ラストステージはカオレム。
6年前…
初めてタイに訪れた時、最初に釣りをした場所。
その時はシャドー狙いだったが、今回はワラゴ・アッツーという鯰狙い。
泊まるボートハウスは以前と違い、
ワラゴ実績の高いカオレムの女将ハウスを選んだ。
宿泊先のボートハウスに事前に伝えていたというのもあり、
数日前からボートハウス前は撒き餌が投入されていた。
餌はアジの臓物…
最初は防波堤のなんだか懐かしい香り。
時間が経つにつれて、とてつもない悪臭を放ちだす…
アジの臓物をハリに房掛けしてボトムにブッ込む。
周囲には適度に撒き餌をする。
準備は整った。
ワラゴよ…来てくれ…
エサを投入して直ぐのこと…
朝飯を頬張っていると、
凄い勢いでラインが引き出された。
鳴り響くクリック音。
ロッドに手をかけ、ラインテンションをかけていく…
食い込んでいるのを確認し、フッキング体勢に入るも…
フッ…と、テンションが消えた。
貴重なチャンスが。。。
まぁ、また来るさ…
気を取り直して朝飯をがっつく!
その後もアタリはあるが、
違和感を感じると直ぐにエサを離す…
ラインが張った時の微かなテンションでも。。。
警戒心が強いのか、
なかなか食い込まない…
アタる場所は決まっており、他の場所に仕掛けた置き竿は完全沈黙…
日中はあまりにも完全無のため、気分転換のため別の釣りに出かけてみることにした。
カオレムのナイフ漁師に弟子入りしてナイフ狩り!
灼熱の湖上で日に焼かれながらも、
いたるさんがカッコいいナイフを手にした。
いたるさんがカッコいいナイフを手にした。
口を開けると、舌から牙が飛び出す…
何度見てもカッコいい…
いたるさん、おめでとうございます!
お次は本命のワラゴ。
確率を上げるため、アタリが多い箇所に重点的に仕掛けを投入。
仕掛けを入れなおしてすぐのこと…
ブッコミポイントから少し離れていると…
「中西くんの竿にきてるでーーー!!!」
いたるさんの声が聞こえてきた!
持って行かれそうになっていた、
エルホリ70をいたるさんから受け取り、ファイト開始!
針はガッチリ掛かっている…
ブッコミポイントから少し離れていると…
「中西くんの竿にきてるでーーー!!!」
いたるさんの声が聞こえてきた!
持って行かれそうになっていた、
エルホリ70をいたるさんから受け取り、ファイト開始!
針はガッチリ掛かっている…
周囲に張り巡らされたロープに巻かれないよう強引に寄せにかかる…
ローリングを繰り返し、暴れ狂うアッツー。
ラストはシゲさんがネットで掬いあげランディング!
ワラゴ・アッツー/Wallago attu
タイ名:プラーカァーオ
アッツー!キタァァァ!!!
パックリ…と裂けた口に、
鋭い歯が立ち並ぶ…
口の裂けたビワナマのような魚。
何度見てもカッコいい…
パックリ…と裂けた口に、
鋭い歯が立ち並ぶ…
口の裂けたビワナマのような魚。
何度見てもカッコいい…
タックルデータ
Rod:TULALA エルホリゾンテ70(プロト)
Reel:シマノ カルカッタコンクエスト300+シマヤ釣具 怪魚ハンドル
Line:PE8号(ダブルラインで直結)
Rig:ハイパータマン20号+アジの臓物
ルアー釣りだけでなく、
餌釣りでの使用も想定したエルホリ70…
ティップがソフトかつ、
ブランク全体に張りを持たせた設計です。
柔軟なティップを活かし、ジワジワと食い込ませスィープに掛けるも良し。
ブランク全体の張りを活かし、口元にガッツリ掛けるも良し。
ルアーでは狙いにくい状況・魚種相手の場合でも、
対応できるセッティングにしました。
エルホリゾンテ70の最終テストも無事完了!
みんなの力で獲ったワラゴ…
思い出深く、非常に嬉しい一本となった。
何度見ても美しい…カオレムの夕日。
いつかまた、この地に戻ってきたいと思う。