2017年5月10日水曜日

九州とんこつ行脚・後編…スボカキ漁!




一度やってみたかったスボカキ漁。




有明海のエイリアンこと「ワラスボ」を捕るための伝統漁法。

調べてみると佐賀県・鹿島の道の駅でスボカキ漁体験ができるとのこと。

ワラスボに関しては以前から興味はあり、
今回の遠征中に捕まえてみたい魚の一つだった。

確認するとスケジュールに空きがあったため、
遠征期間中に急遽参加申し込みさせていただくことに…




有明海・道の駅裏の広大な干潟へ…

先ずは名人にスボカキの基本を教えていただく。




干潟を自由に移動するための「潟スキー」というアイテム。

最初はこの潟スキーの扱いに苦戦するも、
コツを掴み機動力がUPしてからは順調にワラスボとコンタクトすることができた。




干潟に空いた無数の穴のどれかに潜むワラスボ…




長刀の先端を掛け針のような形状にした「スボカキ」という漁具を使い、
自分達の真下に潜むワラスボを掛け捕っていく。

ワラスボが潜む穴を見つけ、その周囲を探るのだけれど、
エリアを数箇所に絞って、反応が無ければ大きく移動する名人。

名人のやり方を目で見て学んだが、
手返しよく浅く探り、次々とワラスボを仕留めていく。

潟スキーに慣れたとは言え、不慣れな状況に次第に疲れが溜まっていく…

干潟が乾き、移動も辛くなってきたため、
近場のまだ抜ききられていないであろうポイントを丁寧に探ることに。

ワラスボが潜むであろう穴が集中する箇所まで行き、
真下を探るとそこそこ数も稼げた。




たまにムツゴロウも…




ワラスボが掛かり、
ヌッ…という手ごたえがあると思わずニヤリとしてしまう。笑

噛まれてもそれほど痛くない。





独特的な見た目だが、ハゼの一種。





キャッチできたワラスボは食べれる分だけキープ。
ムツゴロウは写真撮影後にオールリリース。




泥んこになって遊んだ後は温水シャワーでスッキリ。
価格はリーズナブルですが、体験内容はなかなかに本格的!

…時期によってはムツゴロウのムツカケ体験もできるとのこと。



道の駅・鹿島のスボカキ漁体験。個人的に超オススメです!

↓↓↓



道の駅では定番のワラスボの干物やワラスボの串焼き、
ムツゴロウの甘露煮など珍味なグルメも…

見た目的に抵抗ある方もいるかな??…どれも美味でした。笑