スリナム入りした次の日。
目的地の釣り場へ向けて早々に移動を開始した。
スリナムでの目的魚はピライーバ…現地名はラウラウ。
大きいもので3メートルをゆうに超え、「河の王」と称される超重量級大型ナマズだ。
舗装路を数時間ほど走り、辿り着いたのは濁り水の大河。
海からすぐ近くのほぼ海水域だが、巨大なラウラウがゴロゴロいるらしい…
河畔の小さな漁師町で聞き込みを開始し、
そこで出会ったデーブとゲイリーという二人にガイドをお願いすることになった。
そこで出会ったデーブとゲイリーという二人にガイドをお願いすることになった。
「1月はラウラウを釣るなら悪くない時期だ。俺たちはガイドとしてベストを尽くすが、釣れるかどうかはお前たちの運しだいだ。」
希望の値段交渉に応じてくれたのだけれど、残りの行程のことも考えると4日間が精一杯だ。
…後に知るのだけれど、彼らは有名なラウラウフィッシングのプロガイドだった。
…後に知るのだけれど、彼らは有名なラウラウフィッシングのプロガイドだった。
行き帰りの移動も含めると計6日間。
小さなアルミボートに荷物を積み込み、小さな水上家屋を押し進めながら上流部を目指す。
ベースとなるキャンプ地に行き着くまでの数箇所で竿を出すもアタリは皆無。
一本でいい…
とにかく魚が出てくれれば…
正直、不安しかなかった。
そう、この時は…