしばし癒された。


日が暮れるまで続けたが、
ヒットするのは小型のカムルチーばかりで、本命は写真の個体のみ。

やはり個体数はかなり少ないと思われる。


舞台となった水域は過去に移入があったとされている地域だが、
現在もひっそりと棲息している彼らはその末裔なのか、
それとも誰かが飼育していた個体を放流しそれがひっそりと根付いてしまったのか…

様々な説が囁かれているのだが、真相は定かではない。




長い道のりだったけれど、やっとスタートラインに立てたかな。

広大なエリアの片隅にひっそりと存在するであろう最後の楽園を求めて。


来シーズンこそは…

2017年12月19日火曜日

タイ・ローカルな釣り堀巡り。





メコン漁体験の前後のタイミング。

空き時間にちょいとローカル釣り堀で遊んできました。

様々な釣り堀が点在するタイですが、
現地人向けに各地に存在するローカル釣り堀。


値段設定がリーズナブルなので一日数百円で遊べるところも…

現地の釣り師が多く結構テクニカルですが、
そこがまた面白くてなかなか楽しめます!


今回はそんなローカル釣り堀を少しだけご紹介!




ローカルなメコン釣り堀…一日/200B(大体600円ぐらい)

…名前は忘れてしまった(笑)




Huerco:XT710-5C
SHIMANO:SPEEDMASTER200
PE6号+ナイロン60lb+螺旋ブッコミ仕掛け


バンコクからは少し遠いのでチョイ釣り感覚で…

というわけにはいかないけれど、入場料が安めのメコン釣り堀。

入っている魚のアベレージは10キロ前後が多く、ライトなブンサムラン的イメージ。

釣れている魚を見る限り、大きいもので20キロクラスかな??

メコンオオナマズやプラーサワイ以外にプラーカーホも入っているとのこと。

ライトタックルでも十分に遊べるのでなかなか楽しい釣り堀でした。

コレ系の釣堀はタイ各地に点在するため、他に探してみるのも良いと思う。




VIP Fishing Pond…一日/200B(大体600円ぐらい)




Huerco:XT610-4C
SHIMANO:CURADO200E7
PE4号+フロロ32lb+バクシンスナップ#1
DT10FT・ファットペッパー
ICHIKAWA fishing:KAMAKIRI 88X5♯4


バンコク近郊にある汽水のルアー釣り堀。

メインはプラーガオ(グルーパー)だが、
バラマンディやフエダイ系の魚も入っており同時に狙うことができる。

料金が安いということもあって釣り人も多くなかなかにスレ気味。

現地の釣り師達は軽めのメタルバイブ、ジグヘッドなどで釣っていた。

時間があれば行ってみてもいいかもしれない。




PILOT111 Fishing Pond…一日/500B(大体1500円ぐらい)




Huerco:XT611-4S
SHIMANO:10セルテート2500R
PE1号+フロロ32lb+バクシンスナップ#1
BM80ZX・ビーフリーズ65LBS
リトルマックス1/4~3/8oz・クルセイダー8g


有名な釣り堀なので訪れた事のある人も多いと思う。

平日に行ったのでどの池もガラガラで釣りしやすかった。

…休日は釣り人が多くどの池も混むのであまり行きたくない。笑

今回はタイの友達をガイドってことで、
ガッツリ釣りしていないけれど、それでもポツポツと釣れてなかなか楽しめた。

バンコクからだとメータータクシーで300~400B(大体900~1200円)ぐらい。

複数人で行くと安く一日楽しめるのでオススメ。




ルアーで狙えるのは、主にバラマンディ、プラーチャドー、スポッテッドナイフ、
チャオプラヤキャットフィッシュ、プラーコッカン、プラーチョン、パクーなど。

池ごとに様々な魚種が放されており、様々な釣りで丸一日楽しめると思う。

以前は一日で全魚種制覇!なんていうことをやってたな~笑

久々に訪れたけれど、
新たにレッドテールやアロワナが放流されたらしく、
少しだけアマゾン化が進んでました。笑




釣り堀だから…とか細かい事は気にしないで、
釣り堀だからこそみんなでワイワイ、思いっきり楽しむべし!

マイペンライなタイの釣り堀!めちゃ楽しいよ~笑




なんだかんだで今回で13回目のタイ。


以前からよく聞かれる話。

「海外は初めてなんですが、とりあえずタイにいってみようかと…」

それでいいと思う。

自分の初海外はタイだったし、
今日まで多くの人と出逢い、回を重ねて旅する中でさまざまな事を学んだ。




釣り?旅?それとも…??

楽しみ方は人それぞれだけど、
きっとどんな時も優しく微笑んでくれるはず。

2017年12月18日月曜日

天然メコンオオナマズ漁体験!




12月の頭から一週間ほどタイへ。

年明けの遠征予定もあり究極の金欠状態だが、
貴重なメコンオオナマズ漁の体験ができるということもあって急遽渡航を決めた。

野生下で育ったメコンオオナマズの姿を見てみたいというのもあったが、
メコンオオナマズ漁に関してもChillのkimiくんから話を聞いており、以前からとても気になっていた。


というわけで、釣りとは違う目的メインで訪れた今回。

滞在期間中は親しい友人が主催するChillTripのツアーに参加させて頂きました。

http://www.chillfishing.com/




メコンオオナマズ / Pangasianodon gigas

現地名:プラーブック


全長2~3m、体重300kgに達する世界最大の淡水魚の一つ。

かつてメコン河の広域に多数棲息していたとされているが、
ダム開発による大規模な自然環境の変化、乱獲によって個体数は大きく減少。

天然分布のメコン河流域では保護対象とされており捕獲が禁止。

またワシントン条約付属書Ⅰに記載されており、国際間での商取引も禁止されている。

現在ではメコンオオナマズの養殖技術が確立されたこともあって、
食用としても出回り、タイの釣り堀においても手軽に狙うことができる。





タイに釣行する日本人にとっては馴染み深い存在??

…ゆえに絶滅危惧種という認識は薄いのではないだろうか。





メコンオオナマズを釣りで狙うのであれば、必然的に釣り堀になってしまう。

*写真は懐かしの旧ブンサムラン。


そんなメコンオオナマズの完全な養殖技術が確立され、次のステップに入りつつある今。

タイの水産局はメコンオオナマズの幼魚をメコン河は勿論、
各地のダム湖などに放流し、水産資源として利用する取り組みを進めているという。


今回のツアーで訪れた湖もその一つ。

最初の放流から20年程経過した今、
放流された各地の湖で大きく育ったメコンオオナマズが捕獲されるようになった。




この湖では年間漁獲数が設定され、
タイ国水産局管理の元、公式にメコンオオナマズ漁が行われている。


今回は許可を得た漁業者の方に同行するカタチで、
メコンオオナマズ漁に体験参加させていただいた。


自分が参加した期間はメコンオオナマズ漁解禁日から三日間。

初日の日中、自分達が到着する頃には湖上のいたるところに刺網が設置されていた。

網を仕掛けるポイントは過去の実績から選んでいるのだろうか。


魚の通り道になるであろう水通しの良い場所から、
大規模なワンドの奥まで、ポイントの選定は漁師によって様々だ。


湖畔にて今回お世話になった漁師さんと会い、湖上に設置された網をボートで見て回る。

これを定期的に繰り返し、
魚が掛かっていれば明るくなるのを待って水揚げされる。


使用した専用刺網の目合いは50㎝。

彼らが狙うのは大型の個体のみ…

刺網に掛かるメコンオオナマズのアベレージは2m 100kgオーバーとのことだ。


初日の深夜に3本のメコンオオナマズが網に掛かった。





一連の作業を体験させていただき、明るくなってからは大迫力の水揚げが始まる。


強靭なメコンとは言え、
一晩中あの状態で大丈夫なのだろうか…??

不安はあったが、朝一になっても生きていた。

流石はメコン…

この魚が死んでいるところを容易に想像できない。





パタパタエンジンのロングボートで続々と運び込まれる巨大なメコンオオナマズ。

初日の解禁日だけで6本のメコンオオナマズが水揚げされた。





漁師さんにお願いし、みんなで抱っこ&記念撮影させていただいた。


暗いうちに見るとそれほどでもないように思えるのだが、日中に見るとやっぱりデカい…


一人では決して持ち上がらない重量感。
大人しそうな顔つきからは想像もつかないような力強さに驚かされた。





この日漁獲された最大個体は2mオーバー。140kgを超えていた。

野生下で育ったメコンオオナマズ。

釣り堀でそれほど大きな個体を釣り上げたわけではないのでなんともだが、
尾びれや体格など、釣り堀で見てきた魚とはまた違った雰囲気だった。

漁獲されたメコンオオナマズは生態調査に用いられたり、
食用としては勿論、各地の釣り堀にも出荷されている。





キロ換算で買取りされるのだが、買う側も売る側も計量時は真剣そのもの。笑

これほどの大型個体になるとかなり高額で取り引きされるようだ。



メコンオオナマズ漁が行われるのは夜間。

日中は釣り以外やる事がない…笑


というわけで、渓流域にてストリームフィッシング。

マシール系のコイ科の魚がいるということでダムのバックウォーターを目指した。

日本だとヤマメが潜むような小渓流。





そこから飛び出してくるのはコイ科の魚。

最初に出逢えたのはこの釣りの定番、プラーカスープ。

渓流というロケーションで初めて手にしたということもあり、とても嬉しいイッピキ。


腰まで浸かりつつ船を押し上げ、上流域を目指す。


流れや淵、丁寧に探っていくも、反応が薄い…


潜んでいれば高確率で反応がある筈なのだが、
ロケーションは最高なのだけれど、生命感が無さ過ぎる。




Huerco:XT511-5S
SHIMANO:08バイオマスターC3000
PE1号+フロロ16lb+バクシンスナップ#1
スミス:Dコンタクト63


少し釣り上がると中規模な淵に入り、少し上流に三艇の漁師の船が見えた。


三艇で魚を追い込み、投網で一網打尽に…

容赦なく投網が投げ込まれ、
次から次へと水揚げされていく大小様々な魚達。


中にはマシールっぽい魚の姿も。

…そりゃ釣れねーべ。


こういったシーンは今まで何度も見てきているが、
これを続けていると魚は居なくなるよね…

「獲れる分は全て獲り尽くす。」

タイの恐ろしさを改めて思い知った瞬間だった。

結局この日は可愛いカスープが二本のみ。





メコン漁二日目は計三本のメコンオオナマズが漁獲された。

サイズは前日に漁獲されたものと同じぐらいだろうか。

何度見ても凄い迫力だ。

既に輸送用のトラックが待機しており、
漁獲された三個体は釣り堀へと出荷されていった。





この日の日中は灼熱の湖上でチャドー修行。

雨季から乾季に移り変わるタイミング。











普段は激シブというこの湖だが、なんとか全員が魚の姿を拝む事ができた。




Huerco:XT610-4C
SHIMANO:スピードマスター200
PE4号+フロロ60lb+バクシンスナップ#2
FishingEZ:レオパードフロッグ


タイの友人が作ったジャンパーフロッグにて。
まだまだ可愛いサイズだが、雲で太陽が隠れた一瞬のチャンス。

派手なアタックをモノにでき、とても嬉しいイッピキだった。


そして迎えたメコン漁三日目、最終日。




最終日の朝一に2m 100kg超の個体が一本網に掛かり、
写真の魚が今回のメコンオオナマズ漁体験における最後のイッピキとなった。

この湖においては年間キャッチした本数×多数のメコンオオナマズの稚魚を漁師達が放流しているという。

野生下でこれ程までに激減したメコンオオナマズを安定的に漁獲できる湖は数が少なく、
今回のように漁を体験できる場所は、今のところこの湖だけかもしれない。


「獲れる分は全て獲り尽くす。」


そんなイメージの強いタイだが、失敗の繰り返しを経て、
少しずつ変わってきている部分があるのかもしれない。

環境変化や乱獲の煽りを受け、
大きく数を減らしてしまったメコンオオナマズ。

未だに謎に秘められた部分が多く、どこかミステリアスな存在。

こんな魅力的な魚を自らの手で絶やす事のないように…

どうこう偉そうに言える立場ではないが、
なんらかのカタチで自然下に戻ってきてほしい。

巨大なメコンオオナマズが悠々と泳ぎ、
釣りで狙うことができる、いつかそんな日が来ることを願って…



現地のメコン漁師さん、
そしてChillTripのおかげでとても貴重な体験をさせて頂いた今回。

お世話になった皆様、本当にありがとうございました!




ChillTrip↓↓↓

http://www.chillfishing.com/



【採集】天然メコンオオナマズ漁体験・タイ王国↓↓↓

http://www.chillfishing.com/posts/2956286?categoryIds=617768




今回ご紹介させていただいた、
ChillTrip主催の天然メコンオオナマズ漁体験ツアー。

他とはちょっと違う、
変わったアクティビティーが好きな方にオススメなツアーです。

ChillTripでは釣りに拘らず熱帯魚の採集ツアーなど。

面白そうなツアーもあるので、よろしければ是非覗いてみてください。

今回のメコンオオナマズ漁体験ツアーに関して、お問い合わせはChillTripまでどうぞ!

2017年12月1日金曜日

2017年度ビワナマガイド。




2017年度ビワナマガイド終了。

今年もメモリアルな瞬間に立ち合わせて頂きました。




先ずは一発目。

マンディ関口くんがキャッチしたM級ビワナマ。




ビワナマ自体それほど引く魚ではないのだけれど、
このサイズを激流域で掛けるとなかなか大変なことに…

使用ロッドはHuercoXT610-4C

こういった釣りでの使用はある程度想定していましたが、
扱うルアー・パワー・レングス的に丁度良いかんじに仕上がってると思います。

この釣りにおける定番ルアー、
ラパラ・スーパーシャッドラップとの相性もバッチリ。




今年も姿が見れて一安心。

個人的にもとても嬉しいイッピキでした。




普段は野池など止水域での釣りがメインというサブリくん。

慣れない流水域の釣りに戸惑いながらも、実戦の中で少しづつ技術を磨く彼。

一生懸命な姿を見ているとなんだか昔を思い出してしまい、懐かしい気持ちになった。笑






初回釣行時にデカいビワナマを手前でバラし、火がついてしまったのだけれど…

回を重ねて挑むもなかなか本命は姿を現してくれなかった。


そしてシーズン終盤のラスト釣行。

信じて投げ続けたその先に…




時合終了後、撤収間際の最後の一投にて。


このイッピキまで本当に長い道のりだった。

キャッチした瞬間、嬉しすぎて二人して発狂。笑




どんな釣り、どんな魚にも言えることだけれど、
魚釣りって決してサイズだけじゃないよね。

本当におめでとう!!!




季節外れの大型台風の影響もあってなかなかに苦戦した2017年。

遠方からお越し頂いたのにタイミングが悪く、
釣りにならなかった方々もいらっしゃってほんと申し訳なかったです。

今回に懲りず、また来年もお待ちしておりますm(__)m

2017年11月21日火曜日

釣欲限界爆発寸前…アマゾーーーーーーン!!!




この時期がくるとソワソワしてしまう…




もはや年一行事になってしまっている南米・アマゾン釣行。


幼少期からの魚好きだったこともあって、
いつしか熱帯魚飼育にハマり近所の観賞魚店に通いつめる毎日。

多種多様な魚がいる中でも、
飼育する機会が多かったのがアマゾンの魚達。

飼育に関して言えば大型魚よりもレイアウト水槽派。

水草や小型のカラシンが好きで、
いつかは自然の中で悠々と泳ぐカージナルテトラの群泳を見てみたいと思っていた。

店内の水槽で泳ぎ回るアロワナやピラルクを眺めて、いつかは自分も…と、
大型魚に関しては飼育よりも釣ってみたい気持ちの方が日々強くなっていったのを今でも覚えている。笑


一生に一度はアマゾンに…そんなことを考え続けていたが、
ついに我慢できなくなり、タイミング見計らって南米・アマゾンへ。


今から四年前のこと。





2013年12月…ブラジル


全てが衝撃の連続だった初アマゾン。

入れ食いを想像していたが、
連日のスコールによる水温低下で激シブ、夜は極寒地獄。

辛く修行のような釣りだったが、諦らめずに投げ続けたその先に…






凄まじい炸裂音と共に水面が爆発し、巨大なアスーが水面を割る。

衝撃的過ぎたあの時の光景は未だに脳裏に焼きついている。

この旅をきっかけに一生に一度のアマゾンが、
一年に一度の恒例行事と化してしまうのだった。笑




2015年1月…ブラジル・ガイアナ・ベネズエラ


二度目の南米。

一ヶ月という期間の中でブラジル・ガイアナ・ベネズエラの三ヶ国を釣り歩いた。






























二度目のブラジル・ネグロ川水系では・アマゾンの豊かさに触れ、
五日間という日程で挑んだガイアナでは運よくピラルクの巣窟に行き着き、
ベネズエラのオリノコ水系では憧れだったロイヤルピーコックバスにも。

ハチャメチャでドタバタな旅だったけれど、
開拓釣り旅の面白さを知り、南米にますますハマってしまった。

ブラックウォーターの中で輝くカージナルテトラの群泳や、
水槽の中でしか見れなかった憧れの魚たちとの出逢い…

あの時の感動はいつまでも忘れないだろうな。




2016年1月…ベネズエラ


自身三度目の南米。

ベネズエラ・北アマゾンにて牙魚を追いかけた一ヶ月。






















黒い水に棲むパヤーラ(カショーロ)にアイマーラ(タライロン)。

そしてロイヤルピーコックにも再会することができた。


大魚が悠々と泳ぐ大河。

物価が安く、飯も美味い。

美女だらけなこの国は楽園そのもの。笑

国が国なだけに面倒ごとも多いが、最も楽しかった旅。

お世話になった人たちに会うためにもいずれまた訪れたい。

当ブログでも記事UPしているけれど、
この時の釣行記事はモンスターズプロショップさんでも掲載させて頂いてます。


是非コチラもどうぞ…


ベネズエラ釣り紀行 ピーコックバス編↓



ベネズエラ釣り紀行 パヤーラ(ペーシュ・カショーロ)編↓



ベネズエラ釣り紀行 アイマーラ(タライロン)編↓






2017年2月…スリナム・ガイアナ


四度目の南米。

スリナムとガイアナにて大鯰を追い求めた一ヶ月。

この旅の目標は大河の王・ラウラウ(ピライーバ)と剛力ジャウー。






















自分が最も苦手な待ちの釣り。

これまで悔しい思いもしてきたが、そのぶん出逢えた時の感動は大きかった。

淡水域に限って言うと、
一生のうちで自分よりも巨大な魚に出逢う機会ってそうないと思う。

拳銃強盗に航空会社のストライキ…

いろいろあったけれど、
お世話になったピラルク村にも再訪できたし、
新しい出逢いも…濃ゆ~く辛楽しい旅でした。笑



足を運べは運ぶほどにハマってしまう南米アマゾン。

行ってみたい河、見てみたい魚種もまだまだ沢山いる。


次に行こうかと考えている地域は中部と南部。

すでに次回の準備を進めているが、
これまで旅した地域とは釣りシーズンが異なるため、
南米に再訪するのはもう少し先になりそう。




というわけで、年明けは全く別の大陸でのんびり遊んでこようかな~