2017年、晩秋の頃。
とある魚を探して三年目。
その魚を求めて原産国・台湾に足を運んだこともあった。
台湾弾丸釣行2016↓↓↓
http://pescatorenakanishi.blogspot.jp/2016/08/2016.html
良い出逢いに恵まれ、楽しい台湾釣行になったのだが、
二泊三日の短期釣行では出逢うことができず…
台湾弾丸釣行2016↓↓↓
http://pescatorenakanishi.blogspot.jp/2016/08/2016.html
良い出逢いに恵まれ、楽しい台湾釣行になったのだが、
二泊三日の短期釣行では出逢うことができず…
近年はプラーチョンなど外来種の侵食により個体数が激減しているとのこと。
台湾でのリベンジのことも考えていたが、
過去に国内にも移植されたことがあり、数は少ないが未だに何処かに棲息しているらしい…
もしまだ残ってくれているのであれば、その姿を一目見てみたい。
機動力をフルに駆使し、
時間を見つけては水辺を駆け回った。
時間を見つけては水辺を駆け回った。
藪こぎしまくって傷だらけ、泥まみれ、蚊にかまれてボコボコ…
何度心が折れそうになったかわからない…
本当にいるかどうかですら定かではない、
正直終わりの見えなかったこの挑戦に度々付き合ってくれたいたるさんに感謝だ。
やはり幻なのだろうか…
しかし、もしまだどこかに残っているのであれば、やっぱり諦めきれない。
台湾にお邪魔した際に案内してくれた現地の友人いわく、
コウタイは山間部の渓流など主に流水域に棲息しているという。
そんな条件に当てはまるようなポイントではなかったが、
なんとなく狙い方の目星はついていた。
ターゲットのサイズ感・食性・ポイント的に見て、
最も出逢える可能性が高いであろう餌釣りで探っていく。
釣り方はとても単調。
地味な作業の繰り返しでしかないが、こちらは本気の真剣勝負。
この釣りにおいて厄介なブルーギルやバスの猛攻を突破し続け、
ついに、やっと…
…まだ残っていてくれたんやね。
秋の夕暮れの中、
遂に、やっと…憧れだったその姿を拝む事ができた。
同ポイントでカムルチーの幼魚も…
体色や模様は勿論だが、体型的にも大きく違った雰囲気。
彼らに腹ビレは存在しない。
光量の関係上、写真では分かりづらいけれど、
ほんのり赤?橙?がかった魚体が、とてもシブく美しい個体だった。
水生植物が豊富な水辺では、
あちらこちらで可愛らしい雷魚の呼吸がチラホラ…
眺めているだけ一日過ごせそうな雰囲気にしばし癒された。
日が暮れるまで続けたが、
ヒットするのは小型のカムルチーばかりで、本命は写真の個体のみ。
やはり個体数はかなり少ないと思われる。
舞台となった水域は過去に移入があったとされている地域だが、
現在もひっそりと棲息している彼らはその末裔なのか、
それとも誰かが飼育していた個体を放流しそれがひっそりと根付いてしまったのか…
様々な説が囁かれているのだが、真相は定かではない。
現在もひっそりと棲息している彼らはその末裔なのか、
それとも誰かが飼育していた個体を放流しそれがひっそりと根付いてしまったのか…
様々な説が囁かれているのだが、真相は定かではない。
長い道のりだったけれど、やっとスタートラインに立てたかな。
広大なエリアの片隅にひっそりと存在するであろう最後の楽園を求めて。
来シーズンこそは…
来シーズンこそは…