ブラックピラーニャと同じく、
流れの中には、もう一種の激流域の住人が潜んでいた。
流れの当たる岩盤沿いにボートを停泊。
陸からチョイ釣りをした時のこと…
横で釣りをしていたいたるさんの竿が曲がり、
銀色の魚体が水面を割った。
「パヤーラ！」
キャプテンが叫ぶ。
アルマータス・カショーロ/Hydrolycus armatus
ちなみにネグロで自分が釣ったスコンベロイデスとは別種でコチラはアルマータス。
２種は共に大型種だがアルマータスのほうがより大きくなるという…
ブラジルではカショーハだが、こちらではパヤーラと呼ばれている。
パヤーラ！
いいな～
横で投げていると…
ガツーーーン！！！
ロッドを介し、
金属的な強い衝撃が手元に伝わる。
アワセを叩き込むと同時に、銀色の魚体が水面を割る…
流れの中から、
ミノーを丸呑みにしてきたアルマータス。
まだまだ小型だが、
下顎から突き出た２本の牙と厳つい面構えが非常にカッコいい…
お次はいたるさんにヒット！
レッドフィン・カショーロ/Hydrolycus tatauaia
小型種のカショーハ。
その名の通り、尾びれが赤く染まる…
いたるさんが釣った可愛らしいパヤーラ。
個人的にとても羨ましい…
こちらはアルマータスではなく、ネグロでも釣ったスコンベロイデス？？
夕マズメになり、パヤーラのボイルが多発…
狩場は個体ごとに決まっているらしく、
同じ所で豪快なボイルが繰り返される。
ブラックピラーニャとパヤーラ…牙魚な一日だったが、
この日立ち寄ったラーゴで何度かピラルクの呼吸を見ることができた。
＊キャプテンがオールを忘れてきたため、操船は足漕ぎ…笑
ピラルクを十分に狙うことができなかった。
ピラルクはいる…
明日はピラルクを狙おう！
キャプテンに告げてみたところ…
キャプテンに告げてみたところ…
任せておけ！
自信満々な返事が帰ってきた。笑
夜のうちにタックルを再編成。
今回持ってきていたミヌアノ(プロト)に、
ピラルク仕掛けをセット。
明日は自分の運にかけてみよう…
