2016年3月22日火曜日

南米釣行2016ベネズエラ その14…忍耐のアイマーラ。




いよいよベネズエラ後半戦突入!

アイマーラを探す旅がスタートした。


アイマーラは、いわゆるタライロンのこと。

中盤戦でパヤーラを狙っていた時、小型ながらアイマーラをキャッチすることができた。






アイマラ/Hoplias aimara

流れの淀みにアイルマグネットを打ち込むと食い上げバイト!




数は少ないが、アイマーラは居る…

それが分かったのが大きかったし、
初魚なもんでサイズ問わず非常に嬉しいイッピキだった。



ガリンペイロ村にお世話になった後、
アイマーラを探してさらに移動。


アイマーラに関して聞きこみを進めていくと、
途中、出逢ったペスカドール(漁師)にボートを出してもらえることになった。




ボートを走らせ、よさ気な場所を探す…


協力してくれたペスカドールにアイマーラについて話を聞くも…

アイマーラは数が少なく、たまに仕掛けにヒットする程度とのこと。

普段メインで狙うのもパヤーラがメインのため、
アイマーラのことを聞いても微妙な答えしか返ってこなかった。



自分達のカンを頼りによさ気なエリアを探す。

何箇所のポイントを巡ったかわからない…


このエリアの地形的にはなだらかな砂浜か、
ゴツゴツした岩場のシャローからの一気にドン深。

パヤーラの時と同様に陸からのアプローチとなるが、
ルアーでは探りづらく、微妙な感じ…


あれこれ考えた結果、釣り方は餌のブッコミ。

アイマーラを探すというのが目的だったため、
確率の高いであろう釣り方を選んだ。


ロッドはミヌアノ64とエルホリゾンテ70。

ミヌアノ64には大型ナマズ用仕掛け、
エルホリ70にはライトブッコミ仕掛けを装着。


餌はというと、
ペスカドールの話を参考に最初は鶏肉や牛肉を試すもイマイチ…

いろいろ試した結果…





コイツで落ち着いた。笑

パヤーラは何処にでも湧いているので、調達しやすく、
身の量も多いので、撒き餌としても使える。

ナイフで程よいサイズに切り、チョン掛け。



釣りの方はというと、
予想していた通り、根掛かりが多く大苦戦…


流れが絡み、ディープとシャローが隣接するスポット。

地形的にはゴツゴツの岩場。

スタックしにくいスポットに仕掛けを送り込むのになかなか難儀した。



たまにアタリがあるが…













可愛いサイズが多く、狙っているサイズが出ない。

強烈なアタリと同時にエルホリ70をブチ曲げたのは…





セルフィン・キャット/Perrunichthys perruno

アマゾン広域に生息する中型ナマズの一種。

ブラジルではジュンジア…ベネズエラではジャッキーと呼ばれていた。






非常に羨ましいイッピキ…

かなり美味らしく、漁師のおっさんに問答無用でキープされた。笑





こんな珍客も…

カエルアタマガメの一種??







アイマーラの反応があるのは決まって夕方以降。

夜行性のアイマーラは日中は深場の岩場潜んでおり、
日が傾きだすと同時に活動を開始し、シャローに餌を漁りに来るイメージ。


ブレイク付近を重点的に攻めたが、一日やって2~3バイト。

やはり数が少ないのだろうか…






グランデなアイマーラ…

どこやねん!!!