2016年3月4日金曜日

南米釣行2016ベネズエラ その7…夏休み隊の里帰り part5。




肩慣らしのベネズエラ前半戦。

いろいろな魚に出逢うことができたが、メインで狙ったのはこの魚。






シクラ・インテルメディア/Cichla intermedia


前回、ベネズエラに訪れたのはこの魚に出逢うためだった。

オリノコ河水系の特産種で、主にオリノコ中上流域に棲息。

ロイヤルピーコックバスとも呼ばれるこの種類は、ピーコックバスの中では中型種。

同水系に棲息する大型種のテメンシスほど大きくはならないが、
流水域の住人というのもあって、その性質はとにかくアグレッシブ。

ミノーや激しくジャークすれば、流れの中からカッ飛んでくる!

日本の釣りだと、川スモール…あれの熱帯版で、もっと激しい感じ。笑

個人的に大好きな釣りの一つであり、機会あればもう一度狙ってみたい魚だった。







川幅が狭く、比較的流れの早い支流のため、
ここでロイヤルピーコックバスを狙う時は基本的にボートからの岸際流し打ち。


オーバーハングや倒木…


岸際のよさ気なスポットにガンガンルアーを打ち込んでいく。


一級スポットにキャストが決まり、
ミノーをビシバシジャークすれば…ズドーーーン!!!


条件が重なればトップも◎、激しく水面を爆発させてくれる!















流水域のパボーンは引きも強烈。

ボート際で何度も突っ込みを繰り返し、激しいエラ洗いの連発!

この釣りにメインで使用していたピカパウ57をギュンギュン絞り込んでくれた。







Rod:TULALA ピカパウ57
Reel:USシマノ CURADO200E-7
Line:PE4号+ナイロンリーダー60lb+ボンバダスナップOvo No.1
Lure:ラッキークラフト ビーフリーズ100SP
ボンバダリングForte No.2+オーナーST-66 #4











全て同種なのだが、個体によって体色・模様は様々。

基本は流れアタりの良いスポットに潜んでいるが、
それに絡む条件によって体色が変化し、色彩にも傾向があるように感じられた。

青々としたブッシュやオーバーハングに潜む個体は黄系、
倒木に居着く個体は緑系、岩盤や岩場は銀系…といった具合。笑

鮮やかな緑や黄もいいけれど、シブめな銀系が個人的にはお気に入り。






今回の最小サイズ。

トップに可愛く出てくれた。






エキサイティングな南米版、川バスゲーム!

良い魚にも出逢えたし、最高に楽しかった!!!



Cichla intermedia



いつかまた…