2017年11月7日火曜日

ベッコウ合宿2017!




11月初旬。

早朝初、仙台行きのピーチ便に乗り込んだ。

急遽開催となったベッコウ合宿2017。


前半戦は牡鹿半島にてボートロック!


メンバーは今回声をかけてくれた万ちゃん。

万ちゃんの会社の後輩さんと、
急遽、青森から参戦していただける事になった「青森のおじさん」こと圭太さん。

自分と松原くんの計5名だ。





…んまーーーい!!!


今回は快星丸さんにお世話になりました。

↓↓↓

http://kaisei-maru.com/






XT710-5C / XT610-4C / XT611-4S


今回準備したのは上記の3タックル。

ヘビーな磯打ち、より根が荒い場所での接近戦用にXT710-5C。

24~42gのテキサス・ジグヘッドリグまで、幅広く扱えるバーサタイルなXT610-4C。

16~24gと比較的軽めのテキサス・ジグヘッドリグのスイミング用にXT611-4S。


今回はベッコウ狙いということで、
過去に実績の高いポイントを重点的に回っていただいた。

メインで使用したのは、
21~30g前後のタングステンシンカーにクロー系ワームを使用したテキサスリグ。

これで岸際~沖の根回りを丁寧に探っていく。





幸先よくベッコウをキャッチした松原くん。

おめでとうございます!そして羨まし過ぎる!!!

XT610-4C×スイミングテンヤ30g+バルト4インチにて。





「青森のおじさん」

本命のベッコウは勿論、
アイナメにマゾイなど、メチャクチャ釣ってた。

雷魚釣りで培われた鬼フッキングがハンパない!!!





万ちゃんと釣りするの何年ぶり??

相変わらず終始笑いが耐えなかったなー

来春は琵琶湖で暴れましょう!!!





〆に松原くんがキャッチした良いベッコウ!

流石ロックにーさん!!!

XT611-4S×ジグヘッド+Jクローにて。





ゴールデンなアイナメが釣れると一同テンション上がりまくり!

羨まし過ぎる…





ワシはベッコウ釣れまへん。

ということで、スイミングでアイナメでも。。。

まだまだ修行が足りん…

出直してきます!!!





万ちゃんのラストアイナメ!良過ぎる!!!





ボートロックで大活躍だったXT610-4C。

メインラインはPE1~1.5号にショックリーダーはフロロ20~25lbを使用。

3~4インチクラスのクロー系やシャッドテールをメインに、
21~30gのテキサス・ジグヘッドリグなど状況に応じて幅広く対応。

普段のバスタックル感覚で使えるので一日振り続けても疲れ知らず。

ショア~ボート問わず、とりあえず一本ならオススメかな。




何気にルアーで初のムラソイ。

イール8インチにガッツリ食ってきてくれた。

ムラソイのデカいのも釣ってみたいな~笑





自分は本命のベッコウをキャッチできなかったけれど、
アツい仲間たちと最高の時間が過ごせたのでOK!





ご一緒した皆様、佐藤船長。

楽しい時間をありがとうございました!



松原くんを仙台空港に送り、万ちゃんを別れた後にとある男達と合流!


さんぺーくんと、「村長」こと大津パイセンだ。

後半戦はショアからベッコウチャレンジ!

舞台となる牡鹿半島に向け、車を走らせてもらった。


先ずは肩慣らしの夜の部。

様々な場所をランガンしつつ、ベッコウを狙うも他魚種のアタリが頻発。

さんぺーくんはメバルを次から次へとキャッチしていく。

夜の部ではベッコウは不発。





夜が明けてからは磯に降り立った。

山歩き、クライミング、難所ではロープも使用。


狙いはベッコウ一本!ビッグワーム縛り!


しかしアタるのは相変わらず元気なアイナメ。

彼らのアタリを無視し、彼らの潜むであろう根を丁寧に探っていく。


この日は風が強く、ロックをやるには少し辛い状況だった。

大きな根が点在しているのだが、いずれも荒く根掛かりが頻発。


「ぺスちゃん、行き詰ってるね。これでも食べて!」


見かねた村長が高級チョコをくれた。それも三つ!笑


「さんぺー君には内緒だよ!笑」


村長の施しによってちょっとリラックス。


根に擦れてボロボロになったラインを結びなおして釣り再開!

気になっていた根回りにロングワームのテキサスリグを投入。

フワフワ漂わせ、着底させた瞬間だった。


ゴン!


…キタ!!!


一呼吸おいて大アワセを入れるも…


グッ………う、動かない。



根掛かり??いや、そんな筈は…


ロッドを大きく煽るとゆっくり動き出し、伝わる生命観。


間違いない!魚や!!!


ゴリ巻きで寄せ、一気にブッコ抜く!





うおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!!

ベッコウじゃぁぁぁぁ!

いよっしゃああああああああああ!!!!!


もう嬉しすぎて何度も雄叫びを上げてしまった。





Huerco:XT710-5C
SHIMANO:スピードマスター200
クレハ:シーガー20lb
オーシャンルーラー:インターシンカー21g
がまかつ:ワーム316 6/0
バークレー:ガルプ イール8インチ


何度見ても堪らない…

ほんとカッコええ魚や。


「ぺスちゃん!やったね!おめでとう!!!」

みんな自分のことのように喜んでくれた。





みんなの協力があったからこそ出逢えたイッピキ!

本当に、本当にありがとう!!!



お次は村長の番だ。


「村長!行き詰ってるね。そんな時はコレ!」


高級チョコを献上!勿論三つ!笑


「さんぺーくんには内緒やで!笑」


そんなやり取りをしつつ数分後…





うおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!!!!!!


村長もベッコウをキャッチ!

嬉しすぎて村長の涙腺崩壊!男泣き!!!


「やったね!村長!!!」

人の釣ったイッピキでここまでアツくなれる魚ってなかなかいないよね。


「ベッコウ釣ってないの俺だけじゃん!」

ガイドとして我々の世話見係をしてくれていた、さんぺーくん。




最後にバシッと〆のベッコウ!!!

流石!カッコ良過ぎるぜ!!!


自分はアイナメをキャッチしていないけれど、
さんぺーくんや村長はベッコウ狙いの合間にポツポツとキャッチ!

今回みたいにベッコウに拘らなければアタリ自体は多く楽しい釣りです。笑


しかしビッグワームでベッコウのみを狙い続けるロックショアゲーム。

ちょいと辛いけれどハマりそう…笑



今回使用したタックルについて…





Huerco:XT710-5C


ブラックバス狙いにおけるヘビーカバーのパンチングやフロッグゲームに対応したパワーゲームモデルだが、今回のように荒磯から狙うショアロックゲームにも十分に対抗可能だと感じた。今回は16~30gまでのタングステン~ブラスシンカーを場所によって使い分けて使用。パワー表記で言うならXXHクラスかな。ネバりの中に張りを持たせたブランクスはメインで使用した6~8インチクラスのロングワームやシャッドテールなど巻き抵抗の大きいビッグワーム使用時にもロッドティップが負けることなく使用でき、ボトム~スイミングにいたるまでストレスなく扱う事ができた。

操作性を重視し、張りを持たせたブランクス設計だが、魚を掛けてからも適度な張りを維持。ロッド全体のトルクパワーで余裕をもって強引に寄せることができるため非常に安心感があって、ファイト中にコンタクトする可能性が高いであろう点在する荒い根にも臆することなく攻め込むことができ、今回のような普段やり慣れない釣りにおいても心強い相棒になってくれた。





5ピースの仕舞寸法53.5センチ。

45Lのバックパックにすっぽり収まるサイズ感なので、今回のようにピーチなど格安航空会社を利用しての移動や夜行バス、電車や市バスなど公共交通機関を利用しての移動の際も煩わしくない。釣り場エントリー時はデイバッグに荷物をまとめて動いていたが、バッグのサイドにロッドベルトで縛って固定する事により常に両手はフリー。今回のように常に危険が伴うような磯への道程においても、より安全に釣り場にエントリーできたのが大きかった。



ベッコウを見すぎて感覚が麻痺してしまった今回だけど、
アイナメなどの他のロックフィッシュに比べて個体数が少なく、
彼らが着くであろうピンを知っていないと狙ってキャッチするのは難しい。

もしショアから自力で挑んだとしても出逢うのは難しかったと思うし、
ガイドしてくれた友人の長年の経験と知見があったからこそ最高のイッピキに出逢うことができた。

このイッピキに行き着くまでに関わってくれた全て方々に感謝ですm(__)m




メチャクチャ楽しい三日間でした!
お世話になったみんな!本当にありがとう!!!

次は関西で竿振りましょう!