2018年7月21日土曜日

モンゴル釣旅2018 番外編…旅の装備。




あぁ…

早く、草原の国に帰りたい…


そんなことを考えながら、
次の海外遠征の準備中ですが…笑


今回はモンゴル旅の装備について少し紹介したいと思います。



先ずは、タックルについて…




Huerco XT610-4C

今回はタイメン、パイク共にベイトタックル一本で挑みました。使用したロッドはHuerco XT610-4C。国内外問わず使用機会の多い4ピースのヘビーバーサタイルベイトですが、適度に張りを持たせた、しなやかなティップ~ベリーセクションのおかげで、下は10センチクラスのミノーから扱え、この釣りで多用する2~3オンス級ビッグベイトのフルキャストにも難なく対応。激流域におけるメーター前後の魚とも余裕をもって対峙できる、しっかりしたバットセクションのおかげで、期間中は多くの魚に出逢うことができました。

仕舞寸法60センチの4ピース。バックパックやスーツケースにすっぽり収まるため、飛行機における荷物預け時のトラブルは皆無。現地でのタクシーや乗り合いバスなどを利用した移動時にも煩わしさがなく、非常に快適に旅を楽しむことができます。
限られた道具でありとあらゆる状況に対応しなければならない…行き当たりばったりの自由な釣り旅だからこそロッドに求められる懐の広さ。日常~旅先の釣りにいたるまで、車、バイク、バックパック、スーツケースの中に…一本忍ばせておけば心強い相棒となってくれる。そんな一本です。





タイメンに関しては流れの中でルアーアクションさせ続けなくてはならないため、ハイギアリールが有利。リールはいつも通りのシマノ スピードマスター200を使用しました。メインラインはPE6号にナイロンショックリーダー80lbという、河川のビワコオオナマズを狙う時と同じセッティングで挑みましたが、荒瀬の中で大型のタイメンを掛けた際も多少強引にファイトでき、全く不安はありませんでした。パイク狙いの時はショックリーダーの先端にワイヤーリーダーを追加すればそのまま使用可能。




使用したルアーについてですが、大型のタイメンほど、激流域の一級スポットに潜んでいる傾向が強いように思えました。今回は10~14センチクラスのミノーをメインに、S字系ビッグベイトやノイジー系トップなど様々なルアーを持ち込みましたが、流れに強いルアーでなければ厳しい場面も多く、ハマりにハマったのはジョインテッドクロー178とトリプルインパクト140。魚を寄せるならトリパク、食わせならジョイクロといった具合でこの二つのルアーだけで殆ど全ての魚をキャッチすることに成功しました。

貴重なバイトを掛けて獲るために…とても重要なフックセッティングですが、ジョイクロにはがまかつのトレブルRB MH。トリパクにはイチカワフィッシングのカマキリトレブルをメインで装着。ささ濁りが入り、ミスバイトが多発するような条件下でもしっかりと魚の口元をとらえてくれました。




Huerco XT610-4C
SHIMANO スピードマスター200
YGK ウルトラキャストマン フルドラグWX8 #6
VARIVAS ナイロンショックリーダー 80lb

GANCRAFT ジョインテッドクロー178
×
GAMAKATSU トレブルRB MH

SHIMANOトリプルインパクト140
×
ICHIKAWA FISHING カマキリトレブル#2




テント、シュラフ、調理器具など装備を整えて挑んだ今回のモンゴル旅。

次は釣り道具よりも重要な旅の装備について少し書きたいと思います。




テント … NEMO Dagger 2P

急な暴風雨やヒョウなど、悪天候から守ってくれたテント。組み立ても非常に簡単で、時間が無い時でも直ぐにキャンプの設営が可能。一人用に比べて少し大きくなってしまうけれど、ゆったりと使える二人用テントが使い勝手が良く、今回の旅では重宝しました。


シュラフ … モンベル ダウンハガー800 #2

コンフォート温度0度、リミット温度-6度。夏のモンゴルとは言え、夜間~明け方にかけてはそこそこ冷え込む日も。積雪期の登山でも幅広く使えるということもあって、多少冷え込む夜も快適に過ごせました…今回は少し暑かったぐらい。自重735g。とてもコンパクトにまとまるのも◎。今回のモンゴル用にと購入したが良い買い物でした。今後の登山釣行や海外遠征でも活躍してもらう予定です。




衣類系

夜間は0度前後、昼間は30度前後と温度差が激しい夏のモンゴル。衣類の選定は非常に悩むところでした。昼間は速乾シャツと速乾ハーフパンツで過ごし、夜間はナノパフダウンやゴアのハードシェルを着込んで過ごす。衣類に関してはコンパクト性を重視しつつ、必要以上に削り過ぎないよう注意。インナーも重要なので、ここも機能性重視で選びたいところです。




釣りの時はヒップウェーダーを装備する場面が多かった今回。ウェーダ―がなくても釣りは可能ですが、釣り場的にあるとそこそこ便利。チョロートの場合、少々の入水や毒蛇の危険に備えて。テルヒンツァガーンの場合、基本的に遠浅なのでウェーダーがあると心強い。オノンの場合、泥濘や藪漕ぎをする機会が多いので無いとツラい…と言った具合でしょうか。多少かさ張りますが、今回は機動力UPに大きく貢献してくれました。




バックパック … ドイター エアコンタクト65+10

旅の中で自分たちで自炊キャンプするとなると、テントやシュラフ、調理器具、そして衣類なども合わせて結構な荷物量になってしまう…寒い国だとなおさら。しかし暖かい国に比べて、持って行く釣り具は絞られるため、重量的にはそれほど気になりませんでした。丈夫で使いやすいドイター社製のバックパックを使用する機会が多いのですが、今回は最初の旅で購入した(大きくてそれ以降は使う機会がなかった。笑)エアコンタクト65+10を引っ張り出してきました。荷物の量を極力減らし、少なくまとめることも大事ですが、必要なものを減らしすぎるのも良くない。旅の装備を揃えるときは釣り具は後回しで、最低限以上の必要装備から揃えましょう。


その他

今回のモンゴル旅でも重宝したのがお馴染み銀マット。睡眠時の底冷え防止に…また他にもいろいろな用途に使えてとても便利。
一度の旅で使い捨てても気にならない値段も魅力。折りたたみ式や、膨らますタイプに比べて多少かさ張りますが、今回持って行って良かったアイテムの一つです。


最後に…

今回のモンゴル旅ではWILD-1 印西ビッグホップ店さんにキャンプ用品を提供&協力して頂きました。

釣り道具の取り扱いもあるWILD-1さんですが、キャンプやアウトドア用品も全般に取り扱っており、頼りになるスタッフさんが親切丁寧に相談にのってくれます。
テントやシュラフのことは勿論、キャンプやアウトドアのことなど、もし分からないことや探し物があれば是非一度店舗の方に足を運ばれてみてください。


WILD-1


WILD-1 印西ビッグホップ店