琵琶湖水系の河川は季節関係なくビワナマを通年狙うことができるため、人気の高いフィールドです。近年は怪魚ブーム?の影響もあってか、ビワナマ狙いの釣り人も増え、それと同時に釣り場では死魚の姿も目につくようになりました。
人の手に触れた火傷の痕・人為的な傷が目立つ個体…
餌釣り仕掛けの根ガカリによる水中放棄…
細ライン使用によるラインブレイク…
河川のビワナマは生息環境が比較的狭く、閉鎖的水域ゆえに個体数は減少。最近はなかなかお目にかかることができなくなってしまっている現状です…ちなみに数年前は釣りに行けば、毎日のように釣れる…そんな存在でした。
釣り人の増加と共に、ビワナマ釣りからは少しずつ足が遠のきましたが、私個人的に好きな魚の一つであり、好きな釣りであるのには違いないです。
河川のビワナマは生息環境が比較的狭く、閉鎖的水域ゆえに個体数は減少。最近はなかなかお目にかかることができなくなってしまっている現状です…ちなみに数年前は釣りに行けば、毎日のように釣れる…そんな存在でした。
釣り人の増加と共に、ビワナマ釣りからは少しずつ足が遠のきましたが、私個人的に好きな魚の一つであり、好きな釣りであるのには違いないです。
これから挑戦したいという方もいらっしゃると思うので、魚の扱い方、ラインシステムについて最低限知っておいて頂きたいことをまとめてみたいと思います。
先ず魚の扱い方ですが、乾いた手で触らないであげて欲しい。初めてのビワナマ・大きいビワナマが釣れて嬉しい気持ちは十分に分かります。でも、釣り上げた後は水中によく手を浸し、濡れた手で丁寧に扱ってあげてほしい…できれば軍手推奨。乾いた手で触れると魚体に対するダメージはかなり大きく、リリース後に死に繋がる可能性が高いです。
餌のブッコミで狙う場合、根ガカリによって仕掛け・餌が水中に残れば、それに食いついた魚を殺しかねない。餌のブッコミで狙う場合、ダウンショット仕掛け等にし、メインラインは太め、フックより下を細めのラインにし、根ガカリ時はシンカーのみが切れるなど、針と餌を極力水中に残さないようにしてあげてほしいです。
あと少し、ラインを太くすれば防げた筈の死魚の姿も沢山見てきました。ラインブレイクによって口にルアーが残ると、その魚は捕食行動がとれず高確率で死んでしまいます。バス等と違い、ナマズ系の魚は自分でフックを外すことができません…ビワナマ釣りで使用するラインについてですが、基本的には太く強め。個人的にはPE4号+60lb以上が理想です。流水域のビワナマはヒットすると下流に走ろうとします。メーター近い魚が流れの中を暴れまくるわけですから、ラインには結構な負荷がかかります。そんな状況で岩に擦れればあっけなくラインブレイク。トロ場や止水域など、場所によっては細めのラインでもキャッチできるかもしれませんが、様々な条件下で確実に魚をキャッチするのであれば、ラインシステムは強めにする必要があると思います。自分の場合、ビワナマを狙う際のタックルは一本のみ。ワインはPE5号+80lbナイロンリーダーをメインに使用しています。ラインを太くしても食ってくるし、トロ場~激流域まで一本のタックルでやりたいというのもあり、強めのラインシステムを組んでいます。
現在のビワナマ使用タックルです。↓↓↓
中型プラグ~ビッグベイト使用タックル…
TULALA エルホリゾンテ78
シマノ スピードマスター200
PE5号+ショックリーダー80lb(FGノットで結束)
ビッグベイト~大型プラグメイン使用タックル…
TULALA エルホリゾンテ83
シマノ カルカッタコンクエスト300
PE6号+ショックリーダー100lb(FGノットで結束)
PE6号+ショックリーダー100lb(FGノットで結束)
参考までに。
慣れないフィールド・状況で大型がヒットした場合、せっかくの遠征でチャンスを逃してほしくないというのもあり、個人的には強めを推奨。
自分のやり方を人に強制するつもりはないですし(自分も人に強制されるのは嫌なタイプ。)、釣り人それぞれが自分の中でルールを持てばいいと思います。
河川のビワナマ釣りの現状を見て、今後もビワナマ釣りに来られる方、これから挑まれる方に是非知っておいてほしい…と思い少し書いてみました。
河川のビワナマ釣りの現状を見て、今後もビワナマ釣りに来られる方、これから挑まれる方に是非知っておいてほしい…と思い少し書いてみました。
参考にして頂ければ幸いですm(__)m