2018年6月16日土曜日

韓国 釣り&ガサ旅…前編




少し前ですが、お隣の国・韓国へ行ってきました。


釣りで訪れるのは二度目の韓国。


初回は北部にてカムルチー狙いでしたが、今回の舞台は韓国南部。




目的は ソガリ こと コウライケツギョ


海のハタを思わせるようなフォルムに、豹のような毒々しい模様がなんとも…

事前に釣果写真などで見た第一印象は「カッコいい…」の一言だった。


河川の中~上流域に生息する肉食魚で、
朝鮮半島に多く生息しているというが…

癖が無い白身でとても美味。

現地では高級食材として扱われ、
近年は乱獲などの影響で年々数を減らしているという。


個人的に是非釣ってみたい、また見てみたい魚の一つだったため、
近いうちに足を運びたいとタイミングを見計らっていたが…


ピーチ 関空~釜山 往復8000円


ふと調べた往復航空券が格安だったということもあって急遽釣行を決めた。笑


期間は6/4~7の3泊4日。


ソガリ以外にも見てみたい魚がチラホラいたので、時間的には十分かな…


前日にドタバタで準備を済ませ、同行者のいたるさんと共に韓国・釜山に降り立った。


先ずは自分たちの足となるレンタカーを借り、
スマホのナビを頼りに目的地を目指す。


ソガリの生息環境的にここかな…??


向かったのは事前にGoogleアースで下見したポイント。



自分達が訪れた河川は6月からソガリ釣り解禁という事もあって、
解禁当初のタイミングにあたる今回はどのポイントも現地釣り師で賑わっていた。


分厚い雨雲が頭上を覆う朝一。

藪こぎを繰り返して辿り着いた河原で竿を振る。


韓国でもルアー釣りのターゲットとして人気のソガリ。

釣りスタイルとしてはグラブなどのワームのジグへッドリグやミノーを多用するという。

朝一ということもあって、自分が選んだのは少し派手なオレンジのXRap。



釣り場の雰囲気的には、里山を流れる清流といったイメージだろうか。


河原には大小様々な岩が点在し、
日本だとヤマメが釣れそうな雰囲気だ。



…きたっ!!!



…!?…



背後から聞こえた声で振り返ると、
下流側でロッドを大きく曲げてファイト中のいたるさん。



駆け寄ると見事なソガリだった!




うおおおおおおおおっ!!!



ソガリやぁぁぁぁ!!!



カッコ良すぎるぜ!!!




自分が釣ったわけではないのに、既に満足感に満ち溢れていた。



…けど、やっぱり釣りたい!!笑



ミノーで広範囲を探りながら下流に進むと、良さげな岩場が見えてきた。


流れの当たる大岩の裏にミノーを送り込み、一発ヒラ打ち!


次の瞬間、ミノーがひったくられ、
深みに向かって突っ込もうとする魚。


PE0.4にフロロ6lbというライトなセッティングのため、
あまり遊ばせることはできない。


一気に魚を浮かせ、勝負を決めた!!




良型のソガリを手にし、手が震える。




Huerco XT511-5S
DAIWA セルテートヴィンテージカスタム2004
PE#0.4+フロロ6lb+
バクシンスナップ#0
RAPALA XRap
ICHIKAWA FISHING KAMAKIRI TREBLE #6 


意外とあっさり釣れてしまい拍子抜けだったが、
ポイント・タイミング・ルアー…今思うと全てが完璧だった。


そんなことよりこの魚…

想像していたよりも、はるかにカッコいい!




いや、めちゃくちゃカッコいいぞ!!


ソガリ!!!