日照時間の長い夏季のモンゴル。
朝の5時から夜の22時まで明るく、一日がやたら長く感じる。
タイメンが好反応な時間帯は朝夕マズメ。
夜も良いみたいだが、
朝夕だけでも十分釣れたので今回は竿を出さなかった。
タイメンの反応が薄い昼間は昼寝したり、
写真をとったり、各自自由な時間を過ごす。
しかし、近くに川が流れていると、
ついつい気になってしまうのが釣り人の性。
昼間の暑い時間帯になると、
水浴びがてら川に立ちこんで竿を振る。
狙いはレノックことコクチマス。
タイメンのメインベイトになっていると思われるが、
魚食性が強いレノックはタイメン釣り中もしばしヒットする。
ウグイのような顔をしており、
自分たちが良く目にするマスとはまた違った雰囲気だ。
小型のスプーンやスピナーは勿論、
ノイジーやビッグベイトにも果敢にアタックしてくるのだが、
非常に魚影が濃く、反応が途切れることはなかった。
引きも強く、
ライトタックルで専門に狙ってみるとなかなか面白いターゲットだ。
今回のモンゴルではグレイリングにも出逢うことができた。
今回はかわいいサイズを小型スピナーにてキャッチ。
水面に落ちた虫や水生昆虫などを好んで捕食していると思われる。
サイズがサイズというのもあるが、
口が小さく、釣るのになかなか難儀した。
次回はフライで挑んでみたいし、美しい成魚の姿も見てみたいね。
チョロートの釣りでは、
ベースキャンプ~釣り場まで崖の上り下りが一日数回。
釣り中は河原を長距離釣り歩くので、
朝・昼・夕はしっかり食事をとりたいところ。
今回は料理が得意な二人にほんと助けられた。
ショータくんにサブリくん、本当にありがとう!!
その日の釣りが終われば、みんなで焚火を囲み、
暖かいコーヒーを飲みながら一日を振り返る。
こんな時間も複数人数で行く釣り旅の醍醐味かな。
明日はどんな魚との出逢いが待っているのだろうか…
モンゴルの遅くて短い夜が更けていく…