6月…
今年もこの時期がやってきた。
釣り物が増えるため忙しくなるのだが、
昨年度同様、6月に入ってまず最初に向ったのが北海道。
今回は5日間という釣行日程で二つの地域を巡ることにした。
同行者は当ブログでもお馴染みの植木屋いたるさん。
仕事終わりに伊丹空港へと向かい、最終便で新千歳空港に降り立った。
レンタカーを借り、
セイコーマートで腹ごしらえを済ませロングドライブ開始!
最初に向ったのは道北。
狙いはイトウ。
今回は同行者のいたるさんに釣って頂くのが目的だったため、
自分自身はガイド的な立場で同行することに…
ロングドライブを経て、イトウの棲む川辺に立つ…
川岸は粘土質、そしてブラックウォーター。
人の手が入ること無く、
自然の姿のまま流れ続ける川…
年に一度、此処に帰ってくる度にワクワクしてしまう。
年に一度、此処に帰ってくる度にワクワクしてしまう。
数ヶ所のポイントを巡り、川全体を静かに観察していた。
水面に大きな波紋が立ち、次の瞬間激しい水飛沫が上がる。
今年も彼らは健在のようだ。
「サイズに関係なく、イッピキのイトウに出逢えたら俺はそれだけで満足やで。」
そう呟く、いたるさん。
釣り支度を済ませ、
川岸に立ってキャストを繰り返して頂くも…
そう簡単に食いついてはくれない。
いたるさんの数メートル先で激しいボイルを繰り返し、
巨体をひるがえして深みへと姿を消すイトウ。
暫くの間、観察を続けていたが、雨が降り出したので一時撤退。
車の中で作戦会議!
ポイントを少し休ませようというのもあり、向ったのはとある渓流。
「ニホンザリガニが見てみたい!」
以前からいたるさんの要望があったということもあり、
ニホンザリガニに逢いに行くことにした。
渓流に到着し、
「その辺の石をひっくり返すと居ますよ~」
なんて言うてると…
「いたーーーっ!!!」
上流側から期待通りの返事が聞こえてきた。
最北端に位置する小渓流の住人、ニホンザリガニ。
今年も出逢うことが出来てよかった!
ニホンザリガニの姿を見ることができ一安心。
緊張感も少しほぐれたところで、再びイトウ釣りに戻るとしよう…
イトウ釣りはというと、二日間のフィールド観察の中で有望なエリアを絞り込むことができた。魚の付き場、捕食パターンはほぼ把握できている。後は魚に口を使わせるだけ。ベイトがトゲウオであれば、マイクロスプーンや小型プラグ。ウグイであれば9センチまでの中~小型ミノーを多用するが、この時はウグイとトゲウオの両方が追われており、トゲウオも数は少ないがサイズは大きい。9センチクラスのミノーを結び、彼らが口を使うタイミングを待つ。
ドッパーーーン!!!…突如、目の前で起きる激しいボイル。ベイトが流れてくるタイミングを見計らい、ルアーをドリフトさせてやると巨大な影がルアー目掛けて襲いかかった。
いたるさんの初イトウ。メーターを超える太い個体だった。昨年度、小川健太郎氏にガイドして頂き、自身がメーターオーバーをキャッチしたパターンを再現しただけであり、自分自身大したことはしていない。ただただ、小川健太郎氏に感謝だ。しかし、巨大なイトウが水面を割る瞬間は何度見ても鳥肌が立つ…いたるさんがイトウをキャッチし、ガイドとして一安心。余裕ができたので自分も便乗して…
いたるさんの初イトウ。メーターを超える太い個体だった。昨年度、小川健太郎氏にガイドして頂き、自身がメーターオーバーをキャッチしたパターンを再現しただけであり、自分自身大したことはしていない。ただただ、小川健太郎氏に感謝だ。しかし、巨大なイトウが水面を割る瞬間は何度見ても鳥肌が立つ…いたるさんがイトウをキャッチし、ガイドとして一安心。余裕ができたので自分も便乗して…
同パターンにてメーターオーバーをキャッチすることができた。
Rod:TULALA エルホリゾンテ70
Reel:シマノ スピードマスター200
Line:PE4号+ナイロンショックリーダー60lb+バクシンスナップ
Lure:ima サスケSF-95
Line:PE4号+ナイロンショックリーダー60lb+バクシンスナップ
Lure:ima サスケSF-95
少し前に北海道入りしていた小川さん曰く、今年は魚が少ないとの事だったが、タイミングが良かったのか、岸際にはトゲウオの姿もチラホラ見られ、いたるところで豪快に捕食を繰り返すイトウの姿が確認できた。
イトウは弱りやすい魚のため、キャッチ~リリースに至るまでは慎重に行う。
両個体ともに元気に帰って行ってくれてよかった。
そういえばイトウを観察し、あれやこれや試している中で珍客に出逢えた。
ヌマガレイ!
トンギョパターン実践中、
マイクロスプーンのリフトアンドフォールにヒット!
以前から釣りたいと思っていた魚種の一つだったため、
非常に嬉しいイッピキだった。
個人的にはイトウを釣るよりも嬉しかったりして。笑
二日間という短い滞在期間やったけれど、
新しい発見も多く、非常に濃かった今回。
メモリアルな瞬間に立ち会えてほんと嬉しかった。
いたるさん、おめでとうございます!!!