2019年12月12日木曜日

東パプア釣旅2019 その1…旅の続き。



今年の夏の話ですが、8/7~22の約二週間の日程で東パプアへ。


昨年の夏に西パプア(インドネシア領)を訪れたので今回の旅はその続きになるかな。


西パプアではブラックウォーターのダナウにて、
ゴールデンバラマンディやノーザンサラトガに出逢えたのだけれど、
パプアと聞けばまだまだ見てみたい&釣ってみたい魚がたくさんいる。

興味のある魚がいるということ以上に国として見ておきたいというのもあって、
今年はエリアを大きく変えて東パプア(パプアニューギニア)を釣り歩く事にした。


今回の旅の目的は二種類の魚。

パプアンブラックバスとパプアンスポットテールバスだ。


インドネシア~パプアの比較的広域に棲息するパプアンブラックバスに対し、
どちらかというと生息域が限定されているイメージのパプアンスポットテールバス。

折角行くのであれば両種を狙ってみたいと思い、選んだ場所はニューブリテン島。

ちなみにニューブリテン島はパプア本土の東側に位置し、両種が棲息していることで昔から有名な島だ。


ご存知の方も多いと思うが、一般的に~バスと呼ばれているけどフエダイの仲間。

二種類ともかなり大型になり、
とくにパプアンブラックバスはその引きの強さから淡水域において最強!と言う声もよく聞く。

魚類としての興味もあるが、それ以上に「釣り」の対象魚として一度は狙ってみたいと思える存在だった。


さて、パプアニューギニア(以下、PNG)へは日本からの直行便も飛んでおり(片道約7時間ほど)アクセスは悪くない…


けれども直行便はやっぱり高い。。


今回は予算の都合上、最安値のチケットを手配。


日本からフィリピンのマニラ経由でPNGの首都・ポートモレスビーへ。




そこから国内線でニューブリテン島へと飛ぶ。

マニラまではLCCで飛んで、そこからはニューギニア航空を利用する予定だったのだけれど、
カウンターにチェックインするやいなや、職員から衝撃的な一言を聞かされた。


「火山噴火の影響で飛行機は飛びません。」


………


「ぬ!?」


一瞬なんのことか分からなかったのだけれど、
一ヶ月ほど前に起きた火山噴火の影響で我々が降り立つ予定だった空港はクローズ。

飛行機は飛んでおらず、運行再開のめども立っていないのだという。

最終目的地に降り立つことができない。

旅が始まって早々に出鼻を挫かれたが、とりあえずポートモレスビーへ飛んで、
そこからの動きは現地に着いてから考えることにしよう。



ちなみに昨年度の西パプアでは台風の影響で関空の滑走路が冠水。

ジャカルタから関空までの復路便が無くなった…

急遽羽田までの便に振り替えてもらったけれど。

なんかしらんけど近年は天災で悩まされる事が多いような。。




そんなこんなで日本を出て二日目の早朝、
PNGの首都・ポートモレスビーへと降り立った。


無事に入国審査を済ませ、ニューギニア航空の空港カウンターへと向かう。

念のため再度確認をとるも、やはり最終目的地の空港は閉鎖中。

しかし、火山噴火による影響の少ないニューブリテン島の東側・ラバウルまでは飛行機が飛んでいるという。


当初の予定ではニューギニア本土に近い、ニューブリテン島の西側で釣り場を探そうと考えていた。

西側でいくつか目ぼしい河川をチェックしていたのだけれど、東側は全くのノーチェック。



確認するとチケットの変更は可能とのことだ。



さて、どうする…??



いや、考えていても仕方が無い。


とりあえず行ってみよう!!