2016年4月27日水曜日

透明鱗タイバラ。




透明鱗タイリクバラタナゴ






厳密に言うと写真の魚は半透明鱗らしいのだが、
透明鱗とは鱗の内側に光彩層を持たない個体のこと。

通常は鱗と皮の間に光を反射する光彩層があるが、
透明鱗の場合はそれが無く、そのため鱗が透明で体が透けて見えるのだという。

自然下でも極稀に見ることのできる突然変異個体。



今回の話の主役はこの透明鱗なのだが、
きっかけはタナゴ釣りの「シンちゃん」こと、河野先生との釣行。


この日はベリタス20/30のイメージカット撮影のため同行させて頂いた時だった。






ベリタス20/30のコンセプト通り、足元の釣りで狙いはタイバラ。

このポイントには半透明鱗なタイバラも棲息しているという。

ただ数が少なく、運的な要素が強い。






しかし、流石の河野先生。

撮影中にスケルトン(半透明鱗)をキャッチ!


自分はスケルトンを手にすることはできなかったが、
実際に目にすることができたというのがとても嬉しかった。


でも、自分でも釣りたくなるのが釣り人…

河野先生にリベンジを約束!…し、帰路に着いた。笑



そしてある週末のこと、スケルトンの棲むタナゴポイントを目指す。






この日もタイバラの嵐。


何百匹釣ったか分からない。


昼前に釣りを開始し、夕マズメ突入。


とにかく無心で釣り続けていると…



…!?…







スケルトン!キタァァァ!!!







雄のスケルトン(半透明鱗)ちゃん。







ノーマルな雄との比較写真。

…ほんまにスッケスケ。

ちなみに真の透明鱗は目が真っ黒なんだとか。


釣れる時は一投目で釣れるかもしれないし、釣れない時は千匹釣っても釣れないだろう。


ほんと運試し…宝クジ的な釣り。

まぁ、なんしか釣れて良かった。

アドバイスを頂いた河野先生にも感謝です!







スケルトン含む、釣ったタナゴは全てリリース。







また遊んでね~