2015年2月27日金曜日

南米釣行2015ブラジル編 その13…水面の爆発…





シクラ・テメンシス/Cichla temensis

現地ではトゥクナレ・アスーと呼ばれている、シクラ属の最大種。

サイズ・ファイト・ゲーム性の高さ…

その全てにおいて、
最高レベルに面白いフィッシングターゲットだと思う。

今回も彼らには楽しませてもらった。




























おねぇちゃんスイッシャーにも「ドッカーーーン!!!」…と炸裂した。




個人的にはこのルアーに入魂できたから大満足!笑






とあるラーゴでのこと…

このラーゴは減水にてボートが入れなかったため、陸っぱりで挑むことになった。

沖に張り出した岬にて、ガイドのジェットリオと良型のアスーを連発!

反応がなくなってきたため、次で移動しようかと投げた何気ない一投だった…



チャカチャカ…


水面直下で踊るジョーペピーノ…


モワッ…


ルアー後方で大きな波紋が立ち、ジョーペピーノに向かって走る。



キタッ!!!


…黒く、巨大な頭がルアーめがけて突っ込んでくる!


食え!食え!


…強く念じ、竿を振り下ろす…


ギョロリ…!


一瞬、魚と目が合った。


カンッ!…


…!?


魚はルアーに軽くキスし、反転…


巨大な影はブラックウォーターへと消えていった。


水面に残る巨大な波紋…


あまりの迫力に圧倒され言葉が出なかった。


後ろにいたガイドのネガンが「グランジ…」と小さく呟く。






今年はいろいろな魚種に出会うことができたし、個人的には大満足だった。


しかし釣り人は欲深い…

来年はデカいアスーのみに狙いを絞って挑んでみよう…

バルセロスまで帰りの道中…

すでに次回のネグロのことしか頭になかった。


また来年も戻ってこよう…

リオ・ネグロへ。