2014年7月25日金曜日

Veritas…

先週末の日曜日…

前週に引き続き、タナゴ探しへ。


山間部の水路…

普段は黄身練りを使用しますが、
流水域のため、エサ持ちの良い赤虫を使用。

流れに乗せて仕掛けを流してやると、


流れの中を、


キラリ…キラリ…


彼らは素直に反応してくれる。






相変わらず美しい…

妖かしい体色のヤリタナゴ。






エメラルドグリーンな体色に、
黒く染まる腹鰭と臀鰭…

発狂してしまいそうになる美しさのアブラボテ。

この一尾が見れただけで、もうお腹いっぱいです…笑






やけに引くと思ったら…オイカワ。






タナゴに劣らず美しい…

日淡を代表する美魚。






新規開拓でカネヒラポイントを発見。

地元でメインのタナゴ…カネヒラ。

まさかここで出会えるとは…


こういう思わぬ出会いは嬉しいね~






今回もたくさんのタナゴたちが遊んでくれました。


釣りしている最中は、
エアーレーションの効いた大型バッカンにてキープ、



最後に写真撮影。



撮影後はオールリリース。




使用したタナゴ竿は、TULALA・Veritas40。






TULALA Veritas40

並継ぎ6本(替え穂先付き)、4フィート(約122㎝)、仕舞寸法27.5㎝、自重約14g


ベリタスとはラテン語で「まごころ」という意味。
こんなタナゴ竿が欲しい!という単純な理由から開発がスタートしたVeritas40。

関西在住のタナゴ釣り師、しんちゃんにテストをお願いし、
密かに開発が進められておりました。


TULALAのブランクスカラーを纏い、継ぎ目の箇所にスレッドを巻き、
どこかルアーロッドらしいテイストを取り入れながらも、
本格的なタナゴ竿に仕上がっております。

釣り場によってはオイカワやカワムツ、
30センチほどのコイやフナが掛かることもありますが、
タナゴ竿に対して、大物が掛かった際に破断されることのない強度を持たせてあります。

替え穂先・ハードティップ付きですので、
状況や魚種に応じてソフト・ハードの両タイプを交換してお使いいただければと思います。


個人的にはタナゴだけでなく、テナガエビやオヤニラミ…
小型魚全般に使いたいな~といったかんじですが、
国内だけでなく、海外釣行時などにバックパック内に忍ばせておくと、
釣りの世界が広がること間違い無しの一本です。




釣り上げた後の魚の撮影について…



魚の撮影時ですが、タナゴに限らず小型魚は弱りやすいので、
写真撮影は素早く行うようにしております。


足場の高い場所ならエアーレーションの効いた大型のバッカン。
足場の低い場所ならビク。


これらに入れてキープ。


そして写真撮影時には薄く水を張ったトレイに魚を移しております。


素早く写真撮影→素早くリリース。



タナゴは釣り・魚類的…

どちらから見ても、とても魅力的な魚です。


釣りだけでなく、飼ってみて分かることも多いですし、
よりタナゴの魅力を知りたいのであれば、水槽で飼育してみても良いと思います。

私も以前にタナゴを飼育してましたが、
種類によって違った性質、個体ごとに違った個性…

飼育を通して彼らのいろいろな姿を見ることができ、
タナゴの魚類としての魅力にとても惹かれました。



環境変化や乱獲などにより、
タナゴの数は年々減少しているのも事実です。


いつまでも彼らの住処で、彼らの元気な姿が見たい…
そのためにも必要以上に魚を持ち帰らないようにしたいものですね。

個人的には最も日本らしいと思える釣りであり、
将来的には自分の子供に教えたいと思う釣りの一つ…






タナゴとタナゴ釣り…



日本の魚であり、釣りとして、
これから先もあり続けてほしいものです。