恒例化しつつある、年明けの南米釣行。
今回は南米大型ナマズを追いかけ、ギアナ三国へ…
旅の舞台はスリナムとガイアナ。
期間は1/4~2/8までの1ヶ月ちょい。
トランジットなどによるオマケのヨーロッパ滞在等を除くと現地滞在は26日間。
釣り場の大まかな目安はつけているが、基本的にノープランな今回。
いろいろとバタバタなタイミングでもあったが、
友人達の協力もあって、必要十分な装備を整えることができた。
友人達の協力もあって、必要十分な装備を整えることができた。
そして気がつけば出国日の1/4を迎えていた。
同行者は当ブログではお馴染みの植木屋いたるさん。
いたるさんとの南米釣行は今回で三度目。
これまでの釣行は基本的にルアー系メインだったため、大型ナマズ族を真剣に狙う機会が少なかった。日本では水族館で見るようなアマゾンの巨大ナマズ、ピライーバやジャウー…いずれ釣ってみたいよね~そんな話をしつつ、釣行のタイミングをうかがった。
ルアー系は基本的に乾季が良いが、南米ナマズ…とくに大~特大級を狙うのであれば、水量が多い雨季が良いとされている。1月の北アマゾンは乾季。しかし今年は異常気象の影響だろうか、乾季にも関わらず全体的に降雨量が多く、どこも水位が高いといった具合。ナマズ狙いには好条件だが、アマゾン水系は川の規模が広大すぎるがゆえに時間が必要。
一回の釣行で時間と旅費がそれなりにかかってしまう南米。そう何度も行けるわけではない。アマゾンを最高潮に楽しみたいからこそ、ターゲット・時期・エリアの選定はとてもシビアに考えてしまう。
昨年度のベネズエラに引き続き、今回の旅の舞台は北アマゾン。スリナム・ガイアナにはアマゾン川水系とは別の独立河川がいくつも流れており、規模的にも魚の居場所を絞りやすい。二人でいろいろ考えた結果、今回は大型ナマズのみに的を絞り、旅を進めることに…
まず最初の舞台はスリナム共和国。
スリナム入国までの行程はシンプル。
関空→オランダ・アムステルダム
オランダ・アムステルダム→スリナム
関空から一度オランダまで飛び、アムステルダム経由でスリナムに入った。
これまで南米釣行の際はアメリカ経由が多かったのだが、今回は初のヨーロッパ経由。
トランジットの時間が長く、
アムステルダムにて一泊するハメになってしまったが、
一度荷物を受け取るのでロスバケの心配も無い。
非常にスムーズに入国することができた。
空港から首都までは乗り合いバスかタクシーを利用。
途中に両替所があるので、そこで両替を済ませる。
元オランダ領であり、南米で唯一オランダ語を公用語とするスリナム。
アフリカ系・インド系移民が多く、独特的な雰囲気だ。
町の雰囲気は至って平和。
南米地域でよく目にする有刺鉄線などなく、家と家を隔てる壁自体が少ない。
非常に開放的な作りの家が並ぶ。
一番驚いたのはそして町にゴミが落ちていないということ。
これは首都だけでなく、田舎に行っても変わらずで驚いた。
そして夜になっても車・人の動きがあり、活気に満ち溢れている。
少し気にしていたが、スリナムの治安は良さそうだ。
この日は首都・パラマリボに宿泊予定。
空港からタクシーで1時間ほど走るとパラマリボに入った。
途中で少し買い物をしてみたが、菓子パンが1個約80円。
500mlのペットボトルコーラが1本約80円ほど。
スリナムの物価は日本よりも少し安いかな??といった具合だ。
そうこうしていると、
パラマリボのゲストハウスtwenty4(一泊¥2.500ほど)に到着。
今後の旅の行程計画と大まかな費用計算を済ませ、眠りについた。