前記事の続き、というか番外編です。
前々からやってみたかったことの一つ。
タガメ釣り。
タガメを獲るだけであれば、網を使えばいいのだが、
タガメがどんな感じで餌を捕食するのか…
直にこの目で観察してみたいというのがあった。
いつもタガメに逢いに行く場所は個体数が少ない。
ブッシュも濃いため、
目視で発見するのが非常に困難であり、
見つける手段は網を用いたガサガサだった。
個体数が多く、
水田等の開けた箇所に居るのを容易に見つけれる今回、
観察するのにも、釣るのにも絶好のチャンス。
竿は開発中のTULALAのタナゴ竿・ベリタス30/20。
繊細な操作性と取り回しの良さを考え、
TULALA史上、最もショートな20モードで挑んだ。笑
餌はタガメがチューチューした後のカエルの亡骸。
それをフックに引っ掛け、
見つけたタガメの前に落とし込む。
開始早々に1ホールドを得るも、バラシ…笑
油断していると田んぼの奥に逃げられてしまった。
水田周りのブッシュが薄い箇所だと、
バラシ後に奥に逃げ込まれる確率が高く、なかなかに厄介。笑
近くでヒカルさんが別のタガメを見つけてくれていたので、
そのタガメを狙わさせてもらった。
水田脇の冠水植物と同化し、ガッツリ身構えるタガメ。
目の前で餌をチラつかせると、
グワッ…シッ!!!っと、掴みかかってきた。
シェイクしてやると、逃すまい…とばかり、
鎌状の前脚をくい込ませ、針状の口吻を深く突き刺していく…
ガッチリホールドしてしまえば離さない。
あとはザリガニ釣りと同じ要領。
なのだが、タガメの力は強い。