ベネズエラ・カラカス二日目。
街中でいたるさんと二人、
ホットドックとハンバーガーを貪りながら、
今後の動きについて話し合っていた。
昨年は一ヶ月という期間の中で、
ブラジル~ガイアナ~ベネズエラの南米三ヵ国を釣り歩いた。
最後に訪れたベネズエラは時間的余裕がなく、
釣りに使える時間はたったの一日。
実質半日の釣りの中で、
二人揃って目的の魚(Cichla intermedia)を手にすることができた。
しかし、敢え無く時間切れ…
憧れだった大河オリノコ…
見てみたい魚はまだまだ沢山いる…
もう少し時間があれば…
無念のタイムアップから一年。
いたるさんと二人で話し合った結果、
前回の旅の続き…
あの場所に戻ることに決めた。
先ずは釣り場までの中継地点となる町への移動!
なのだが…
入国数ヶ月前から治安が急激に悪化し、
入国日にデモ隊と警官隊が衝突。
その直後だったため、都市間バスはストップ…
オマケに隣国との関係悪化に伴い、
コロンビアとの国境も封鎖されているとのこと。
なんとも身動きが取りづらいタイミングで入国してしまった…
いろいろと考えた結果、
タクシーをチャーターすることした。
タクシーをチャーターすることした。
料金はちと割高になってしまうが、
都市間バスがいつ運行再開になるかわからない。
後半の動きのことも考え、
少しでも早く動きたい…というのもあっての選択だった。
次の日の早朝にカラカスを出発!
中継地点の町までは車で10時間程。
道中は所々で道路が陥没しているが、
みんな100㌔ぐらいでかっ飛ばすもんで、非常に危なっかしい。
車のトラブルは日常茶飯事。
長距離の悪路走行により、ついに…
というか、やっぱり足回りがイカれた…
オリノコ河を渡り、さらに車を走らせる。
カラカスからの道中、関所での検問は三度ほど。
タクシーの運ちゃんが上手く切り抜けてくれて、二度はスルー。
一度は荷物を全て開けさせられ、
全チェックされるもなんとか無事に突破。
全チェックされるもなんとか無事に突破。
目立ったトラブルも無く、
まだ明るいうちに中継地点の町に到着することができた。
まだ明るいうちに中継地点の町に到着することができた。
この日はこの町で一泊。
次の日の朝一、
去年お世話になった、目的地の村を目指した。
ここまでくればあと少し。
さぁ、去年の旅の続きを始めよう…