2016年3月3日木曜日

南米釣行2016ベネズエラ その6…夏休み隊の里帰り part4。




南米には大~小、様々な種類のナマズが生息しており、
手軽な餌釣りでポロポロ釣れてくる。中にはルアーで釣れる種類も…
ここではオリノコ本流域で釣れたナマズ達をちょこっとご紹介。





タイガー・ショベルノーズキャット/Pseudoplatystoma fasciatum


パヤーラを狙っているとヒット!

ルアーで狙って釣れるナマズとして有名だが、かなりの早巻きで食ってきたのに驚き。

可愛いサイズだが、これまで餌でしか釣ったことがなかったため、なかなかに嬉しい…

ちなみにベネズエラではナマズ類のことをバーグレーと呼んでいた。






こっちのナマズ釣りと言えば、餌のブッコミ釣りがメイン。

と、言うわけで、ブッ込み釣りでも少し狙ってみた。


大型ナマズ狙いではないため、仕掛けは比較的ライト。
シンプルに、ルアー用ワイヤーにタマン針24号、錘は中通しの6号。






餌はパヤリン(ドラド・カショーロ)をブツ切り。


これをチョン掛けしてボトムにブッ込む…


お汁粉色のマッディウォーターには小~中型ナマズが群れているらしく、
底に落とせば直ぐに反応があった。






バルバード/Pinirampus pirinampu


止水・流水域共によく釣れたナマズ。

遊泳力の高い小~中型ナマズは元気に走るが、六本の太いヒゲがニュッと出てきたらこの子。

釣れたのは50~60クラスが多かったが、もうちょっと大きい個体もいるみたい。

いたるさんはタイガーショベルをキャッチし、
漁師のおっさんも手釣りでバルバードやドルフィンキャットなどをキャッチ。


こっちのナマズは明るい時間帯のほうがよくアタるイメージなのだが、
暗くなってからもポツポツ反応がある…





バルバードのラッシュに混じり、ちょっと違うナマズが釣れた!

スポットの入ったピニランプスの一種。

名前分かる方がいらっしゃいましたらご教授お願いします。






バイオレット・カンディル/Cetopsis coecutiens


切り身をノーシンカー状態で流すとコツコツとアタる…

アタリの正体はこの子。

人食い魚としてピラーニャと並んで有名なカンディル。

カンディルと名のつくものは数種類知られているが、
この種類はエラ等から侵入して魚を体内から食い荒らすタイプではなく、
主に魚の死骸など、死肉を漁るタイプらしい。





エサ取りとしてガンガンヒットしてくるバイオレット・カンディル。
ナマズ用の餌として調度良さげなサイズだったため、試しに投入してみた!

食ってきたのは…




淡水エイ…

中洲に上陸してナマズ仕掛けをブッ込んでいたんだけれど、
ベース場所から離れていた隙にミヌアノ64にアタった。

近くに居た漁師のおっさんが全力でフッキング!…するも、
レバードラグのリールの扱い方がわからなかったおっさん。

ファイト中に謎の大バックラッシュを起こし、アベアベ状態。

騒ぎに駆けつけた、いたるさんが手釣りでファイト&キャッチしたとのこと。笑




いたるさん、お疲れ様でしたm(__)m