今日からリアルパプアにおける釣りがスタート。
おっさんの奥さんが作ってくれた朝食を食べ終え、川へと向かう。
船着場にはエンジン付きボートが準備されており、キャプテンが待っていた。
自分たちがボートに乗り込むとおっさんも乗り込んできて、
さらにアシスタント?の兄ちゃん二人も乗り込んで合計6人。
タックルとガソリンタンクを積み込んでGO!!…って、なんか人数多くない??
ちなみにいつもはキャプテン一人か、キャプテンとスキッパーの二人っていうパターン。
狭いボートでキャスティングのことも考えると定員的に4人が限界…
そして旅の予算的にも…
それを想定して…っていうか、最初からそういう話だったので、
キャプテンへの日当とおっさんのガイド代しか払ってないけど大丈夫なのか??
紹介時に日当などの交渉もおっさんに任せていたので、
おっさんに再度説明するも、追加でお金は必要ないからお前らは気にするな!と、やたら強気。
…うーむ。
本当に大丈夫なのか??
あとでもめても知らんぞ。
ボートが停泊していたのは本流に繋がる小さな支流。
水質はブラックウォーター。周囲には熱帯の木々が生い茂る。
おっさんとキャプテン曰く、
パプアンブラックバスにバラマンディ、グルーパーの類が棲息しているという。
パプアンバスはストラクチャー際を好むということで、先ずはセオリー通りの釣り。
岸際のえぐれや倒木など、
ストラクチャー際のピンにルアーを送り込んでいく。
ポッパー、ミノー、クランク…
あれやこれやローテーションして探ってみるも反応は無い。
基本はブラックウォーターで、潮の上げ下げによって水が入れ替わる。
上げ潮のタイミング。
川の上流域、逆流する小さな支流に入った。
濁り水の中、キャストを続けるも反応は無い。
雰囲気は抜群なのだが…
ボートを進めていき、
最後に行き着いた倒木溜まりにて…
…ズドン!!
昨年のウェストパプア以来かな。
濁り水の中から姿を見せてくれたのは、
今遠征において初となるバラマンディだった。
魚の顔が見れてホッと一息。
村から汲んできた雨水を飲み干した。
その後も投げ続けたけれど、本命からの反応は無いまま終了。
突発的なスコールに見舞われ、冷たい雨に打たれただけだった。
先ずはイッピキ。
その姿を見てみたい。
どこにいるんだ…パプアンバス。