2014年6月6日金曜日

Red Eye…




今から5年前…大学二回生の夏。

初めての高知。

アカメの楽園へと降り立った。


小さい頃に見た魚図鑑でその存在を知り、釣りキチ三平を読んで憧れた魚。


高知に着き最初に向かったのは桂浜水族館。


目の前を泳ぐアカメに夢中になり、2~3時間ほど魚と睨めっこし続けた。


何かわかったわけではないが、なんとなくアカメと距離が縮まった気がした。


そして釣り場に立ったのは夕まずめ…

満潮一歩手前。


潮位が上がるにつれ、あちこちでスズキやチヌ、いろいろな魚が捕食を繰り返している。


それらを釣りたい衝動に襲われるが、ここはアカメの棲む地…


アカメを見てみたい…


本命を探して歩きまわった…


岸際を歩いているとストラクチャーの際に、黒い尾鰭が見えた…


あれはもしや…


ルアーをキャストしてゆっくり引いてくると、その魚は素直に反応してくれた。


ゆっくりと追いかけてきたが、距離が近すぎる…


すぐに回収。少しコースを変えて再度アプローチ…


魚とルアーの距離が縮まったところで、食う間を与えてやる。


…ガツン!!!

…食った!!!


そこからは無我夢中でファイト。

何度もエラ洗いされ、ヒヤヒヤもののファイトだった…










目の前に横たわる魚の目は赤く、ルビー色に輝いていた。


…憧れの魚を手にした…


しばし放心状態…


しばらくして喜びが沸き上がり、アカメを片手に叫び続けた…



















初回は運もよく、二日間で4本のアカメと出会うことができた。

これをきっかけに高知通いがスタートしてしまう…





























































高知に通いだしてから今日まで、たくさんのアカメと出会うことができた。


その全てが一緒に釣りに行ってくれる仲間達の協力・高知でお世話になった方々の力あってこそ。


一匹一匹に違ったストーリーがある。


これからもたくさんのアカメに出会いたい…


記憶に残る釣りがしたい…



今年のアカメシーズンはもう始まっている…


あのワクワクに出会うために…


今年も行ってしまうんやろなぁ…