2016年2月19日金曜日

南米釣行2016ベネズエラ その2…旅の続き。




ベネズエラ・カラカス二日目。

街中でいたるさんと二人、
ホットドックとハンバーガーを貪りながら、
今後の動きについて話し合っていた。


昨年は一ヶ月という期間の中で、
ブラジル~ガイアナ~ベネズエラの南米三ヵ国を釣り歩いた。

最後に訪れたベネズエラは時間的余裕がなく、
釣りに使える時間はたったの一日。







実質半日の釣りの中で、
二人揃って目的の魚(Cichla intermedia)を手にすることができた。

しかし、敢え無く時間切れ…


憧れだった大河オリノコ…

見てみたい魚はまだまだ沢山いる…

もう少し時間があれば…



無念のタイムアップから一年。



いたるさんと二人で話し合った結果、
前回の旅の続き…


あの場所に戻ることに決めた。





先ずは釣り場までの中継地点となる町への移動!


なのだが…


入国数ヶ月前から治安が急激に悪化し、
入国日にデモ隊と警官隊が衝突。

その直後だったため、都市間バスはストップ…

オマケに隣国との関係悪化に伴い、
コロンビアとの国境も封鎖されているとのこと。


なんとも身動きが取りづらいタイミングで入国してしまった…


いろいろと考えた結果、
タクシーをチャーターすることした。

料金はちと割高になってしまうが、
都市間バスがいつ運行再開になるかわからない。

後半の動きのことも考え、
少しでも早く動きたい…というのもあっての選択だった。


次の日の早朝にカラカスを出発!






中継地点の町までは車で10時間程。

道中は所々で道路が陥没しているが、
みんな100㌔ぐらいでかっ飛ばすもんで、非常に危なっかしい。






車のトラブルは日常茶飯事。

長距離の悪路走行により、ついに…

というか、やっぱり足回りがイカれた…






オリノコ河を渡り、さらに車を走らせる。


カラカスからの道中、関所での検問は三度ほど。

タクシーの運ちゃんが上手く切り抜けてくれて、二度はスルー。

一度は荷物を全て開けさせられ、
全チェックされるもなんとか無事に突破。

目立ったトラブルも無く、
まだ明るいうちに中継地点の町に到着することができた。





この日はこの町で一泊。


次の日の朝一、
去年お世話になった、目的地の村を目指した。






ここまでくればあと少し。

さぁ、去年の旅の続きを始めよう…