2015年12月31日木曜日

2015年を振り返って。

 
 

幼少期の頃、図鑑の中で見た憧れの生き物たち…
 

 
 
2015年は彼らをひたすらに追いかけ続けた一年でした。

 
見てみたい生き物はまだまだ沢山!
来年度の予定もほぼ決まったので、
2016年も今からめちゃくちゃ楽しみやったりします。笑
 

今年も残すところ数分…

時間があれば釣りばっかりしていたなー
 
いろいろあったけれど、思い返せば全てが楽しかった2015年!

今年もたくさんの方々にお世話になりました!

感謝しても感謝しきれないっす!

 
 

お世話になった皆様、
本当にありがとうございました!!!

Thank you very much!!!

ขอบคุณมาก!!!

Muito obrigado!!!
 
 Muchas gracias!!!
 
こんな自分ですが、
2016年も宜しくお願い致しますm(__)m

2015年12月21日月曜日

コブダイVSエルホリゾンテ70




先週末のこと。

急遽、寒空の波止場にコブダイを狙いに向った。

前回の釣行で釣果的に十分満足していたのだが、
3ピース化されたエルホリ70でテストしておきたかったためである。



開始早々にクリック音が鳴り響き、ラインがすごい勢いで引き出されていく…


大きくアワセを入れると同時にガッツリ構えてファイト開始!


ファイト早々から強烈な突っ込みで竿先から綺麗に絞り込んでくれる。


一発目の突っ込みでロッドは綺麗に絞りこまれ、魚が止まったかと思いきや、奴等はそこからさらに突っ込む!


根に擦られると一発でラインブレイク。


魚に主導権を奪われないよう、テンションを掛け続け、

魚が怯んだ一瞬の隙をつき、強引に魚を浮かせにかかった!






足元からボゴッ!!!

…っと浮上したのは7~8㌔クラスのコブダイ!

前回の釣果に満足と言いつつ、何度見てもカッコいいこの魚。

非常に嬉しい…笑






TULALA エルホリゾンテ70(プロト)
AVET SX5.3MC
PE6号+ハリス130lb
20号ナス型錘+カン付き鯉針20号



この魚の後も良いアタリがあり、勢いよくラインが引き出される!

急いでロッドに駆け寄るが、

遅かった…


根にPEラインが擦れていたためか、

アワセと同時にメインライン(PE6号)があっさりと擦り切られてしまった。


その後、スレで8㌔クラスを追加。

この日は午後から海が荒れだしたため、半日で撤収となった。






今回のテストで見たかったのはエルホリ70のロッドそのもののパワーではなく、3ピースにしたことによる設計強度。

アワセと同時にロッドは綺麗に絞りこまれたが、ティップ~ベリーセクションがしっかりと曲がり、バットセクションにパワーを伝達。
各セクションがしっかりと仕事をしてくれており、3ピースながら見ていて不安の無い綺麗な曲がりだった。

曲がらなければならない場面ではしっかりと曲がり、止めなければならない場面ではしっかりと止める。

絞りこまれてからもまだ余力のあるバットセクションのおかげで、魚を根から引き剥がし、根に擦られること無く無事キャッチ。

普通にコブダイをブッコミ釣りで狙うのであれば、一般的にミヌアノ64の方が圧倒的に扱いやすいと思うし、エルホリ70のメイン使用は推奨しません。しかし、あの暴力的な突っ込みに耐え、根から引き剥がすことのできるポテンシャルは、他の釣りにおいても活かされる場面は多いと思う。


設計的には完璧なのだが、あと少しここがこうなれば…

言い出すとキリがないので完成着地点は見つけていますが、少しでも理想形に近づけるように…

完成まであと少し、お待ち頂ければと思います。



追記…

12/23~24、
ボンバダのTERUさんと香川に向った。

目的はコブ狩り。笑


ゲンキさんと合流し、
快晴の堤防でコブダイのアタリを待つ。


…待つ…待つ…待つ…


忘れかけた頃にヒットするのがこの釣り。


静かな波止場でクリック音が鳴り響き、
ミヌアノが絞りこまれる…








TULALA ミヌアノ64
シマノ 旧カルカッタコンクエスト400
PE10号+ハリス130lb
20号中通し錘+カン付き石鯛針17号


相手をしてくれたのは血気盛んな四国のコブダイ達。


お二方、
初コブダイおめでとうございました!

次は厳ついおっさんを倒しに行きましょう!!!笑


2015年11月30日月曜日

寒空のコブダイ合宿!!!




寒くなると、
釣りたくなる魚の一つコブダイ。

気になっていたので、
先週末、土日の二日間で急遽コブダイ合宿を開催!


まだ暗いうちにマリ子さんと合流。

車を走らせ、コブダイの潜む堤防に向った!


夜明けと同時に釣りを開始!


タックルを置き竿にし、コブダイのアタリを待つ…



………

カタカタッ…

………

カタッ…

………

頻繁にアタるのはエサ取り達。

………

本命らしきアタリは無い。

………

カタカタカタカタカタカタッ…

………

!!!???

………



開始2時間ほどで、クリック音が鳴り響いた!


大アワセをいれ、ゴリ巻きすると…








上がってきたのは、
まだまだ可愛いサイズのコブダイ!


しかし、この魚を釣った直後に餌が尽きた…


まだ海水温が高く、エサ取りが非常に多い。

開始3時間でこれはかなり痛い…


この日、遅れて合流予定だったPちゃんに餌の追加を頼み、小休止。

一時間後、Pちゃんが追加で買ってきてくれた餌のおかげで釣り再開!


直ぐ様ラインが走り、クリック音が鳴り響いた!







マリ子さんの初コブダイ!

おめでとうございます!!!






コブが出始めてきている、まだまだ若いコブダイ。

このサイズでも引きはなかなかのもの…



暫くして、
再びクリック音が鳴り響いた…






エルホリ70でも…まだまだ可愛いサイズやけど、コブダイをキャッチ!

サイズがサイズなだけに楽にキャッチできた。






しかし、
プチラッシュも束の間、堤防は静寂に包まれた。


寒い…寒すぎる…!!!


既に心は折れ、思考停止…


寝ながらコブダイのアタリを待った…





突如、クリック音が鳴り響く…


一番遠くに仕掛けた竿だ!!!


直ぐ様駆け寄り、ファイト体勢からのフルフッキング!



と、同時に強烈な突っ込み!


ロッドを介して全身に伝わる強烈なパワー。


コブダイのパワーに怯み、
少しでも隙を与えると障害物に巻かれてラインブレイク。


魚に主導権を与えないよう、がっつり構えて強引にリフト!!!



ボゴッ!!!…


巨大なコブが浮上した!






デカい!!!大コブきたぁぁぁ!!!






大きなコブ(プニプニ)に大きなアゴ(タプタプ)。笑



カッコいいコブダイに出逢えて大満足!

非常に嬉しかった!…今回はもう釣らなくていいや。笑


結局この日は暗くなるまで竿を出したけど、何も起こらなかった。



ラーメンをがっつき、ひとっ風呂浴びた後にPちゃんとお別れ。


今日の魚が釣れたのは、餌を追加で買ってきてくれたPちゃんのおかげ!

Pちゃん、ありがとう!!!そして寒い中、お疲れ様でしたm(__)m






コブダイ合宿二日目。



この日は朝一からオカバが合流!


朝一から三人で竿を出すも、何も起こらない…


あまりにもアタリがなく、睡魔との戦いになってきた。


餌を付け替えるため、
仕掛けを引き上げていると、オカバの竿に反応が…






置き竿にヒットしていたのはアイナメ!

こんなのおるんやね~






オカバのアイナメでテンションあがるも、それ以降は無!


あまりにも魚が釣れないせいか、釣り人も少しずつ減っていき…最後に残ったのは自分達だけ。




ほぼ諦めかけだったが、
オカバ&マリ子さんが水中を悠々と泳ぐコブダイの姿を発見した!






コブダイが見えた場所に仕掛けを投入するオカバ。


少しして、オカバの竿にアタリがあった!


フッキングと同時に大型テトラに向って突っ走るコブダイ!


ラインが水面を切り裂き、あまりに強烈な引きにオカバの顔も引きつっている…


足元の大型テトラに擦られながらも強引に引きずり出し、
足元で浮いたところを無事ネットイン!!!






壮絶なファイトの末に手にした、見事なコブダイ!






オカバ!おめでとう!!!



歓喜したのも束の間、

ミヌアノ64にセットしたリールのクリック音が鳴り響く…

「マリ子さん!きてます!!!」

ファイト体勢に入った時には巻かれてしまっていたが、
ミヌアノ64にきてしまったのがコブダイにとっての運の尽き…

大型テトラの際で突進を繰り返し、暴れ狂うコブダイだったが、
強引に引きずり出し、無事にキャッチ!!!






オカバの魚に続き、
これぞコブダイ!と言える様な立派な魚だった!






マリ子さん!おめでとうございます!!!

ちなみにこの魚…






頬にチョン掛かりだった…よくキャッチできたな。笑


最後の最後で逆転の2連チャン!

2日間でトータル6本ヒットさせ、全てキャッチ!

コブダイ合宿を気持よく終えることができた!









マリ子さん、オカバ、Pちゃん、お疲れ様でした!



ちなみにこの日…






釣れたコブダイをストリンガーに繋いでいたら別のコブダイが現れた。

現れた個体も最初は赤黒かったが、時間が経つにつれて体色はピンク色に…

威嚇のため、そして周囲に自分の存在をアピールするためだろうか…

時間が経つにつれ攻撃的になっていき、
繋がれた個体に噛みつき、執拗に攻撃を繰り返す…



コブダイは縄張り意識の強い魚。

大きい雌の周りに数匹の雌がいて、ハーレムを作り生活しているという。

ちなみにコブダイは成長するにつれて性転換する魚としても有名。

産まれた時は全て雌。

幼少期は可愛らしい少女なのだが、
成長するにつれてその姿は厳ついおっさんに…


…ちなみにこのコブダイは餌をいれても食わなかった。



今回のタックルデータ。




TULALA ミヌアノ64
シマノ 旧カルカッタコンクエスト400
PE10号+ハリス130lb
20号中通し錘+カン付き石鯛針17号




TULALA エルホリゾンテ86
シマノ 旧カルカッタコンクエスト300
PE8号+ハリス130lb
20号中通し錘+カン付き石鯛針17号




TULALA エルホリゾンテ70(プロト)
シマノ 旧カルカッタコンクエスト300
PE8号+ハリス130lb
20号ナス型錘+カン付き鯉針20号




釣り方は基本的に餌のブッコミ釣り。
餌は虫餌・貝類・甲殻類…コブダイは悪食なので基本的になんでもOK!笑


二日間で大~小、6本のコブダイを掛け、ラインブレイクやバラシは一切なかった。
コブダイを餌のブッコミで狙う場合、魚が餌に食いついてから違和感を感じると同時に障害物に向って一気に突っ走ることが多く、ロッドを掴んでファイト体勢に入った時には既に根に潜られるか、ラインが障害物に干渉している可能性が高かった。

コブダイは障害物周りに居着いていることが多く、掛けてから強引にやり取りできるよう、太めのラインで勝負。PE8~10号をメインラインにハリスは130lb。釣り場に応じてその都度ラインの太さは変更してやる。

場所にもよるが、堤防など足元で食わせ、直下ファイトがメインになるのであれば、ミヌアノ64がベストだと思う。今回は3本のコブダイをキャッチし、大型個体を大型テトラの周りで掛けた際も難なくキャッチすることができた。100キロのオオナマズを釣るための竿なので、当然といえば当然か…笑
適度な張り・硬さを持たせつつも、グイグイとネバリながら曲がってくれるグラスロッドなので、ファイト中も釣り人に対する身体への負担は少ない。

コブダイ釣りのメインロッドとして活躍してきたエルホリゾンテ86も今回使用した。足元の直下ファイトでも使えるし、少し距離のあるブレイク付近を攻めるのであれば、長さのあるこの竿が扱いやすい。ミヌアノ64に比べるとパワー勝負になるので、コブダイとのファイトを楽しみたいのであればこっちかな。笑

エルホリゾンテ70(プロト)は耐久テストのため持ち込んだ、50センチほどのコブダイを1本掛けたけど、サイズがサイズなだけに楽にキャッチ。この竿に関してヒットはその一本のみだったが、次回は大型相手に是非テストしてみたい。


コブダイは大きな前アタリの後に強烈な勢いで走り出すことが多い…

置き竿のブッコミで狙う場合は、ベイトタックルの場合、クラッチをきってラインが引き出された際にクリック音が出るように…それ以外にも必要であれば、鈴をつけたり、リーシュコードを装着するなど、各自でコブダイに竿を持っていかれないための対策を。

くれぐれも大事なタックルを海に引きずり込まれないように…←ここ一番重要です!

2015年11月24日火曜日

琵琶湖水系の主に逢いに…




先週末は今年ラスト??な、ビワナマガイド!






やっとお会いできた沖山さん!

初のビワコオオナマズはメーターオーバー!


個体数の減少と共に年々厳しくなるこの釣り。

時期的にもなかなかシブいもんで、ボウズ覚悟で急遽決行した今回でした。


今時期は日没後のルアー釣りの方が断然確率高いのですが、
今回はあえての日中に餌ぶっ込みで狙うという初の試み。

あの状況でしっかりとキャッチされたのは流石としか言いようがない。


メモリアルな魚との出逢いに立ち会うことができて本当に嬉しかった!






ビワナマは流水のプールにて、しばらく休ませた後にリリース…

元気に還っていってくれてよかった!

沖山さん、おめでとうございます!!!


日が暮れてからは中~上層まで魚が浮き出すため、
ルアーに切り替え、魚を拾い集めていく…

カスープカラーのスーパーシャッドラップに襲いかかったのは…






余裕で50UPなこの子。

ビワナマ鉄板ルアーのスーパーシャッドラップ。

今年はこの子ばかり連れて来てくれる。笑






下顎のシャクれたカッコいい魚。
ちなみにビワナマ釣り決行前はこっちが本命だったという…笑

20年振りのバスとのことで喜んでもらえて良かった!






沖山さん、片桐さん、たいしプロ、菊ちゃん。
お疲れ様でした。

次は暖かい時期に是非!!!



ちなみに最近の個人的な釣りの方はというと、
遠方と近場を行ったり来たり…










この子達と遊んでましたが、
秋の荒食い!入れ食い!な時期はもう終わりですね。


年明けの海外釣行に備え、
暫くはちょっと大人しくする予定です。

2015年11月11日水曜日

関東弾丸遠征 後編…朝鮮鮒??挑戦鮒??




激シブなアメキャ釣りに心を折られ、
さんぺーガイドの元、次のターゲットを目指して車を走らせた。

ロングドライブの末に着いた場所は、
ほんとに此処に…???な場所だった。

先ずはその姿を見てみたい!


ガサ網片手に水辺に降り立つ…


さんぺーと二人、ガサ網で挟み打ちすると…






チョウセンブナ!!!

あっさりと本命登場…


マジか!?

スゲェよ…さんぺーガイド!!!


その後も、

「ここは如何にも…」

というような場所をガサれば、
チョウセンブナは高確率で網に入ってくれた。






朝鮮半島原産の魚で、
1914年日本に移入され各地で増えたという。
ベタなどと同じラビリンス器官をもっており、空気呼吸ができるため、
溶存酸素量の少ない水でも生息が可能。

今年の夏に別の地域でチョウセンブナを探したことがあった。
生息地と思われる場所に辿り着いたが、
大雨による増水後でその姿を見つけることはできなかった…

快くガイドしてくれたさんぺーは、
膨大な時間と大量のガソリンを使い、執念でこのポイントを探しだしたのだとか。


観察水槽に入れていると、
浮上し空気を吸う姿が観察できるが、その姿がとても可愛い…

興奮時に浮かび上がる斑模様も渋くてカッコいい…エエ魚や。笑


出逢うことができて、メチャクチャ嬉しかったな~






大切な場所にガイドしてくれた、さんぺー。
雨の中、付き合ってくれたマサ。


本当にありがとう!!!


ちなみにチョウセンブナを釣りでも狙ってみた。

ガサガサでこれだけ取れるのであれば、釣ることも可能なはず!

チョウセンブナ釣ったことのある、さんぺー曰く、
居ても口を使いづらいらしく、なかなかに難しいとのこと。


冷たい雨が降りしきる中、糸を垂れる…


チョウセンブナが潜んでいるであろう箇所に仕掛けを落とし込み、
トップ~ボトムまで探ってみる…が、生命反応はない。


水温が低く、活性はかなり低そう…
だからこそ、ガサ網での捕獲が容易なのかも。

反応無くてもガサ網を入れれば2~3匹入るし…笑

釣りでは一度だけ食わせることができたが、針掛かりせずサヨウナラ。

機会あれば次は暖かい時期にまた釣りで狙ってみたいな~





ちなみにガサ網を使えばこんな感じ。笑


チョウセンブナへの挑戦はまだまだ続く…






そして東京最後の夜は多摩川ベースにて…

いろいろなイキモノを愛でながら、ゆったりとくつろげる最高の空間。笑

久しぶり&お初の皆様にお会いでき、とても楽しい時間でした。


帰りは新宿から梅田まで夜行バス。

そして体中バッキバキのまま、出社…


いつも通りバタバタやけど、とても楽しい週末となりました!

お世話になった皆様、本当にありがとうございましたm(__)m

2015年11月10日火曜日

関東弾丸遠征 前編…イカクンとグルテンと私。




先週末のこと。


なんとなくの思いつきでブラリと関東へ…

仕事終わりに関空へ向かい、ピーチで成田まで飛んだ。


成田に着くと、
ショータさんとマンディ関口氏が迎えに来てくださっていた。

関口さんは5月のタイの時以来だったので、
久々に会えて、とても嬉しかった。

三人でラーメンを食し、釣具店を回ったりしながら、
千葉県内をブラブラ…

関口さんと別れた後、
ショータさん宅にて戦闘態勢を整え、目的地に向けて出発!

道中に立ち寄った24Hスーパーでぶっ込み餌を調達し、
今回の初戦の舞台、茨城県・霞ヶ浦を目指した。

最初のターゲットはアメキャこと、チャネルキャットフィッシュ。

近年は関東地方のみならず、
他の地域でも増えている外来種の一つだ。


ポイントに到着し、
早々に仕掛けを組み上げ、餌をぶっ込んでいく…

暫くして、フリーにしていたラインが勢いよく引っ張りだされた!









一年ぶりのアメキャ。

置き竿にして餌をぶっ込んでいると、
なんかの拍子でタックルを持って行かれないかヒヤヒヤモノ…笑










ロッドはTULALA ポルタメント73イヌクシュク。
リールはツインパワー5000PG、ラインはPE3号にショックリーダー60lb。


障害物の多いエリアでの強引なやり取りのことを考え、
今回はちょっと強めなタックルセッティングで挑んだ。

ハイシーズンに比べるとアメキャの反応は薄いが、
飽きない程度にポツポツとアタリがある。

良い時期のアメキャ入れ食いも堪能してみたかったけれど、
今回は喋りながら終始ゆる~い感じだったため、これぐらいが調度良かったかも。笑


次の日はガイアナ帰りのマサが合流してくれるとのことで、
東京から出てきてくれたマサをピックアップしに土浦に向かった。


お昼前にマサと合流し、次に狙ったのはオオタナゴ。

有望ポイントをランガンするが、本命からのアタリは無い…


時期的に深場に落ちてしまっているらしく、
シャローとディープの隣接する地形変化に撒き餌を少し投入。


暫くするとウキが消えた!


アワセをいれると同時に姿を現したのは、銀輪ボディのオオタナゴ!

が、次の瞬間、針が外れ水中に落下…

思わず声をあげてしまったが、
仕掛けを入れなおすと、直ぐ様アタリがあった。






まだまだ小さいけれどオオタナゴ。






大陸原産の大型タナゴ。
大きいもので20㌢を超えるという…

撒き餌が効きだしたのか、
その後も仕掛けを入れればアタリがあった。

辺りが暗くなるにつれ、オオタナゴの反応は薄れていき、
オオタナゴからアメキャに狙いをシフト…


するが、アタらん…

…相変わらずシブい。


時期が悪いとはいえ、
これがアメキャ釣りなのか…??笑


アメキャらしからぬシブさに苦戦していると、
仙台から仕事終わりの「さんぺー」が駆けつけてくれた。


ここでショータさんとお別れ。

ショータさん、イベント前日でお忙しい中、
ガッツリ付き合って頂き、ありがとうございましたm(__)m



ショータさんと別れた後は、
さんぺー、マサと三人で釣り場ランガン。






最後のポイントにて、
さんぺーがアメキャをキャッチ!


この後も三人で餌をぶっ込んでみたけど、後が続かず…

時期的に魚は深場に落ちており、
冷え込みの影響もあってか活性は低い…

アメキャもオオタナゴも、あと一ヶ月早ければ…

そんな感じだった。


アメキャのシブさで心が折れた後、
次のターゲットを目指して移動を開始!

ロングドライブの末に辿り着いたのは、
ほんとに此処に???…な水辺だった。

2015年10月26日月曜日

九州弾丸遠征 その四…佐賀市内ガサガサ!




ムツかけ修行の後、
佐賀市内に戻り、小路丸さんと再び合流。

この日は午後からガサガサガイドして頂けることに…

先ず最初に到着したのは、
タナゴ類が多く見られるという水路の一角。

釣りで狙いづらい水深だったため、
試しにガサ網をいれてみると…






カゼトゲタナゴの雄!

色は薄いが、
側線に沿ってスッと伸びる青いラインが美しい。

初タナゴやったもんで非常に嬉しい!






カゼトゲタナゴの雌も網に入り、テンションが上がった。

ヤリタナゴやツチフキ…他にも様々な魚が網に入る…

普段だとフロッグを投げる水路でガサガサ…なんか不思議な感じ…


なにはともあれ、初のカゼトゲタナゴ…

出逢えて非常に嬉しかった!

次回は釣りで…笑



ガサガサ後半戦。

とある魚を探し、引き続きガサガサ調査!

…するが、
残念ながら目的魚を見つけることができなかった。

ちょっと時間が短かったかな~
次回はもう少し時間に余裕を持って挑みたいと思う…


お付き合い頂いた小路丸さん。
本当にありがとうございましたm(__)m



そして福岡までの帰り道。

昨日に仕掛けたゲンゴロウトラップを回収しに行くも…

トラップは不発。

何処におるんやろな~ナミゲン。笑



21時までにレンタカーを返却しなければいけなかったため、
福岡まで直行!…したのは良いけれど、復路便は次の日の朝一。

レンタカー返却後、
朝一のフライトまでどこかで時間を潰さなければならなかったため、
空港近くの銭湯「月の湯」へ。



空港から車で5分程の「月の湯」。

10~22時(受付21時半)であれば、
電話一本で空港まで車で迎えに来てくれる、無料送迎サービスあり。

平日だと700円、当日は日曜日だったため750円で入浴。
さらに700円追加で、休憩スペースにて素泊まりも可能。

車中泊が多い自分にとっては限りなく快適空間だった。

朝の送迎は10時以降からとのことなので、
空港までは歩きだったが、国内線ターミナルビルまで徒歩10分程と近かった。

今回みたいな朝一のフライト待ち、
フライトまで余裕があるし、ひとっ風呂浴びてスッキリしたい…

そんな方にもオススメです。


マイル失効間近ということで、
なかなかに強硬なドタバタ弾丸ツアーとなったが、非常に楽しい二日間だった。

逢いたい魚はまだまだ沢山いるので、
来シーズン、時期を見計らって再訪したいと思う。

2015年10月23日金曜日

九州弾丸遠征 その三…ムツかけ修行!







ムツゴロウ/Boleophthalmus pectinirostris


日本では有明海・八代海の干潟に生息するハゼの仲間。

幼少期に図鑑の中でその名前を覚え、ムツゴロウという魚に興味を持ち、
釣りキチ三平で読んで以来、ムツゴロウを狙う「ムツかけ」という伝統漁法に興味が湧いた。



ヤマノカミを探した後、有明海のとある干潟を目指す。

この日は朝一が干潮だったため、タイミング的にもよさげ…






朝日が昇ると同時に目の前には広大な干潟が広がる…






潟スキーで出陣していく、ムツ取り漁師さん。

少しお話をさせていただいたが、
この時期の朝方は冷え込みにより活性が低く、
気温が上がる午後からでないと厳しいだろうとのことだった。

以前から興味があったというのもあり、
今回はムツゴロウ漁として古くから知られる伝統漁法「ムツかけ」で狙うことにした。


干潮の干潟を見回すと、
干潟のいたるところで何かがピョコピョコと動く…






正体はトビハゼ。


本命のムツゴロウではないが、
以前から見てみたいと思っていた魚だったため嬉しい出逢い。

トビハゼをリリース後に干潟を観察して回ったが、
目に付くのはトビハゼばかりで本命の姿は無かった。


単純にムツゴロウの密度が薄いのか…

それとも、もう少し日が昇ってからでないと厳しいのだろうか…


時間も少なかったため、場所移動。

アテがなかったため、
手当たり次第ランガンを繰り返してムツゴロウを探す…


そしてタイムリミット間近…

最後に行き着いた場所でムツゴロウを発見!


しかし、目視できたのは5匹…

時間帯なのか、単純にポイント的にイマイチだったのか…


ムツゴロウの数は非常に少なかった。


このポイントのムツゴロウは警戒心が高く、
キャスト動作を見ただけで直ぐに巣穴に潜ってしまう…

彼らの警戒心のことも考え、
態勢を低くして彼らが巣穴から出てくるのを待つ…


超接近戦…

ムツゴロウが巣穴からピョコッ!

…と飛び出したところを、ピッチングで仕留めた!






やった!念願のムツゴロウ!!!






丁度手乗りサイズ。

掌の上で大人しくしているが、背鰭を立たせて威嚇気味。笑








植物食性のムツゴロウは、
干潟の泥に付着した珪藻などの藻類を主食としている。

威嚇時のムツゴロウは、口を大きく開け、背鰭を逆立たせるのだが、
今回はムツゴロウ同士やシオマネキとの喧嘩シーンも見ることができた。

初夏の求愛シーズンになれば、
オスがピョンピョンと跳ねる求愛行動なども見ることができるとのこと。

次回は一眼レフカメラのみを持って、干潟観察に行ってみたいと思う。






有明海のシンボルとも言えるムツゴロウ…

佐賀市内のあちこちでその姿を見ることができた。


後で気がついたこと。

ムツゴロウ探しに夢中になりすぎて、
ムツゴロウの永遠のライバル・シオマネキの写真を撮り忘れ…

時間がなくムツゴロウの蒲焼も食べれなかった。。。


今回は時間が無かったけれど、
同じく干潟に生息するワラスボやハゼクチの姿も見てみたいので、
また近いうちに訪れたいと思う。