先週に引き続き、ギフチョウを探して車を走らせた。
今回出向いたのは地元・京都。
10数年前…
この場所で何度もギフチョウを探したことがあるが、当時は見つけることができなかった。
一眼レフ片手に山道をひた歩き、彼らの住む雑木林を目指す。
雨は止んだが、天候は曇り。風も強い…
今シーズン動けるのは今日がラスト。
今日は飛ばないだろう…でもひょっとしたら…
僅かな希望を胸に抱き、その瞬間を待つ。
雲の切れ間から木漏れ日が差した時だった。
目の前のカタクリの横で何かが揺れる。
思わず息をのんだ…
春の女神誕生の瞬間…
ギフチョウの羽化が見れたのは初めて…感動的な光景だった。
あのギフチョウはもう飛び立っているだろうか…
また来年…この場所に再び会いに行ってみたいものです。