2016年8月30日火曜日

虫捕り。




今シーズン初となる虫捕りへ…

まだ明るい内に目的地でもある山間の里山に到着。

彼らの時合いは日没から1~2時間後。

時合いに突入し、彼らの姿もチラホラ…




幼齢もチラホラ見かけるが、成虫個体も多い…

6月の段階で卵守りの個体を見かけていたが、
今年も彼らの楽園は健在のようだ。




二ヶ所の水田を回り、短時間で多くのタガメに出逢うことができた。

観察後はキャッチした水田に分散してリリース。




また来年も逢えることを願い、タガメの棲む里山を後にした。

2016年8月29日月曜日

ゴギの隠れ郷2016




先週末のこと。

いつも通りの週末…


どの魚に逢いに行くか迷っていたが、
シーズン終了間近ということもあり、
急遽、ゴギの棲む渓へ向けて車を走らせた…

昨年度に訪れたことのある渓流だが、
入渓地点から暫くの区間は魚も少なかったため、一気に遡行。

源流域に入ると同時に魚の反応がチラホラ出だす…








流れ落ちが連続して続いており、
ルアーを送り込むと次から次へと飛び出してきてくれる…

シーズン通して人があまり入っていないのだろうか、
サイズはそれほどでもなかったが、とにかく魚影が濃い。

いたるさんは尺上??な、ゴギをキャッチするも、
写真を撮る前に逃げられる…

ひと目見たかったな…残念。。。




Rod:TULALA ハーモニクス・トラウトモデル63(プロト)
Reel:ダイワ セルテート・ヴィンテージカスタム2004
Line:PE0.8号+フロロ8lb+バクシンスナップ#00
Lure:スミス Dインサイト44


今回のゴギ釣行では少し変わった魚に遭遇した。

魚体が見えた瞬間、
なにか違和感を感じ、いつもよりも慎重に取り込んだのだけれど…




おそらく、ゴギとヤマメのハイブリッドだと思われる魚。

自然下においてたまに釣れるイワメ(イワナ×ヤマメ)の話は聞いたことあるが、
ゴギ×ヤマメだからゴギメだろうか。

ハート型のパーマークがなんとも愛らしい。



今年も可愛いゴギ達に出逢え、
個人的に非常に満足なゴギ釣行となった。




また来年、ゴギに逢いに行きたいと思う…

2016年8月23日火曜日

夏の風物詩。ナルトビエイ…




そういえば今年の夏も??

瀬戸内の海はナルトビエイが湧きまくっていた…












釣りの方は…ただ、ひたすらに疲れた。笑

まぁ…気の合う仲間とみんなでワイワイっていうのはイイネ!

ほんと楽しかった!


ご一緒した、山根兄弟&いたるさん、
本当にありがとうございました~!!!

2016年8月22日月曜日

幽谷の大和岩魚2016




お盆休み初日。

待ちに待った夏休みがやってきた!

大型連休となると人が多くて釣りに行く気が起きないのだが、
なんだか無性に釣りに行きたい気分だった。


久々に行ってみるか…

ヤマトの源流へ。


前々から釣行の約束をしていた、いたるさんと合流し、
ヤマトイワナの棲む渓に向け、車を走らせた。


まだ暗い内に釣り場に到着し仮眠をとる。


入渓地点から遡行すること数時間。

目指すは魚止めの滝よりも上流部…ヤマトイワナが棲む源流域だ。

深山渓谷を抜け、源流域に到達。

周囲は鬱蒼とした木々に覆われており、常に薄暗い。

大岩の裏や流れ落ち。

ルアーを送り込むと、
目にも留まらぬ速さで黒い影が飛び出してくる…












同行者のいたるさんとダブルヒット!


タックルデータ
Rod:TULALA ハーモニクス・トラウトモデル63(プロト)
Reel:ダイワ セルテート・ヴィンテージカスタム2004
Line:PE0.8号+フロロ8lb+バクシンスナップ#00
Lure:スミス Dコンタクト50・Dインサイト44


今回使ったロッドは6㌳3㌅と、源流域で扱うには少し長め。警戒心が強い源流域のヤマトイワナ。点在する大岩や倒木などに身を潜めてキャストしなければいけないため、釣り人の立ち位置やキャストを考えた際、少し長めのレングスが源流域においても非常に役に立ってくれた。ハーモニクス特有のシャッキリとした張りのあるブランクスは、ロング~ショートディスタンスを問わず、ルアーにしっかりとアクション入力させることができ、魚に口を使わせることができる。気になるトラブルもなかった。




源流域ではトップゲームも楽しめた。流れ落ちの上流部にルアーをキャストし、流れに乗せながら小刻みにアクションさせてやると水面が割れる。餌が少ない源流域…水に落ちた昆虫などの流下浮遊物を捕食しているためか、トップ系に非常に好反応だった。




大好きなザラポーチでも…




たくさんの魚に出逢え、とても満足な源流釣行となったのだが、
翌週末に急遽、再びヤマトイワナに逢いに行くことになった。

同行者は以前から釣行の約束していたボンバダTERUさん。

魚止めの滝までの区間は軽めに流し、
目的の純血ヤマトの残る源流域を目指す…




目的の源流域に到達するまでに、
既に多くの魚をキャッチしていたTERUさん。

源流域にて純血ヤマトをキャッチ!




綺麗な魚体。

何度見ても、ついつい見惚れてしまう…




TERUさん使用ロッドは現在自身が開発中のクプアスー49。世界の淡水域におけるライトゲームを想定した、3ピースのベイトフィネスモデル。軽量ルアーのフリップキャストが十分にこなせ、ライトプラグが軽快に扱える。今回のような渓流~源流域の釣りにバッチリハマるであろうモデル。現在最終調整中とのことで、完成が非常に楽しみなロッドの一つだ。




源流域の小さな溜まりにて、TERUさんがトップで掛け損ねた魚。

自分がフォローを入れ、飛び出してきたのは尺上ヤマトだった。




タックルデータ
Rod:TULALA ハーモニクス・トラウトモデル63(プロト)
Reel:ダイワ セルテート・ヴィンテージカスタム2004
Line:PE0.8号+フロロ8lb+バクシンスナップ#00
Lure:スミス Dインサイト44




最源流の尺上ヤマト。

大型化した頭にスレンダーな体型。
餌が少ない最源流らしい魚だった。


急遽二週連続での釣行となったが、
今年も多くのヤマトイワナに出逢うことができ、
満足のいく源流釣行となった。

また来年…彼らに逢いに行きたいと思う。

2016年8月10日水曜日

台湾弾丸釣行2016



少し前のお話。


「中西くん、コウタイ釣りに行かない??」


いつもお世話になっている、ルアーショップ・ウルアさんにお邪魔した際、
店長の川上さんから台湾釣行のお誘いを頂いた。



コウタイは台湾原産の雷魚の一種。

小型種で大きくても30センチ程。

過去に日本国内にも移入された経緯があり、
国内において今もどこかでひっそりと棲息しているらしい。


観賞魚としてもポピュラーな種だが、
いつか野生個体をこの目で見てみたい…

国内で探すか、原産国で…

とくにコダワリは無かったのだが、
野生のコウタイの姿を拝めるのであれば…


「行きます!!!」


その場で即答してしまった。

そうと決まればチケットを手配!


今回は二泊三日の日程で実釣は一日のみ。

ちょっと無謀かもしれないし、
完全に現地の友人任せだが、もし出逢えればラッキー。

そんな軽い感じなノリの今回だった。





台湾・高雄に降り立つと、
現地の友人たちが迎えてくれた。


この日は入国のみの予定だったが、
目的地に向かう途中で良い釣り場があるとのことで車を走らせてくれた。


やってきたのは山間部を流れる中規模河川。


釣り場に降り立つも、前日降った雨の影響で酷い濁り…

良いコンディションとは言えないが、とりあえず釣りを開始した。

台湾の友人たちがスプーンを遠投!

広範囲を探っていくが魚の反応は無いらしい…

自分はというと足元の淀みでスプーンを沈めトゥイッチ!


カーン!…


気持ち良くアタッたかと思うと同時に下流に向かってラインが走る。

魚種は分からないが、サイズがサイズなもんでとりあえず引っこ抜く!




姿を現したのは台湾マシールこと、ホーランディカープ。
まだまだ可愛いサイズやけど嬉しいイッピキ!




何式棘魞 / Spinibarbus hollandi


このポイントでキャッチできたのはこのイッピキのみ。

この後移動した場所では魚の反応がチラホラあって、
川上さんと台湾の友人もキャッチ!

自分はというと、トップで一発出すもノラず…


当初は釣りの予定は無かった初日だが、
友人の粋な計らいで初魚にも出逢え満足な一日だった。






弾丸台湾釣行二日目。



この日はいよいよ本命を狙う。


朝一に台南を出発しロングドライブ。

友人が運転する車は山間部へ…

コウタイが過去に釣れたことがあるというポイントに辿り着いた。




やってきたのは山里を流れる小河川。

流れこみにはカワムツが群れており、雰囲気は良さ気な感じだ…

様々な前情報はあるが、
自分の中でコウタイはまだまだ未知の魚。

先ずはその姿を見てみたい…


大きくても30~40センチ程と言われているコウタイ。

小型スプーンや小型ワームのジグヘッドを駆使し、
コウタイが潜んでそうなブッシュ際や障害物周りを丁寧に探っていく…




小型スプーンでボトムを攻めると気持ち良いアタリ!

しかし正体はテラピア…種類的にはジルティラピア??

食用で持ち込まれたものが自然繁殖&定着してしまっている外来種。

目を凝らしてみるとかなりの数が棲息している模様…

なんか嫌な予感が…




呼吸に上がってきた時、一瞬ドキッ…としたけれど、
そのシルエットは本命よりも大きく、体型もスレンダー…

釣れたのはタイでお馴染みのプラーチョン。

ちなみに台湾では外来種。

最初は嬉しかったけれど、釣れども釣れどもプラーチョン…

いよいよマズい気しかしない。。。




現地の友人曰く、
このポイントにはコウタイとプラーチョンが混在しているとのこと。

現地ではスープの食材として珍重されているコウタイ。

もし釣れたら現地人が持ち帰ってしまうとのこと、
プラーチョンに勢力負けしてしまっているため、その数はかなり少ないらしい。

水質が比較的クリアだったということもあって観察は容易だったが、
目視で確認できたのは全てプラーチョン。

コウタイが数多く残っているのはもっと奥地なのだろうか…



昼食後は気分転換に市街地近くの川へ。

ちょこっと他魚種を狙ってみる…


巨大なプレコがアチコチに張り付き、プラーチョンの呼吸がチラホラ。

なかなかに外来魚パラダイスな様子。


川の中にジャブジャブ入り、スプーンを流し打っていくと…




グン!!!…というアタリと同時に、
流れの中から銀色の魚体が飛び出した!




曲腰魚 / Chanodichthys erythropterus


中国や韓国のスカイゲイザーと同種??

日本に生息するワタカに近縁と思われるこの魚。

本命ではないが非常に嬉しかった。


スカイゲイザー釣りを楽しんだ後にポイントを移動。

夕マズメに再度コウタイを狙ってみるも、
本命からの反応を得ることはできないまま日が暮れた。

もう終わりかと思いきや、台湾の友人達はノリノリ。
「今からナイトフィッシングに行こう!」と誘ってくれた。




市街地河川ではトップで特大プラーチョンが釣れ、
山上湖では可愛いサイズのスカイゲイザーがチラホラ…

本命のコウタイには出逢えなかったけれど、
台湾で過ごした三日間は濃ゆく楽しい三日間でした。

近いうちにまたリベンジやな。笑




今回お誘い頂いたウルアの川上店長、
本当にありがとうございました!

そして台湾で何から何までお世話になり、
ガイドしてくれた友人達に感謝!!!


謝謝!!!

2016年8月4日木曜日

北海道弾丸ロック!!!




先週末は北の大地へ!


今年二度目となる北海道弾丸釣行へと出かけておりました。


今回のメンバーはお馴染みのいたるさんと、東京から参戦のゆうちょん。

今回は三日間の日程で、
二日目からは東京からたいしプロが参戦予定!


当初の予定では道東方面にて本流トラウト&ショアロックの予定でしたが、
前日まで降り続いた大雨の影響で河川は増水&激濁りで壊滅状態。

早々に海釣りにシフトし、向かったのは根室方面。


エルホリ70でショアロック!


まぁまぁ釣れたんだけれど、写真を撮ったり撮らなかったり…

とりあえず現段階で手元にある写真だけでご紹介!笑




最初に遊んでくれたのはカジカ!

写真はシモフリカジカという種類らしい。




基本的に底べったりのカジカはボトム付近をスロー気味かつ、
丁寧に攻めてやるとそこにいればほぼ確実に食いついてくる。

食べても美味しく、とても良いやつ!笑




同行者のいたるさんがキャッチした良型アイナメ。

北海道ではアブラコと呼ばれている。




ロックフィッシュの経験はガシラ釣りのみといういたるさん。

大型のロックフィッシュを狙うのは今回が初とのことでしたが、
カジカにアイナメなどなど、エルホリ70でガンガン掛けてました。




「出たぁぁぁ~!!!」

と、思わず叫んでしまったウサギアイナメのオス。

真紅に染まる魚体が美しい。




通常のアイナメより大型化するというウサギアイナメ。

今回釣りした道東エリアでとくに魚影の濃いイメージ。

グラブやクロー系などのテキサスリグのスイミングに好反応。

気持ちの良いアタリからのなかなか強烈な突っ込みは病みつきになってしまう。




こちらはウサギアイナメのメス。




派手なオスと比べて地味な見た目だが、
体表に散りばめられた青い斑点模様が美しい。




可愛いサイズのエゾメバルやクロソイなども果敢にアタックしてくる。

今回は終始エルホリ70で通したけれど、
次はライトタックルでのんびりと遊んでみたいものです。


二日目は知床沖でボートゲーム!

暗い内にたいしプロと合流し、みんなでオオカミウオの準備を開始。




知床のウトロ港から出船する遊漁船「牛若」さんに乗せて頂き、
知床名物のオオカミウオやロックフィッシュ狙ってみた!




オオカミウオを狙う際は基本的に餌釣りのため、
200~300gのジグにイカを一匹掛けし、ボトム付近を探っていく…

水深は100メーター前後。

ワクワク、ドキドキな一流し目…

最初に竿を曲げたのはいたるさんだった!




「なんだこれ??魚か??」

グリグリ巻き上げると…

「グォォォォォォ…!!!」

口を開けながら浮上したのは本命オオカミウオ!!!




普段は甲殻類や貝、ウニ等を食べており、
硬いものを噛み砕き、すり潰すための臼歯状の歯が上下に並ぶ…

顎の力も強そうだ…

名前通りの厳つい見た目。

好き好み分かれそうやけど、堪らなくカッコいい魚!


いたるさんのオオカミに我々の活性も上がった!!!


そして…




たいしプロが立て続けで二本のオオカミウオをキャッチ!!!




…しかもイッピキはゴジラ級!

彼がキングオクトパス社にて開発中のレイトブルーミングス510+にて。

横で見ていたけれど、不安のない良い曲がりしてました!




この魚…カッコ良すぎるぜ…!!!


船中のテンションは最高潮に達し、全員がヤル気満々なのだが…

その後は本命からのアタリはパタリと無くなった。

変わりに他の魚からのアタリが連発!




レアロックフィッシュ・シマゾイ。




ショアから狙えるけれど、数が少ないため少しレアな存在。




この日は水深30~40メーターラインでシマゾイラッシュを楽しめた。




最後の一流しで飛び出した大型のウサギアイナメ。




本命ではなかったけれど非常に嬉しいイッピキ!


タックルデータ↓↓↓

Rod:TULALA エルホリゾンテ70
Reel:シマノUS CURADO300E
Line:PE3号+60lb
Rig:200~300gジグ+イカ




本命オオカミウオは船中三本キャッチ!

自分は釣り上げることはできなかったのだけれど、
生きたその姿を間近で見れて感動!

天候も良く、豊穣な知床の海に癒された今回でした。

たいしプロ、いたるさん、初オオカミウオおめでとうございます!!!

ゆうちょん、来年リベンジ行くぞーーー!!!笑


最終日は移動メインのため、釣りをする時間は殆ど無かったけれど、
雨が止んだタイミングで少し竿を出してみた。




ゆうちょんがキャッチしたギスカジカ。

遊び用で買ったブラクリに海でカラフトマスを釣るために準備していたサンマを装着。
足元の小型ロックと遊んでいたらヒット!




足元から巨大な頭が浮上した時、「デカッ…!!!」と叫んでしまった。

久々に見たオバケカジカ。

いろいろとネタ的な釣れ方やったけれど、羨ましいイッピキでした。


潮も動き出し、いよいよこれから…


そんな感じやったけれど、
レンタカーの返却時間迫っているということで空港へ急行!

いつも以上にドタバタな北海道弾丸釣行が幕を閉じた。


ご一緒した皆さん、お疲れ様でした~m(__)m



北海道・道東の海を満喫。

様々なロックフィッシュ達に出逢えて大満足な今回でしたが、
今回の釣行で何気に嬉しかったのはこの子達かな。




ショアロックの合間、たいしプロのガイドで訪れた知床渓流にて…




久しぶりに出逢えたオショロコマ!

たいしプロ、ありがとう!!!