2014年11月3日月曜日

東南アジア釣行2014タイ その3…クチパックン




ディアウ&メイミーと合流して、次の日…

「まだ釣ったことのない魚を釣りに行こう!」

という彼らの提案で、たどり着いたのは海の近く…


貝やエビの養殖池と水路が多く存在する汽水地域だった。


ここに入ってきているバラとプラークラウという魚を狙うらしい…



朝一…



あちこちの水面で波紋が立っている。


あれがクラウだ!ポッパーがいいぞ!

そういいながらディアウがガンガン釣り上げていく…


同じくポッパーで攻めていると…






釣れた!

プラークラウ!
マサがクチパックンって呼んでた魚。笑
釣り上げてから狂ったように暴れまくる危なっかしい魚やけど、
ファイト中も狂ったようにジャンプを繰り返す。


時折、大きな波紋とともにパッコーーーン!!!
バラのバイト…何発か出たけれどフックアップならず…






朝食は釣れたばかりのクラウ…柔らかい白身…んまい!!!
お昼からはディアウの友人・フューチャーの貝の養殖池へ。
ここにもクラウとバラが入ってきているという…






一投目で小型のバラが釣れた!






しかし釣れたのはこの一本のみ…
暑い…そして釣れん…
暑さにやられ、バラ・クラウ釣りにも飽き、
そこら辺を歩いて回る…


フューチャーの家の裏を流れる、マングローブ地帯の水路。
ふと目をやると水面を何かが泳いでいる…


ジャイアントマッドスキッパー!!!


タイ名…プラーティン



水面に顔だけを出し、ヒョコヒョコと泳ぎ回るプラーティン…
最初ネズミか何かかと思った。笑

試しに小型ポッパーを投げると飛びついてきた!
…けど、なかなかフックアップせず…
この魚、意外とテクニカル。
何度もチャレンジしていると、向こうもイライラしていたのか、
思いっきりひったくった!

水上ではあっさり寄ってきたけど、
手前の泥沼で前足??で踏ん張って抵抗するプラーティン。


…無理くりグイッと引っこ抜いた。笑






釣り上げてみたら意外と大きくてビックリ!






前々からこれ釣りたかったんよな~嬉しすぎる…






地面に置くと走って逃げようとする…






なかなか強暴そうな牙をお持ちのようで…






この養殖池&水路地帯…かなり広大な規模のため、ポイント移動はバイク…
オフロードをガンガン走り回る。





昼食ももちろん釣り上げたクラウ…笑


昼食後は午前中にディアウとフューチャーが見つけてきてくれたポイントへ。

ポイントに着くとプラークラウのライズがいたるところで見られる…


みんなで一斉に投げると警戒するということで、
一人が釣ったら交代で攻めていく作戦になった。


しかしこの作戦が大正解!


クラウのラッシュに突入…












ヒットルアーはディアウ&メイミーの作っているレオパードポッパー。
ポッピングがハマり、次々と水面を割れた。












クラウはヒットすると狂ったようにジャンプ!
素早く走り回り、良く引く。トップへの反応も良好!

ディアウ&メイミーは結構面白いよ~と言っていたけど、
専門に狙ってみるとなかなか楽しいターゲットだと思う。









Tackle

 
Rod:TULALA Glissando72
Reel:シマノ バイオマスターC3000
Line:PE1.5号+ナイロン20lb
Rule:レオパードポッパー






汽水域のクラウ釣り…外道で8~10㌔バラがよく掛かるということでTULALA GS72を使用。
小~中型プラグメインの使用でもとても扱いやすく、
大型がヒットしても安心感があるので個人的には手放せないロッド。






日も暮れてきたので、最初のポイントに移動~



朝にバラのバイトが多発したエリアでポッパーをキャスト!


大きな波紋が立ち、
パッコーーーン!!!


水面が割れた!!!


フッキングと同時に全身を出してテールウォークを繰り返すバラ!!!


本命登場!


…しかもデカい!!!


ドラグ音が鳴り響く…

走っては寄せての繰り返し…



そして最後の最後…

手前に寄ってきたところで、


フッ…


ああああああっ!!!!!!



ギャラリー一同から声が漏れる…


見ると針が一直線に伸びてた。笑



…すんません…






晩飯はお昼に釣り上げた小型のバラ。

と、山盛りのクラウ…


美味しいんやけど、クラウはもうしばらくいいかな~笑






ここでゆうちょんは一足先に日本へ帰国。

ゆうちょん、お疲れ様~
釣堀とはいえ休憩なしのハードなツアーに付き合わしてもうて、
ほんとすみませんでした。笑



この日はチョンブリーにあるディアウ&メイミーの家でホームスティ。

プリティーローションのフルーティな香りが漂うオフィスで、
十分すぎる寝床を作ってくれた。






明日の釣りに胸を膨らませ、
なかなか眠りにつけないままこの日も夜は更けていった…