ブラジルの次に向かった国はガイアナ。
ガイアナへは、ブラジル側の国境の町から歩いて入国。
ガイアナは元イギリス領だった国。
公用語は英語であり、コミュニケーションは比較的取りやすい。
ドタキャン…ガセネタ…ボッタクリ…
いろいろと疲れた1日だったが、
辺りは荒野…荒れた道をひたすら走る…
釣り場近くの村に着いた時には、すっかりと夜も更けていた。
ここの村人に話を聞くと、この近くの川で釣りはできるが、
乾季に入り減水しすぎのため、コンディションは最悪とのこと…
オマケに「ピラルクは隣の村まで行かないと厳しいだろう…」と言われてしまった。
見ず知らずの土地で移動の足も無いため、とりあえずここでやってみるしか無い…
この日はこの村で半野宿。
ハンモックを吊るしていると、
自分たちの話を聞いた村の漁師がやってきた。
いろいろ交渉を済ませ、タックルの準備を終えるとゆっくり眠りに着いた。
朝になるとキャプテンがやってきた。
釣具をまとめ、釣り場を目指す…
村に辿り着くまでは荒野だったが、村を抜けるとそこはジャングルが広がっており、
ネグロとは違った様々ないきものに出会うことができた。
しばらく歩くと、川が見えてきた。
どんな魚達が待ち受けているのか…
ワクワクと不安の両方を抱えたまま、ボートは走りだした。