透明鱗タイリクバラタナゴ
厳密に言うと写真の魚は半透明鱗らしいのだが、
透明鱗とは鱗の内側に光彩層を持たない個体のこと。
通常は鱗と皮の間に光を反射する光彩層があるが、
透明鱗の場合はそれが無く、そのため鱗が透明で体が透けて見えるのだという。
透明鱗の場合はそれが無く、そのため鱗が透明で体が透けて見えるのだという。
自然下でも極稀に見ることのできる突然変異個体。
今回の話の主役はこの透明鱗なのだが、
きっかけはタナゴ釣りの「シンちゃん」こと、河野先生との釣行。
この日はベリタス20/30のイメージカット撮影のため同行させて頂いた時だった。
ベリタス20/30のコンセプト通り、足元の釣りで狙いはタイバラ。
このポイントには半透明鱗なタイバラも棲息しているという。
ただ数が少なく、運的な要素が強い。
しかし、流石の河野先生。
撮影中にスケルトン(半透明鱗)をキャッチ!
自分はスケルトンを手にすることはできなかったが、
実際に目にすることができたというのがとても嬉しかった。
でも、自分でも釣りたくなるのが釣り人…
河野先生にリベンジを約束!…し、帰路に着いた。笑
そしてある週末のこと、スケルトンの棲むタナゴポイントを目指す。
この日もタイバラの嵐。
何百匹釣ったか分からない。
昼前に釣りを開始し、夕マズメ突入。
とにかく無心で釣り続けていると…